| 科目名 | 臨床心理学概論 |
| ナンバリング | |
| 担当者 | 利光 恵 |
| 開設学科 専攻・コース |
デジタル社会共創学環 |
| 分類 | 専門教育科目 必修科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
臨床心理学の概要を理解するため、まず臨床心理学の定義・理念・体系を知り、世界や日本で臨床心理学がどのように発展してきたのかを学ぶ。次に、精神分析や行動療法など、臨床心理学における代表的な理論・心理学的支援法について学ぶ。さらに臨床心理学をどのように自己理解や他者理解の実践に役立てるのかを学ぶため、毎回リアクションペーパー・ワークシートを用いて体験的に学ぶことを目的とする。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
福祉・教育・保健領域で、臨床心理学的支援を行ってきた、実践経験20年以上の公認心理師・臨床心理士が授業を担当する。 |
| 授業の 到達目標 |
1.心理学全体における臨床心理学の位置づけと、その歴史的展開を理解することができる。 2.臨床心理学の代表的な理論・心理学的支援法について理解することができる。 3.学習から知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、心理学をはじめとする学問が直面する倫理的課題を理解できる。 4.現代社会が直面しているさまざまな問題の多様性を理解した上で、心理学を活かしながら説明することができる。 5.自己・他者について臨床心理学的に理解することができる。 |
| 学習方法 | パワーポイントによる講義を中心に、毎回ワークシートに取り組むこと、毎回の授業に対するリアクションペーパーを提出してもらい、次回に質問や感想についてフィードバックを行う双方向型の授業である。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
毎回授業資料を教員が準備する。 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 20 | 10 | 30 | 30 | 100 | |||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 100 | ||||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 「臨床」という意味についてインターネットなどを用いて調べておくこと |
| 授業 | 臨床心理学について学ぶ意味 | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | パーソナリティの理解 | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 臨床心理学の理論と方法の歴史 | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | コンプレックスとは | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 心と身体のつながり | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | ストレスとは何か | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 精神分析について | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | パーソン・センタード・アプローチについて | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 認知行動療法(マインドフルネス)について | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 認知行動療法(ACT)について | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | ゲシュタルト療法について | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | ナラティブ・セラピーについて | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 心理的障害の原因とその障害特性について① | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 心理的障害の原因とその障害特性について② | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | リアクションペーパーへの返信内容を確認しておくこと |
| 授業 | 心理的障害の原因とその障害特性について③ | |
| 事後学習(復習) | リアクションペーパーを期日までに提出すること | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 毎回の授業に対するリアクションペーパーの内容、提出で、この授業への評価を決定します。 提出の遅れ、失念があった場合は、授業に参加していないことと同等になります。 欠席・遅刻は、必ず教員に連絡してください。代替課題を伝えます。連絡がない場合は代替課題を伝えられないため、評価点が減点されます。 |