| 科目名 | 解剖生理学 |
| ナンバリング | FN_B1_01 |
| 担当者 | 溝西 |
| 開設学科 専攻・コース |
食物栄養学科 |
| 分類 | 専門教育科目 選択科目 |
| 関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
食物が人体の栄養として使われ、役立つためには、人体の構造と機能を理解し、どの部位がどの様な栄養素を要求しているか、全体として身体が健康な機能を発揮するには栄養がどの様な役割を果たすかなど、解剖と生理機能の役割を理解することによって、健康造りをめざす栄養士が養成される。そんな目的がこの授業である。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
|
| 授業の 到達目標 |
１）細胞から出来た人体の部分や構成、それを発揮するための栄養を理解する。 ２）人体構成単位の細胞の形態と機能を理解して、分裂してできる細胞の機能について説明できる。 ３）人体の組織を理解し、組織どおしの組み合わせや栄養との関連を説明できる。 ４）消化器系の構造と機能を理解して、食物の消化、吸収の方法、と健康的な摂取とを説明できる。 ５）循環器系の構造と機能を理解して、体内環境の健康的な維持に係る栄養を理解する。 ６）泌尿生殖器系の構造と機能を理解して体内環境に係る栄養を説明できる。 ７）内分泌系の機能を理解して体内環境の維持や調節に係る栄養を説明できる。 ８）神経系および運動系の構造と機能とを理解して健康な生活に資する栄養を説明できる。 ９）呼吸器系の構造と機能を理解しその栄養について説明できる。 |
| 学習方法 | 人体の構造や機能は出来るだけ本物に頼るが、プロジェクターで提示し、機能は受講者と議論しながら考える。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト：人体の構造と機能；解剖生理学 荒木英爾、藤田 守編 建帛社 参考書 ：栄養学イラストレイテト 解剖生理学 志村不二夫他編 羊土社、 解剖生理学 竹内修二 医学芸 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 10 | 60 | 10 | 5 | 5 | 100 | |||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | 人体の概要 テキストｐ１，ｐ１４，ｐ１４７を項目別に書いて予習する |
| 授業 | 形状から見た人体、方向、位置表現、部位の動き、運動の方向 | |
| 事後学習(復習) | 人体の部位、部位表現、部位の動き、関節の運動を復習 栄養との関係をまとめて説明できる | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | 細胞の構造 テキストｐ１～５を読んで項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 人体構想単位の細胞の構造と細胞小器官の機能 | |
| 事後学習(復習) | 細胞核、染色体、ミトコンドリヤ、小胞体、リボゾーム、ゴルジ体 細胞骨格 細胞周期、と機能 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 人体組織、テキストｐ５～１４を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 人体の組織、上皮組織、結合支持組織 筋組織 神経組織 | |
| 事後学習(復習) | 上皮組織の分類と分布、結合組織の構成と分布、骨組織 筋組織、神経組織 と栄養の関係をまとめる | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 消化器系 テキストｐ２２～３２ ｐ３６～４３を項目別に挙げて予習する。 |
| 授業 | 口腔、舌、咽頭、食道、胃、小腸、大腸、直腸、肛門の構造と機能 | |
| 事後学習(復習) | 口腔、舌、咽頭、食道、胃、小腸、大腸 直腸の構造と機能を消化、吸収、栄養素と消化吸収のまとめ | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 消化系分泌 テキストｐ３２～３６、ｐ４４～５０を読んで項目別に挙げておく |
| 授業 | 膵臓の構造と機能、肝臓の構造と機能、胆嚢の機能 | |
| 事後学習(復習) | 膵臓 肝臓、胆嚢、の分泌と栄養の消化、膵液分泌の調節 肝臓の機能と栄養との関係のまとめ | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 循環器系 テキストｐ５３～６９を項目別に挙げてメモしておく |
| 授業 | 循環器の構造と機能、心臓、拍動と神経支配、血管分布、冠循環、体循環、肺循環、胎児循環 | |
| 事後学習(復習) | 心臓の構造と拍動、神経支配、血管の構造、動脈、静脈の分布、冠循環、胎児循環 血圧と栄養を | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 泌尿器系の構造と機能 テキストｐ７２～７９項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 腎臓の構造、尿の生成、体液の調節、腎作用ホルモン | |
| 事後学習(復習) | 糸球体ボウマンノウと尿の生成、尿細管 集合管、分泌、再吸収、体液調節と栄養の関係をまとめる | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 内分泌系の機能、テキストｐ８３～９９を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 下垂体ホルモン分泌と調節、前葉、後葉、甲状腺ホルモン 膵島ホルモン、副腎、性腺、消化管 | |
| 事後学習(復習) | 下垂体前葉 後葉 甲状腺 膵 副腎 性腺 消化管のホルモン分泌と調節と栄養の関係をまとめる | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 神経系の構造と機能Ⅰ、神経 テキストｐ１０２～１１８を項目を揚げて予習する |
| 授業 | 中枢神経、末梢神経、活動電位 シナプス、大脳、間脳、中脳 橋 延髄、脊髄、脳脊髄神経 | |
| 事後学習(復習) | 大脳、間脳、中脳、橋、延髄、脊髄 脳脊髄神経、体制、自律神経と栄養の関係をまとめる | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 神経系の構造と機能Ⅱ、感覚器 テキストｐ１１９～１２９を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 視覚、聴覚 味覚 嗅覚 平行加速度感覚、 体性感覚 | |
| 事後学習(復習) | 眼球 網膜、視細胞 内耳有毛細胞 味蕾 嗅粘膜、体制感覚、深部感覚と栄養の関係をまとめる | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 呼吸器系の構造と機能 テキストｐ１３１～１４１を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 上気道、下気道、肺、呼吸運動、肺胞ｶﾞｽ交換、呼吸運動、呼吸調節 | |
| 事後学習(復習) | 鼻腔、咽頭、喉頭、気管、肺胞、肺換気、ｶﾞｽ交換 呼吸運動、呼吸調節と栄養の関係をまとめる | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 運動系の構造と機能 テキストｐ１４４～１６２を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 骨、軟骨、関節、靭帯、骨格、骨格筋 主な筋、筋の構造、筋の収縮 | |
| 事後学習(復習) | 骨、軟骨の構造、骨格、主な骨、主な筋、筋収縮、収縮の種類と栄養の関係をまとめる | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 生殖器系の構造と機能 テキストｐ１６４～１７２を項目別にして予習する |
| 授業 | 男性生殖器、女性生殖器の構造と機能 | |
| 事後学習(復習) | 生殖器の構造 内生殖器の構造 生周期と栄養の関係をまとめる | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 血液リンパ系の構造と機能 ｐ１８～１９４を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 血液の構成 赤血球 白血球、リンパ球、血液凝固 | |
| 事後学習(復習) | 造血、赤血球 白血球の生成、血液凝固、血液型と栄養とが関係する項目をまとめる | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 免疫系、ｐ１９７～２０５を項目別に挙げて予習する |
| 授業 | 生体防御機構、１自然免疫、獲得免疫、全身免疫 細胞免疫、体液免疫、アレルギー | |
| 事後学習(復習) | 自然免疫、獲得免疫、全身免疫 局所免疫 細胞免疫 体液免疫 アレルギーⅠ型～Ⅴ型 | |
| 第１６週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | 期末テスト | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 履修者のレベルが国家試験のレベルに近づく様学習した系の試験問題を配布し解説する。 学生自身が考えた学生自身が造る授業にしたい。従った予習は是非してもらいたい。 国家試験問題はその都度時間がある限り履修者と確認しながら説明したい。 |