科目名 | 教育制度特論 |
ナンバリング | MC_B2_03 |
担当者 | 赤星 まゆみ |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 子ども学専攻 |
分類 | 教育分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
幼児期教育と義務教育の制度に焦点を当て、主だった国際的な調査報告書などを通して分析を行い、世界の教育制度の現状及び改革動向とその基本原理を検討・考察する。とくに、学習権、子どもの権利条約、子どもの貧困問題、高度情報技術化社会、高齢化社会、ジェンダー平等、グローバリゼーション等の視点を重視する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
1.世界の教育制度(とくに幼児期教育と義務教育)の現状を理解し、説明できる。 2.世界の学校改革の動向を基礎学力の保障という観点から理解し、説明できる。 3.世界の学校教育改革に関する動向を、子どもの貧困問題と子どものウェルビーイングの観点から検討し、諸問題について論じることができる。 4.日本の学校制度と教育改革動向について基本的な知識を踏まえ、生涯学習の重要性と学校教育の役割について具体的に考えることができる。 5.世界の教育制度の改革動向とその課題について、様々な視点から、自分なりの考えを述べることができる。 |
学習方法 | 講義をもとに討論を行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
とくに指定しない。配付資料を用意する。ただし、教育法規関係の資料集等は、各自で用意して持参すること。 授業開始時に参考文献リストを示す。また、必要に応じて、適宜紹介する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 20 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 25 | |||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | ○ | 25 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んで、自身の問題意識・関心の所在を整理する。 |
授業 | 1. ガイダンス(授業の目的、内容、方法、既知事項の確認)―学校と学び | |
事後学習(復習) | 配布資料の整理、履修計画の作成 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 2. 世界の学校の現状(1)―幼児期教育制度の比較 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 3. 世界の学校の現状(2)―義務教育と義務教育後教育の制度的比較 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 4. 幼児期の教育改革の動向―OECD の調査報告 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第5週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 5. 義務教育の教育改革の動向(1)―OECD の調査報告 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第6週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 6. 義務教育の教育改革の動向(2)―発展途上国の課題 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 7. 現代の学校改革の課題(1)―学校間接続の改善と新しい学校種 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 8. 現代の学校改革の課題(2)―地域との協働:コミュニティスクールなど | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 9. 現代の学校改革の課題(3)―多様な学校のあり方:オールタナティブスクール、遠隔教育など | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 10. 現代の教育改革の課題(1)―今日の教育課題への対応:ICT教育、ESD,世代間交流 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 11. 現代の教育改革の課題(2)―今日の教育課題への対応:キャリア教育、ジェンダー平等教育等 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 12. 公教育とインクルージョン(1)―基本的人権と教育 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 13. 公教育とインクルージョン(2)―貧困問題 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 配布資料をもとに指示に従って事前研究を行い、意見等をまとめる |
授業 | 14. 公教育と生涯学習―学習権と学び続ける社会 | |
事後学習(復習) | 授業内容・討論をもとに小レポートを作成する | |
第15週 | 事前学習(予習) | レポート課題を作成する |
授業 | 15. まとめとふりかえり | |
事後学習(復習) | 学習内容の再点検と整理 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | まず、積極的に授業に参画し、授業内容について十分準備学習を行い、活発な討論が行われるように授業展開に協力すること。さらに、授業後の学びの発展に努力してほしい。授業後の学びの展開についても相互に報告し合い、さらなる学習の深まりを引き起こすことを期待する。 |