| 科目名 | 画像評価学 |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 宮本 明 |
| 開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 作業療法学専攻 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 3年 | 前期 | 1単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
リハビリテーションを効果的かつ安全に実施するためには、画像所見から病態を理解することは不可欠である。また、国家試験においても画像読影は学生にとって苦手の領域の一つでもある。本講義は画像評価の基礎から、中枢神経疾患、運動器疾患、神経筋疾患、循環器・呼吸器疾患の画像等を解剖学的位置関係と関連付けながら、疾患の概念と臨床所見についても簡潔に解説し、画像評価における基礎的な能力獲得がねらいである。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
理学療法士としての読影経験と各種の教材を活用しながら、リハビリテーション医療の現場で役立つ画像評価の知識習得を図る。 |
| 授業の 到達目標 |
臨床および国家試験の問題順位から脳血管疾患と神経変性疾患の部位評価(梗塞・出血・変性部位と機能欠損)が最も重要であり、次に脊髄・脊椎疾患(OPLL、ヘルニア、圧迫骨折、骨転移)、骨関節疾患(関節リウマチ、十字靱帯断裂、骨折、変形性関節症、人工関節置換手術)、嚥下障害が含む肺疾患(肺炎、腫瘍、COPD)が多いため、これらの画像を評価するために重点的に履修し、以下の到達目標を期待する。 1.画像検査法を理解する。 2.画像解剖学を理解する。 3.画像評価で異常のエックス線・CT・MRI・超音波検査所見を理解する。 |
| 学習方法 | 教科書、ICT等を活用する講義とその後の小テスト、中間テストなどを通じて理解度を確認する。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
教科書:PT・OTのための画像のみかた(金原出版) 参考書1:PT/OT基礎から学ぶ画像の読み方(医歯薬出版) 参考書2:画像評価(医学書院) |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 20 | 50 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ◎ | 100 | |||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | シラバスをよく読み、授業の概要や到達目標を把握しておく |
| 授業 | 画像評価総論(なぜ画像読影が必要なのか) | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 画像評価の検査法について事前学習 |
| 授業 | 画像評価の検査法 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 画像評価の正常解剖について事前学習 |
| 授業 | 画像評価の正常解剖 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 脳卒中の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 脳卒中の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 頭部外傷の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 頭部外傷の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 脳腫瘍と神経疾患の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 脳腫瘍と神経疾患の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 脊椎の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 脊椎の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 1週目~7週目までの学習内容を試験範囲として予習 |
| 授業 | 1週目~7週目までの学習内容の理解度確認(中間試験として実施) | |
| 事後学習(復習) | 1週目~7週目までの学習内容を再度復習 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 上肢の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 上肢の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 下肢の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 下肢の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 他の運動器疾患の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 他の運動疾患の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 呼吸器・循環器疾患の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 呼吸器・循環器疾患の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 嚥下障害と誤嚥性肺炎の画像評価について事前学習 |
| 授業 | 嚥下障害と誤嚥性肺炎の画像評価 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | これまでの国題に出た画像評価の関連問題について事前学習 |
| 授業 | これまでの国題に出た画像評価の関連問題 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容の復習 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 8週目~14週目までの学習内容をまとめて予習 |
| 授業 | まとめと理解度確認 | |
| 事後学習(復習) | 試験対策として8週目~14週目までの学習内容を復習 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 授業計画はあくまで予定であり、講師の都合等により変更が生じる場合がある。 授業中の私語と遅刻、早退が禁ずる。 授業前後に積極的に予習・復習を推奨する 一コマ当たり3時間の事前・事後の学習時間を確保する。 学習内容を整理、理解の上に覚える。 |