| 科目名 | 臨床心理学概論 |
| 担当者 | 利光 恵 |
| 開設学科 専攻・コース |
デジタル社会共創学環 |
| 分類 | 専門教育科目 必修科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
臨床心理学の基本的な考え方や支援の枠組みを学び、個人のメンタルヘルス理解と対人関係の理解を深めることを目的とする授業である。デジタル社会におけるデータ活用やソーシャル課題の議論において、自己理解と他者理解は重要な基盤となる。そこで本授業では、心理的支援の構造、感情や行動のメカニズム、援助者としての倫理、コミュニケーションの実践などを扱う。また、日常生活の場面を教材にし、学生が自分自身の気づきと行動の変化を実感できる構成とする。学んだ内容を、データの見方・判断・協働的態度にも応用し、将来多様な人と協働するための基礎的素養を育てることをめざす。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
教員が臨床心理士・公認心理師として、医療・福祉・教育・行政領域で実践してきた経験をもとに授業を構成する。具体的には、相談支援のプロセス、支援者のメンタルヘルス、現場での意思決定や多職種連携の実際を取り上げ、講義だけでなく具体的事例を交えて説明する。また、デジタル社会で求められる個人情報保護や倫理的配慮についても、実務経験を踏まえてわかりやすく扱う。 |
| 授業の 到達目標 |
① 臨床心理学の基本概念を説明できる。 ② 心の働きや行動のメカニズムを理解できる。 ③ 自己理解と他者理解の観点を日常に応用できる。 ④ 相談支援の流れと支援者の役割を説明できる。 ⑤ 感情への気づきと適切な対処方法を示せる。 ⑥ コミュニケーションの基本技法を実践できる。 ⑦ 倫理的配慮とプライバシー保護の重要性を理解できる。 ⑧ 心理支援をデータ活用や協働に結びつけて考察できる。 ⑨ ケースから支援の視点を読み取ることができる。 ⑩ 心理学的知識を自身の生活改善に活用できる。 |
| 学習方法 | 授業では、講義に加えて日常場面を題材にしたミニワークやペア対話を行い、理解を深める学習を行う。 事前・事後学習として、身近な出来事を心理学の視点でふり返る習慣をつける。 学んだ内容を自分の生活やデータ活用の場面に結びつけて考える姿勢を大切にする。 |
| アクティブラーニング の類型 |
①予習を課し、それをもとにした授業
②授業の導入段階で授業テーマに学修者が興味・関心を持つように工夫する授業
③授業の終末段階で次時の授業に学修者が興味・関心を持つように工夫する授業
④学修者個人やグループに課題解決を促す授業
⑥ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業
⑩学期途中で課題をだし、レポートを纏めることによって能動的な学修を喚起する授業
⑫自己の課題を挙げ、その解決に取り組む授業
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| テキスト及び 参考書籍 |
適宜配布する。 |
| ナンバリング | DI_B2_3 |
ディプロマ・ポリシー
との関連 (下線部分はDPへのリンク) |
Ⅰ、Ⅲ |
| 評価基準・方法 | 評価割合% | 評価基準・方法 | 評価割合% |
| 定期試験 | 30 | 受講者の発表 | 10 |
| 小テスト等 | 10 | 授業の参加度 | 20 |
| 宿題・授業外レポート | 20 | その他 | |
| 授業態度 | 10 | ||
| 合計 | 100 | ||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 臨床心理学という言葉からイメージすることを簡単に考えてくる |
| 授業 | 臨床心理学ってどんな学問? | |
| 事後学習(復習) | 今日わかったこと・気になったことをメモしておく | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 最近ストレスを感じた場面を思い出しておく |
| 授業 | 心の問題はどこから生まれる? | |
| 事後学習(復習) | 自分のストレス対処を振り返る | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 誰かに相談した経験を思い出す |
| 授業 | 援助とは何か?支援者の役割を知る | |
| 事後学習(復習) | 自分が大事にしたい支援のあり方を考える | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 最近、誰かの話を「ちゃんと聞いた」経験を思い出す |
| 授業 | コミュニケーションの基本① 聴く力 | |
| 事後学習(復習) | 日常で使えそうな聴き方を1つ試す | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 伝え方で困った経験を思い出す |
| 授業 | コミュニケーションの基本② 伝える力 | |
| 事後学習(復習) | 会話の中で気づいた点を記録( | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 最近強く感じた感情を書き出す |
| 授業 | 感情を理解する:怒り・不安・悲しみの扱い方 | |
| 事後学習(復習) | 自分の感情パターンを整理する | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 身の回りの人間関係の悩みを書き出す |
| 授業 | ケースから考える① 日常の困りごと | |
| 事後学習(復習) | ケースの気づきを自分の生活に当てはめる | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 前半の授業で印象に残った内容を整理 |
| 授業 | 中間まとめ・グループワーク | |
| 事後学習(復習) | 自分の強み・課題をまとめる | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 支援する側のしんどさについて考えておく |
| 授業 | 支援者のメンタルヘルス | |
| 事後学習(復習) | 自分のセルフケア方法を作る | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 連携がうまくいく条件を考える |
| 授業 | 多職種連携のリアル | |
| 事後学習(復習) | 連携に必要な態度をまとめる | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 最近見たデータで印象に残ったものを探す |
| 授業 | 心理学とデータ:人を理解するとは | |
| 事後学習(復習) | 日常のデータを心理の視点から考える | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 支援が必要な場面を想像する |
| 授業 | ケースから考える② 支援を組み立てる | |
| 事後学習(復習) | 自分の視点を振り返る | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | これまでのノート・資料を読み返す |
| 授業 | 授業まとめ① 心理支援の理解を深める | |
| 事後学習(復習) | 気づいたことを書き留める | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 心理学を使えそうな場面を探す |
| 授業 | 授業まとめ② 生活とデータに活かす | |
| 事後学習(復習) | 学びの変化を書いてみる | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 授業のふり返りメモをまとめる |
| 授業 | ふり返り:これからの学びにつなげる | |
| 事後学習(復習) | 今後取り組みたいことを言語化する | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・授業計画は、教員の都合などにより変更が生じる場合があります。 ・個人ワーク・グループワークを毎回取り入れます。積極的に取り組みましょう。 ・1週間あたり3時間の事前・事後学習時間を確保しましょう。 ・レポートやワークシートなどの各課題は添削した後に返却します。 |