開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 3単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
個別ケアを行うために個々の生活リズムや個性を理解し、利用者の課題を明確にするための利用者ごとの介護計画の作成、実施後の評価やこれをふまえた計画の修正といった介護過程を展開し、他科目で学習した知識や技術を総合して、具体的な介護サービスの提供の基本となる実践力を習得する実習となるよう側面的に指導する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.利用者個々の生活リズムや個性に応じた生活支援の在り方について理解できる 2.一連の介護過程の展開を継続的に実践することができる 3.チームの一員として介護を遂行することができる 4.介護福祉士を目指すものとして専門性のあり方について理解できる |
学習方法 | 施設や事業所の実習担当者や職員にアドバイスを受けながら学習する。担当教員が週1回巡回指導する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
教科書なし。関連資料、辞典(介護、福祉、国語) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 5 | 5 | 10 | 20 | 10 | 20 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 介護実習Ⅰで実習した施設及び事業所より1つ選択する。(15日間:120時間) |
授業 | 実習のねらい | |
事後学習(復習) | (1)利用者のADL等に対応した介護技術が適切に活用できるようになる | |
第2週 | 事前学習(予習) | ・介護する対象の年齢、健康状態、生活様式、障がいの程度によって適切な食事の介護ができる |
授業 | ・排泄の意義・仕組みの知識を持ち、利用者の心理を深く理解し、受け入れ、安全でかつ安心 | |
事後学習(復習) | できる排泄の支援ができる | |
第3週 | 事前学習(予習) | ・利用者の健康状態、習慣、介護の必要性に応じた寝衣、寝具の交換ができる |
授業 | ・身体の清潔を図り、精神的、身体的な苦痛と緊張を緩和させ、安全で快適な入浴の介助ができる | |
事後学習(復習) | ・身体の清潔の確保ができる | |
第4週 | 事前学習(予習) | ・環境の整備ができる |
授業 | ・安楽、安寧への介護ができる | |
事後学習(復習) | ・安全で安楽な移動と移乗の介護ができる | |
第5週 | 事前学習(予習) | (2)実践した介護に対して、利用者の反応や結果を把握して記録し、評価・考察することにより、 |
授業 | それぞれの介護過程を認識できると共に、次回の介護に生かすことができるようになる | |
事後学習(復習) | (3)看護業務、厨房業務を実際に体験する | |
第6週 | 事前学習(予習) | ・医療・看護職との連携において独自の判断で行ってはならない仕事や連携方法を理解する |
授業 | ・利用者の健康管理や、異常の早期発見ができる | |
事後学習(復習) | ・事故時の対応と保健医療、福祉関係者への連携について学び、指示に従い適切な処置ができる | |
第7週 | 事前学習(予習) | ・利用者の食事時の形態、個々の状態に応じた献立・調理の方法、記録について学ぶとともに、 |
授業 | 栄養士や調理員との連携の重要性について理解する | |
事後学習(復習) | (4)その他の関係職種(相談援助、リハビリテーション、事務など)の業務について学び、 | |
第8週 | 事前学習(予習) | チームワークの必要性を学ぶ |
授業 | ・レクリェーションやクラブ活動への参加の必要性、介護の方法、利用者の変化や効果を学ぶ | |
事後学習(復習) | ・ソーシャルワークの役割を知り、連携の必要性を学ぶ | |
第9週 | 事前学習(予習) | (5)情報収集の必要性を理解し、情報収集の仕方、記録の仕方を学ぶ |
授業 | (6)受け持ち利用者の生活課題を把握し、介護計画の立案、展開の方法、記録について学ぶ | |
事後学習(復習) | (7)指導者の承諾を得た後、計画を実践し、結果を評価・考察する | |
第10週 | 事前学習(予習) | (8)介護過程の展開を学ぶ |
授業 | ・それぞれの段階で、適切な記録の方法を学ぶ | |
事後学習(復習) | ・介護計画の必要性と重要性を学ぶ | |
第11週 | 事前学習(予習) | ・介護の継続性を認識し、介護過程の展開について理解できるようになる |
授業 | (9)行事・レクリェーション・リハビリテーション等の運営・進め方を学び管理業務について | |
事後学習(復習) | 学ぶ | |
第12週 | 事前学習(予習) | (10)ボランティアの果たしている役割について学ぶ |
授業 | (11)緊急時の対応、ターミナルケアについての援助のあり方について学ぶ | |
事後学習(復習) | (12)日常生活を支援していく中で、心理的・精神的な関わり合いを通して、利用者の抱える | |
第13週 | 事前学習(予習) | ている問題や求めている援助内容を把握して支援していくことを学ぶ |
授業 | (13)利用者を真に理解し、公正で温かい態度を身につけ、信頼関係をつくる能力を養う | |
事後学習(復習) | (14)自己の課題を知り、課題の達成に努力を惜しまず、感情をコントロールできるようになる | |
第14週 | 事前学習(予習) | (15)職業倫理を身につけ、介護観を持つことができるようになる |
授業 | ||
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |