開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
障害のある人の心理や身体機能に関する基礎的知識を習得するとともに、障害のある人の体験を理解し、本人のみならず家族を含めた周囲の環境にも配慮した介護の視点を習得させる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)障害の概念、生涯福祉の基本理念等を理解することができる。 2)障害を起こす原因となる疾患と症状を理解することができる。 2)障害のある人に対してどのような視点から介護をすればよいかについて理解する。 3)障害が人にどのような精神的影響を与えるかを理解し、障害のある人への対応の仕方を学ぶ。 4)障害がある人の日常生活への影響とアセスメントの基本的視点を学ぶ。 5)言葉の障害の原因別の分類を正しく理解する。 6)発語器官に障害のある場合の心身と生活への影響について正しく認識する。 7)脳の障害に起因する言葉の障害がある場合の心身と生活への影響について、正しく認識する。 8)精神障害のある人の地域における支援の具体的内容について習得する。 |
学習方法 | 講義 ビデオ |
テキスト及び 参考書籍 |
最新介護福祉全書 第11巻 障害の理解 メヂカルフレンド社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 5 | 10 | 5 | 100 | ||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 80 | ||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを基に学習内容を確認し、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 障害の概念(障害とは、障害者(児)とは、障害者観の変遷) | |
事後学習(復習) | 講義において理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 提示された内容について、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 障害の概念(ノーマライゼーションから現代の障害者福祉、障害の種類と程度) | |
事後学習(復習) | 講義において理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 提示された内容について、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | ICIDHからICFの概念(障害の特性の理解、障害による心理的影響と自己概念) | |
事後学習(復習) | 講義において理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 提示された内容について、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 自立に向けての介護(障害者の自立と自立支援、社会隔離から社会復帰、就労支援) | |
事後学習(復習) | 講義において理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 提示された内容について、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 自立に向けての介護(生活を支える制度「年金・医療・介護各制度」、補装具や福祉用具の理解、住宅改修) | |
事後学習(復習) | 講義において理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 提示された内容について、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 障害者介護における連携と協働(地域におけるサポート体制、チームアプローチ) | |
事後学習(復習) | 講義において理解できたことをノートにまとめておくこと。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 提示された内容について、テキストや配布物を参考に事前学習し、講義に備えておくこと。 |
授業 | 障害をもつ家族への支援(障害受容の過程、家族の介護力の評価と援助、家族へのレスパイトケア ) | |
事後学習(復習) | これまでの学習内容についてまとめたノートを参考に振り返りを行い、理解度を確認すること。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 後半のシラバスの確認 テキストの授業範囲を読んで理解しておく |
授業 | 第2章 肢体不自由(運動機能障害)のある人の理解P22~45(P25~39) 確認テスト | |
事後学習(復習) | テキストの授業範囲を読んで理解しておく 前回の内容の復習し記憶する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する |
授業 | 小テスト 第3章 内部障害のある人の理解P46~66(P50~56)(P60~64) 確認テスト | |
事後学習(復習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキストの授業範囲を読んで理解しておく 前回の内容の復習し記憶する |
授業 | 小テスト 第3章P104~111(P104~110) 第4章 P117~141(P117~136) | |
事後学習(復習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストの授業範囲を読んで理解しておく 前回の内容の復習し記憶する |
授業 | 小テスト 第5章 P142~178(P142~155)(P160~174) 確認テスト | |
事後学習(復習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキストの授業範囲を読んで理解しておく 前回の内容の復習し記憶する |
授業 | 小テスト 第7章 P179~218(P179~191)(P203~206)(P210~212) | |
事後学習(復習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストの授業範囲を読んで理解しておく 前回の内容の復習し記憶する |
授業 | 小テスト 第8章 精神障害のある人の理解P219~249(P219~225) 確認テスト | |
事後学習(復習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキストの授業範囲を読んで理解しておく 前回の内容の復習し記憶する |
授業 | 小テスト 第9章 高次脳機能障害のある人の理解P250~268(P250~268) 確認テスト | |
事後学習(復習) | 習った授業内容を復習し理解する 配布プリントに空欄があれば埋め記憶する | |
第15週 | 事前学習(予習) | ノート、プリント、教科書の整理をする |
授業 | 小テスト まとめ(教科の全内容を振り返る)確認テスト | |
事後学習(復習) | ノート、プリント、教科書の整理をする 定期的に見て確認する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 進捗状況によっては、計画がずれることがあります。 8週以降ののページ数は授業の学習範囲で、括弧書きのページ数は授業中に特に重視する予定の範囲です。 |