科目名 | スポーツ栄養学 |
ナンバリング | SH_F2_07 |
担当者 | 沖田 千代 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
健康運動実践指導者受験資格 健康運動指導士受験資格 公認スポーツ指導者 パラスポーツ指導者(中級)資格 中学校教諭一種免許状(保健体育) 高等学校教諭一種免許状(保健体育) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
養素の機能や代謝についての理解を深め、健康な生活を送るための栄養摂取と運動・身体活動について概説する。その中では、日本人の食事摂取基準2015や食生活指針、身体活動指針2013についても概説する。食事・運動の両面を捉えた減量プログラムの作成も演習し、具体的な食事の摂取方法について考える。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
本講義の到達目標は、以下の通りである。 1) 栄養が体に与える影響について具体的に理解する 2) 栄養素の機能と代謝について具体的に理解する 3) 食品のそれぞれの栄養価の特徴について理解する 4) 食生活と健康運動の関係について理解する 5) 日本人の食事摂取基準2010について理解する 6) 食事バランスガイドについて理解し、バランスのとれた食事の提案ができる 7) スポーツに適した栄養摂取方法について列挙できる |
学習方法 | 講義(パソコンを使用)、グループ学習 |
テキスト及び 参考書籍 |
授業時間ごとの配布資料による 参考書等〇スポーツ・運動栄養学(講談社)〇アスリートのための栄養・食事ガイド(第一出版) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 50 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 自分の食生活を振り返る |
授業 | 食生活と健康運動 | |
事後学習(復習) | 当日学んだ要点を整理する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 日本人の栄養摂取状況の問題点を考える |
授業 | 日本人の栄養摂取状況と課題 | |
事後学習(復習) | 問題点から何が懸念されるか | |
第3週 | 事前学習(予習) | 前週の授業内容を振り返る |
授業 | 生活習慣病と食生活の関係 | |
事後学習(復習) | 食生活を振り返る当日学んだ要点を整理する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 栄養の口腔から肛門までの経過について知識を振り返る |
授業 | 栄養素の消化と吸収 | |
事後学習(復習) | 胃・小腸・大腸と体全体の働きとの関係を栄養面から考えることができる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 栄養素の働きについて振り返る |
授業 | 栄養素の機能と代謝 | |
事後学習(復習) | グルコースを始めとして5大栄養素について整理することができる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 栄養素を含む食品について振り返る |
授業 | 食品の分類とその栄養学的特徴 | |
事後学習(復習) | 体内の機能面から食品の特徴を知り、栄養学的機能として分類することができる。小テスト | |
第7週 | 事前学習(予習) | からだを動かすことの定義について予習する |
授業 | 身体活動量の定量法とその実際①(エネルギー代謝と酸素消費量) | |
事後学習(復習) | 身体活動量の内容をRQで語ることができ、タイムスタディを実施することができる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 測定法を活用し自分の活動量を知る |
授業 | 身体活動量の定量法とその実際②(推定エネルギー必要量の算出、タイムスタディー) | |
事後学習(復習) | タイムスタディの結果についてグループ学習 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 課題発表 |
授業 | 日本人の食事摂取基準2015の理解と活用 | |
事後学習(復習) | 事例を元に食事摂取基準2015を活用する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 理想的な食事を考える |
授業 | 日本人の食生活指針と食事バランスガイド | |
事後学習(復習) | 食生活指針の骨子を知り、食事バランスガイドへ展開する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 運動のエネルギー源について予習する |
授業 | 運動と食事のエネルギーバランス | |
事後学習(復習) | エネルギーバランスの重要性について語れる | |
第12週 | 事前学習(予習) | 減量が必要なスポーツを考える |
授業 | 減量プログラムの作成 | |
事後学習(復習) | 事例を元に減量プログラム作成 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 先週実施した事例を元に原料プログラム発表 |
授業 | 栄養・食事アセスメントと評価 | |
事後学習(復習) | アセスメントについて要点整理 | |
第14週 | 事前学習(予習) | スポーツの特性について考える |
授業 | スポーツ競技・症例別の対応 | |
事後学習(復習) | 症例を元にグループ学習の実施 | |
第15週 | 事前学習(予習) | スポーツ後のからだへの弊害を考える |
授業 | スポーツに適した栄養摂取方法や疲労回復のための栄養摂取 | |
事後学習(復習) | 疲労の弊害とその対処法を知る | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | テスト | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 学生に対する評価 定期試験70%、授業内レポート20%、授業態度10%で評価する。 |