科目名 | 保育内容(音楽表現)の理論と方法 |
ナンバリング | EC_C2_08 |
担当者 | 野口 美乃里 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭二種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
楽典で学んだ音楽の基礎知識を踏まえ、音楽活動を指導するために必要な、主要三和音について学習し、簡易伴奏付けを習得する。また子どもの発達に応じた歌唱、あそびうた、手あそびなどのレパートリーを増やし、保育の中で展開するための知識・技能を身に付ける。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)保育における音楽活動の意義について説明することができる。 2)各調の主要三和音を理解し、幼児曲に簡易伴奏をつけることができる。 3)簡易伴奏をつけて、幼児曲を弾き歌いできる 4)幼児曲の弾き歌いのレパートリーを10曲以上持つ。 5)年齢に沿った歌唱行動の特徴を理解する。 6)こどものうたを、季節や発達に合わせて選ぶことができる。 7)手遊び、指あそび、絵描き歌等を演じることができる。 8)パネルシアターを作製し演じることができる。 9)子どもの発達段階に応じた音楽活動を展開できる。 |
学習方法 | ML教室において個人活動(簡易伴奏づけ) グループ活動(手遊び・パネルシアター) 発表 |
テキスト及び 参考書籍 |
「幼児のための音楽教育」神原雅之(教育芸術社) 「新たのしい子どものうたあそび」木村鈴代(同文書院) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 10 | 30 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | 10 | ||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト2冊に目を通しておく |
授業 | オリエンテーション 授業の進め方と内容 | |
事後学習(復習) | この授業で何をどのように学ぶのか整理しておく | |
第2週 | 事前学習(予習) | 自身が幼児期に幼稚園・保育園で歌った歌を思い出し、メモしておく |
授業 | 保育における音楽活動の意義 | |
事後学習(復習) | 保育者として、子どもと音楽との関わりについてどのような視点が必要か整理しておく | |
第3週 | 事前学習(予習) | 「どんぐりころころ」「大きな栗の木の下で」「きくのはな」などハ長調の幼児曲を歌えるようにしておく |
授業 | 和音と幼児曲の簡易伴奏付け①(ハ長調) | |
事後学習(復習) | ハ長調の三和音が理解できたか確認し、ハ長調の曲に簡易伴奏をつけて弾き歌いができるようにする | |
第4週 | 事前学習(予習) | 「まつぼっくり」「ありさんのおはなし」などヘ長調の幼児曲を歌えるようにしておく |
授業 | 和音と幼児曲の簡易伴奏付け(ヘ長調) | |
事後学習(復習) | ヘ長調の三和音が理解できたか確認し、ヘ長調の曲に簡易伴奏をつけて弾き歌いできるようにする | |
第5週 | 事前学習(予習) | 「幸せなら手をたたこう」「大きな古時計」を歌えるようにしておく |
授業 | 和音と幼児曲の簡易伴奏付け(ト長調) | |
事後学習(復習) | ト長調の三和音が理解できたか確認し、ト長調の曲に簡易伴奏をつけて弾き歌いできるようにする | |
第6週 | 事前学習(予習) | 授業で扱った幼児曲の弾き歌いを練習し、「弾き歌いレパートリー」の記入をしておく |
授業 | 和音と幼児曲の簡易伴奏付けテスト | |
事後学習(復習) | ハ長調、ヘ長調、ト長調の三和音を使いこなせるようにする | |
第7週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から4月~7月の歌と『新たのしい子どものうたあそび』実践編①を下読みしておく |
授業 | 「こどもの歌と手あそび」年齢別指導法とレパートリーづくり① | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第8週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から8月~10月の歌『新たのしい子どものうたあそび』実践編②を下読みしておく |
授業 | 「こどもの歌と手あそび」年齢別指導法とレパートリーづくり② | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習を、実習等で使えるようにする | |
第9週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から11月~1月の歌『新たのしい子どものうたあそび』実践編③を下読みしておく |
授業 | 「こどもの歌と手あそび」年齢別指導法とレパートリーづくり③ | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第10週 | 事前学習(予習) | 『幼児のための音楽教育』から2月~3月の歌と『新たのしい子どものうたあそび』実践編④を下読みしておく |
授業 | 「こどもの歌と手あそび」年齢別指導法とレパートリーづくり④ | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第11週 | 事前学習(予習) | 課題曲のうたの練習をする。手あそびレパートリーの記入をし練習する |
授業 | こどもの歌と手あそびのテスト | |
事後学習(復習) | 授業で扱った子どもの歌と手あそびを練習し、実習等で使えるようにする | |
第12週 | 事前学習(予習) | パネルシアターとは何か、保育の中でどのように活用するのかについて調べておく |
授業 | パネルシアター保育での活かし方、演じ方、作り方 | |
事後学習(復習) | 冬期休業中の課題としてパネルシアターを1作品作製する | |
第13週 | 事前学習(予習) | 作製したパネルシアターで指導案作成をするための準備をする |
授業 | パネルシアターのを用いた指導案の作成(グループ活動) | |
事後学習(復習) | グループの中でどの作品を組み合わせ、指導案作成をするかを考えておく | |
第14週 | 事前学習(予習) | 指導案の具体的内容について考えておく |
授業 | パネルシアターを用いた指導案の作成と発表準備(グループ活動) | |
事後学習(復習) | 指導案を整理し、発表のための台本作りをする | |
第15週 | 事前学習(予習) | 作成した台本から、役割分担をし発表の練習をする |
授業 | パネルシアターを用いた指導案の発表(グループ活動) | |
事後学習(復習) | 実習でパネルシアターを演じられるよう準備する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |