科目名 | 応用生活支援技術Ⅴ(ターミナル期) |
ナンバリング | SW_E3_06 |
担当者 | 深川 友子 |
開設学科 専攻・コース |
社会福祉学科 介護福祉コース |
分類 | 専門教育科目 専門科目 |
関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 後期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
ターミナル(終末)期の定義、利用者の心身の変化、家族の精神・心理状況について、並びにその対応・支援の方法について概説するとともに、睡眠(安眠)、安楽・安寧への支援とその意義についても概説する。また、看取りのケア・エンゼルケアについて指導する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)ターミナル(終末)期の説明ができる。2)ターミナル(終末)期の身体の変化・特徴を述べることができる。3)ターミナル(終末)期の精神・心理状態について述べることができる。4)家族のおもいについて述べることができる。5)危篤時の観察のポイントを説明することができる。6)身体の安楽の工夫ができる。7)利用者・家族支援のポイントを述べることができる。8)安眠、安楽・安寧の支援の方法を説明することができる。9)福祉用具を適切に活用することができる。10)エンゼルケアについて説明することができる。11)他職種との連携・協働のあり方を述べることができる。12)遺族のケア(グリーフケア)について述べることができる。 |
学習方法 | 基礎知識の講義、実技演習、グループ討議・発表、視聴覚教材の視聴、事前学習、演習記録。 |
テキスト及び 参考書籍 |
基礎生活支援技術の授業で使用した教科書を継続使用する。必要時参考資料を配布する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 45 | 45 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ◎ | 70 | |||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期の定義を調べる。また健康なときの身体の様子を確認しておく |
授業 | ターミナル(終末)期の定義・死生観について、身体の変化 | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期の定義を確認する | |
第2週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期の身体の変化を調べる |
授業 | ターミナル(終末)期の身体の変化と特徴 | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期の定義を確認。身体の変化を整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期の精神・心理状態について推察する(高齢者) |
授業 | ターミナル(終末)期の精神・心理状態 | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期の精神・心理状態について整理する | |
第4週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期の精神・心理状態について推察する(高齢者) |
授業 | ターミナル(終末)期の精神・心理状態 | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期の精神・心理状態について整理する | |
第5週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期にある人の家族のおもいを推察する |
授業 | 家族のおもいを知る | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期にある人の家族のおもいを整理する | |
第6週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期の利用者支援について考える(心身両面) |
授業 | ターミナルケア(利用者)のポイント | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期の利用者への支援のポイントを整理する(心身両面) | |
第7週 | 事前学習(予習) | ターミナル(終末)期の利用者の家族の支援について考える |
授業 | ターミナルケア(家族)のポイント・グリーフケア(遺族のケア) | |
事後学習(復習) | ターミナル(終末)期の利用者の家族の支援のあり方と遺族の支援のあり方を整理する | |
第8週 | 事前学習(予習) | 危篤時の身体の状態を調べる |
授業 | 危篤時の観察のポイント | |
事後学習(復習) | 危篤時の観察のポイントを整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | バイタルサインとは何か確認し、測定方法を調べる |
授業 | 観察技術の演習(バイタルサイン 他) | |
事後学習(復習) | バイタルサインの説明、測定の具体的方法、注意事項を整理する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 睡眠、安楽・安寧の意義を調べる |
授業 | 睡眠、安楽・安寧の意義と支援技術 | |
事後学習(復習) | 睡眠、安楽・安寧の意義と支援方法を整理する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 安楽・安寧の具体的な支援方法を調べる |
授業 | 安楽・安寧の支援技術の演習 | |
事後学習(復習) | 実技演習を振り返り記録する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 連携・協働する他職種とそれぞれの役割を考える |
授業 | ターミナル(終末)期の支援における他職種連携・協働 | |
事後学習(復習) | 連携・協働する他職種と協働のあり方を整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | エンゼルケアとは何か、ケア時の注意事項・手順・使用物品を調べる |
授業 | エンゼルケアの説明(注意事項・手順・使用物品等) | |
事後学習(復習) | エンゼルケアの意味、ケア時の注意事項・手順・使用物品を整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | ケア時の注意事項・手順・使用物品を確認する |
授業 | エンゼルケアの模擬体験(介護モデル人形にて演習) | |
事後学習(復習) | 体験を振り返り記録する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 到達目標を確認する |
授業 | 筆記試験(60分)を行い目標の到達状況を自己評価。ターミナル(終末)期ケアのポイントを確認する | |
事後学習(復習) | ||
第16週 | 事前学習(予習) | 安楽・安寧の支援技術、エンゼルケアの実際を確認する |
授業 | 実技試験で技術の自己・他者評価を行い、今後の学習課題を明確にする | |
事後学習(復習) | 自身の支援を振り返り記録する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |