科目名 | 教育の方法と技術 |
ナンバリング | CS_B2_02 |
担当者 | 草場 聡宏 |
開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 4年 | 前期 | 0単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
本授業では学習指導論、教育課程論、教育評価論等の観点に基づき、実際に授業を行うために必要となる教育方法についての基礎的な知識の獲得を目指す。また、「ビジュアル型プログラミング言語(CodeStudio)」の演習を通して、今回の小学校学習指導要領で必修化された「プログラミング教育」についての基礎的な知識・技能を身につけることを目指す。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
授業場面における指導方法について具体的に考えていく。また、プログラミング教育及び情報通信機器を活用した指導に対応できるように、実践的な場面でのICT機器の利用の方法について演習を行う。 |
授業の 到達目標 |
1) PISAなどの国際調査結果から現代社会で求められている教育の課題について理解し、その解決に向けて必要な取り組みについて考察することができる。 2) 諸外国や日本の教育についての基本的な考え方の変遷を振り返り、時代背景とのかかわりが理解できる。 3) 学習指導要領の変遷を調べるとともに、その主たる変革内容について調査し、時代背景とのかかわりが理解できる。 4) 「ビジュアル型プログラミング言語」の演習を通して、簡単なプログラムを作成することができる。 5) コンピュータをはじめとしたICT機器やデジタル教材の有効活用の方法を理解し、授業で活用できる。 |
学習方法 | グループワーク(ディスカッションを含む) 演習 講義 |
テキスト及び 参考書籍 |
文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編」(東洋館出版社) その他、必要に応じて提示する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 30 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 現代社会で求められている教育のあり方について調べておく。 |
授業 | 最近の教育動向について考え合うとともに、今後の授業プロセスをイメージする。 | |
事後学習(復習) | 学習内容を振り返り、学んだことをまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 各種教育調査結果から言えることを整理しておく。 |
授業 | 学力調査結果をもとに、今後の教育の方向について考え合うとともに、研究グループを作る。 | |
事後学習(復習) | 全国学力学習状況調査結果を再度調べ、自分なりに読み取ったことをまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 今、求められてる学力について自分なりに整理しておく。 |
授業 | 現代の求められる学力や学校教育における諸問題について調査発表をする。 | |
事後学習(復習) | 学んだことをまとめるとともに、グループ発表内容について調べる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | ワークシートを参考に学習指導要領の変遷について調べておく。 |
授業 | ワークシートをもとに学習指導要領の変遷についてグループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領(平成29年3月告示)の改訂ポイントを調べておく。 |
授業 | 新旧の小学校学習指導要領を比較し、グループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | ワークシートを参考に西洋教育史について調べておく。 |
授業 | ワークシートをもとに西洋教育史についてグループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | ワークシートを参考に米国の様々な教育プランについて調べておく。 |
授業 | ワークシートをもとに米国の様々な教育プランについてグループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | ワークシートを参考に日本の教育史について調べておく。 |
授業 | ワークシートをもとに日本の教育史についてグループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | ワークシートを参考に幼児期・児童期の心理発達について調べておく。 |
授業 | ワークシートをもとに幼児期・児童期の心理発達についてグループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | ワークシートを参考に教育評価・測定について調べておく。 |
授業 | ワークシートをもとに教育評価・測定についてグループでまとめる。 | |
事後学習(復習) | グループ発表で学んだ内容をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | パソコンへのログインやメールの確認ができるようにしておく。 |
授業 | 「ビジュアル型プログラミング言語」演習① | |
事後学習(復習) | 「自由課題」に取り組む。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 特になし。 |
授業 | 「ビジュアル型プログラミング言語」演習② | |
事後学習(復習) | 「自由課題」に取り組む。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 特になし。 |
授業 | 「ビジュアル型プログラミング言語」演習③ | |
事後学習(復習) | 発表する「自由課題」に取り組む。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 発表する「自由課題」について工夫点などをまとめておく。 |
授業 | 「自由課題」発表会 | |
事後学習(復習) | 「プログラミング教育」での実践例を調べる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの学習を振り返り、小テストの準備をしておく。 |
授業 | 学習のまとめをする。(小テストを含む) | |
事後学習(復習) | これまでの学習についてまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ○ 授業計画の内容はあくまで予定であり、多少の変更が生じる場合があります。 ○ 予習をしてから授業に参加することを前提とします。 ○ 授業の前半でグループワーク(ディスカッションを含む)を中心に行い、後半はグループワークのまとめをしながら解説を行います。グループワークでの積極的な発言を期待します。 |