| 科目名 | フィールドワークスタディ |
| 担当者 | 利光 恵 |
| 開設学科 専攻・コース |
デジタル社会共創学環 |
| 分類 | 専門教育科目 選択科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 3年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
| 授業の概要 及びねらい |
本授業は、地域社会に存在する福祉的・心理的・社会的課題を、学生自身が現場に赴いて観察・記録し、データとして整理・分析する力を身につけることを目的とする。単なる調査方法の習得ではなく、現場の人々の生活背景や価値観を理解しながら、課題を多面的に捉える姿勢を育てることを重視する。あわせて、フィールドで得た情報を倫理的に扱うための基礎知識と実践的判断力を養う。学生が自分自身の生活やキャリアにも役立つ「現場を見る眼」を獲得し、学びと社会とのつながりを実感できる授業である。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
教員が臨床心理士・公認心理師として地域福祉・障害児支援・行政委託研究で行ってきたフィールドワーク経験を基に、現場での観察方法、当事者・支援者との関わり方、研究倫理の判断実例を紹介する。特に、複雑な生育背景や家庭状況、支援体制の課題が絡むケースをどのように理解し、データ化し、行政や地域支援へ提案につなげてきたかを授業内で共有し、学生が実践をイメージできる内容とする。 |
| 授業の 到達目標 |
① フィールドワークの基本概念と目的を理解できる。 ② 身近な社会課題を自ら発見し、調査計画を立てられる。 ③ 福祉・心理・社会の視点を組み合わせて課題を分析できる。 ④ 観察・聞き取りを通して実践的データを収集できる。 ⑤ 収集したデータを整理し、適切に記録・分析できる。 ⑥ 調査協力者の尊厳を守る倫理的配慮を実践できる。 ⑦ 自分の生活や将来に調査結果を結びつけて考察できる。 ⑧ フィールドワークを協働的に進める姿勢を身につける。 ⑨ 現場から学んだ内容をわかりやすく発表できる。 ⑩ 社会課題を自分ごととして捉える力を高められる。 |
| 学習方法 | 授業ではスライドや短い映像など視聴覚教材を用いて理解を深める。クリッカー機能を使い、その場で意見を可視化しながら学ぶ。フィールドワーク準備や記録整理の際はパソコンを使用し、調査計画やデータ整理を自分のペースで進める。 |
| アクティブラーニング の類型 |
①予習を課し、それをもとにした授業
②授業の導入段階で授業テーマに学修者が興味・関心を持つように工夫する授業
③授業の終末段階で次時の授業に学修者が興味・関心を持つように工夫する授業
④学修者個人やグループに課題解決を促す授業
⑥ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業
⑦ある体験を課し、その中で感じたことをもとに議論したり、発表させる授業
⑩学期途中で課題をだし、レポートを纏めることによって能動的な学修を喚起する授業
⑫自己の課題を挙げ、その解決に取り組む授業
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| テキスト及び 参考書籍 |
適宜配布する。 |
| ナンバリング | DI_B2_13 |
ディプロマ・ポリシー
との関連 (下線部分はDPへのリンク) |
Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ |
| 評価基準・方法 | 評価割合% | 評価基準・方法 | 評価割合% |
| 定期試験 | 受講者の発表 | 35 | |
| 小テスト等 | 10 | 授業の参加度 | 20 |
| 宿題・授業外レポート | 25 | その他 | |
| 授業態度 | 10 | ||
| 合計 | 100 | ||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 気になる社会課題を1つ考えてくる |
| 授業 | フィールドワークとは? | |
| 事後学習(復習) | 授業で気づいた「見てみたい現場」をメモする | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 日常で感じる違和感・疑問を書き出す。 |
| 授業 | 課題の見つけ方 | |
| 事後学習(復習) | 自分の興味とつながる課題を1つ選ぶ | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 選んだ課題について簡単に調べる |
| 授業 | 調査計画をつくる | |
| 事後学習(復習) | 自分の調査計画のたたき台を作る | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 身近な場所で5分観察して記録してみる |
| 授業 | 観察の方法 | |
| 事後学習(復習) | 今日の方法で再度ミニ観察を行う | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 聞いてみたい質問を5つ考える |
| 授業 | インタビューの基本 | |
| 事後学習(復習) | 質問項目を改善してみる | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 授業資料の倫理事例を読んでおく |
| 授業 | 倫理とプライバシー | |
| 事後学習(復習) | 自分の計画で気になる倫理点を整理する | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 調査計画を見直し、質問などを整理 |
| 授業 | フィールドへ行く準備 | |
| 事後学習(復習) | 調査当日の行動ポイントをまとめる | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | ここまでの進捗を整理する |
| 授業 | 中間シェア① | |
| 事後学習(復習) | 改善点をメモし計画に反映する | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 安全面・倫理面を再確認 |
| 授業 | フィールドワーク実施①(学外) | |
| 事後学習(復習) | 記録を整理し気づきをまとめる | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 前回の課題を確認 |
| 授業 | フィールドワーク実施②(学外) | |
| 事後学習(復習) | 収集データを分類し整理する | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 自分が集めた記録を見返す |
| 授業 | データのまとめ方 | |
| 事後学習(復習) | データを表やメモにまとめる | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 収集したデータの中から気になる点を3つ挙げておく |
| 授業 | 分析してみよう | |
| 事後学習(復習) | 自分のデータに視点を当てて分析する | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 分析内容を整理する |
| 授業 | 発表準備 | |
| 事後学習(復習) | スライドを仕上げる | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 発表の最終確認をする |
| 授業 | 成果発表会 | |
| 事後学習(復習) | 他者の発表から得た学びをまとめる | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 授業全体で印象に残ったことを整理 |
| 授業 | 全体ふりかえり | |
| 事後学習(復習) | 最終レポートを提出する | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ・授業計画は、教員の都合などにより変更が生じる場合があります。 ・個人ワーク・グループワークを毎回取り入れます。積極的に取り組みましょう。 ・1週間あたり3時間の事前・事後学習時間を確保しましょう。 ・レポートやワークシートなどの各課題は添削した後に返却します。 |