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健康運動科学特論

科目名 健康運動科学特論
担当者 廣重 陽介
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 スポーツ科学専攻(修士課程)
分類 選択科目 基礎分野
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 後期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
健康・運動・スポーツに関わる身体的課題について、アスレティックトレーニング学を基盤として体系的に学修する。スポーツ傷害の発生機序と予防、身体機能評価、コンディショニング、運動負荷とリカバリー、救急対応、安全管理等について、機能解剖学、運動生理学、スポーツ医学等の知見と関連づけて理解する。さらに、研究論文や実践事例を批判的に検討し、科学的根拠に基づいて健康・運動・スポーツ現場の課題を分析するとともに、安全かつ効果的な運動実践を支援するための評価・予防・介入方法を提案できる能力を養う。
実務経験に
関連する
授業内容
理学療法士、アスレティックトレーナーとして20年以上の臨床・スポーツフィールドでの経験を踏まえ、現場の実務活動に活用可能な科学を教示する科目である。
授業の
到達目標
① 知識・理解:健康・運動・スポーツに関わる身体的課題について、スポーツ傷害、身体機能評価、傷害予防、コンディショニング、運動負荷、リカバリー、救急対応、安全管理等の専門知識を理解し、機能解剖学、運動生理学、スポーツ医学等と関連づけて説明できる。
② 思考・判断:健康・運動・スポーツ現場の課題について、対象者の身体特性、運動特性、環境および科学的根拠を踏まえて分析し、適切な評価、予防、介入・支援方法を判断・提案できる。
③ 関心・意識・態度:健康・運動・スポーツに関する課題に関心を持ち、安全、専門職倫理、多職種連携の重要性を理解するとともに、新たな科学的知見を主体的・継続的に学修する態度を身につける。
④ 技能・表現:研究論文や各種データを収集・解釈し、その科学的妥当性を批判的に検討できる。また、得られた知見を基に課題と解決策を論理的に整理し、討議やプレゼンテーションを通して説明できる。
学習方法 講義、文献抄読、事例検討、グループディスカッション、プレゼンテーションを組み合わせて授業を行う。各テーマの基礎・専門知識を講義で整理した後、研究論文や実践事例を用いて科学的根拠と課題を検討する。最終的には、各自が設定した課題に関する文献を収集・検討し、解決策を発表する。
アクティブラーニング
の類型
④学修者個人やグループに課題解決を促す授業
⑥ある課題について調査した結果を個人やグループで発表させる授業
⑪既修事項をもとにした能動的な活動を行う授業
⑫自己の課題を挙げ、その解決に取り組む授業
テキスト及び
参考書籍
適宜、資料配布およびテキスト・参考書の紹介を行う
ナンバリング MA_A1_02 ディプロマ・ポリシー との関連
(下線部分はDPへのリンク)
評価基準・方法 評価割合% 評価基準・方法 評価割合%
定期試験   受講者の発表 30
小テスト等   授業の参加度 20
宿題・授業外レポート 30 その他  
授業態度 20  
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 健康運動科学およびアスレティックトレーニングの概念について調べる
授業 健康運動科学とアスレティックトレーニング学
事後学習(復習) 両者の関連性を整理し、本授業で学修したい課題を設定する
第2週 事前学習(予習) 運動による骨格筋・神経・循環系の適応について調べる
授業 運動と身体の適応
事後学習(復習) 運動刺激と身体適応の関係を整理する
第3週 事前学習(予習) スポーツ傷害疫学の基本用語を調べる
授業 スポーツ傷害の疫学
事後学習(復習) 疫学指標の違いと活用方法を整理する
第4週 事前学習(予習) スポーツ傷害のリスク要因を調べる
授業 スポーツ傷害の発生機序とリスク要因
事後学習(復習) 特定の傷害を取り上げ、発生要因を多面的に整理する
第5週 事前学習(予習) 身体機能評価法を一つ選び、その測定方法を調べる
授業 身体機能の評価
事後学習(復習) 評価法の利点・限界と測定結果の解釈を整理する
第6週 事前学習(予習) 傷害予防に関する研究論文を検索する
授業 スポーツ傷害予防の科学
事後学習(復習) 予防介入の有効性と限界を整理する
第7週 事前学習(予習) Training Loadに関する基本概念を調べる
授業 運動負荷と身体への影響
事後学習(復習) 運動負荷と身体反応の関係を整理する
第8週 事前学習(予習) コンディション評価指標について調べる
授業 コンディショニングとモニタリング
事後学習(復習) 複数の指標を組み合わせたモニタリング方法を考案する
第9週 事前学習(予習) リカバリー方法を一つ選び、関連研究を検索する
授業 疲労とリカバリー
事後学習(復習) 選択した方法の科学的根拠と実践上の課題をまとめる
第10週 事前学習(予習) Return to Sportの概念を調べる
授業 傷害後の運動再開とReturn to Sport
事後学習(復習) 授業内容の整理
第11週 事前学習(予習) 運動中に発生し得る内科的問題を調べる
授業 運動に伴う内科的健康リスク
事後学習(復習) 一つの健康リスクを選び、予防策をまとめる
第12週 事前学習(予習) Emergency Action Plan(EAP)について調べる
授業 運動・スポーツ環境の安全管理・救急対応とEAP
事後学習(復習) 自身が想定する運動・スポーツ環境のEAPを策定する
第13週 事前学習(予習) 自身の関心領域から研究論文を1編選択し精読する
授業 Evidence-Based Practiceと研究論文の批判的吟味
事後学習(復習) 論文の強み・限界・実践への応用可能性をまとめる
第14週 事前学習(予習) 発表資料を作成する
授業 健康運動科学における課題解決・総合演習1
事後学習(復習) 討議で得られた意見を踏まえ、自身の提案を再検討する
第15週 事前学習(予習) 発表資料を修正する
授業 健康運動科学における課題解決・総合演習2
事後学習(復習) 発表資料を完成させる
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考