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疾病論Ⅱ

科目名 疾病論Ⅱ
ナンバリング HN_C1_08
担当者 楢本 千珠子
開設学科
専攻・コース
健康栄養学科
分類 専門教育科目 学科専門科目
関連する
資格・免許
栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 食品衛生監視員任用資格 食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 食品衛生管理者任用資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 後期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
各疾患の成因・病態・診断・治療について解説する。生活習慣が疾病の中心である現代医療の中で、栄養士の果たす役割は、とても大きく、重要であることを説明する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.人体の仕組みを理解する。人間は60兆個の細胞から成り立つ生物である。全体性という原理をもち外界に
 対して能動的である。自然界の法則に従うという特徴を持つことを解説する。
2.器官別に形態や機能、主要疾患の成因、病態、診断及び治療の概要を説明する。
3.感染、免疫と生体防御、悪性腫瘍等もその機構と関連疾患を系統的に説明する。
4.各々の生命が、いかなる時も、十全にその力を発揮できるように、もっとも身近な生活の援助者として、栄
 養士は食事を通じて深く関わっていることを説明する。
学習方法 講義(テキスト使用)
テキスト及び
参考書籍
疾病の成り立ち : 臨床医学第2版 / 田中明編 建帛社。 参考書 : 人体のしくみとはたらき 医学書院。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10                             90               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 90
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度  
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) テキスト(P101-109)を読んでおくこと
授業 動脈硬化
事後学習(復習) 一次止血、二次止血、血栓症、塞栓症などを把握しておく
第2週 事前学習(予習) テキスト(P109-112)を読んでおくこと
授業 高血圧症、心不全
事後学習(復習) 正常血圧、高血圧の定義を確認し、記憶すること
第3週 事前学習(予習) テキスト(P113-117)を読んでおくこと
授業 狭心症、心筋梗塞、不整脈
事後学習(復習) 狭心症と心筋梗塞の違いを正確に理解する
第4週 事前学習(予習) 「解剖生理学」の講義で使用したテキストで、腎臓の機能と構造を再確認する
授業 糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、腎不全、慢性腎臓病
事後学習(復習) 腎機能検査の種類と基準値を理解する
第5週 事前学習(予習) テキスト(P133-136)を読んでおくこと
授業 血液透析、腹膜透析、アシドーシス、アルカローシス
事後学習(復習) 透析導入の時期を正しく把握する
第6週 事前学習(予習) テキスト(P137-144)を読んでおくこと
授業 内分泌疾患
事後学習(復習) 甲状腺疾患について、特に学習しておくこと
第7週 事前学習(予習) テキスト(P145-147)を読んでおくこと
授業 脳出血、脳梗塞、くも膜下出血
事後学習(復習) 発病時の処置は、板書を参考に整理しておくこと
第8週 事前学習(予習) テキスト(P148-150)を読んでおくこと
授業 認知症、パーキンソン病
事後学習(復習) 健康な人の物忘れと認知症の人の物忘れの違いを把握する
第9週 事前学習(予習) テキスト(P151-155)を読んでおくこと
授業 慢性閉塞性肺疾患COPD、気管支喘息
事後学習(復習) COPDの症状、予防、治療を再学習する
第10週 事前学習(予習) テキスト(P155-157)を読んでおくこと
授業 肺炎、肺がん
事後学習(復習) 肺炎については、板書を参考に整理しておくこと
第11週 事前学習(予習) テキスト(P158-165)を読んでおくこと
授業 骨祖鬆症、サルコペニア、ロコモティブシンドローム
事後学習(復習) 骨粗鬆症と骨軟化症の違いを把握する
第12週 事前学習(予習) テキスト(P171-177)を読んでおくこと
授業 貧血、その他の血液疾患
事後学習(復習) 鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血について学習する
第13週 事前学習(予習) テキスト(P178-179)を読んでおくこと
授業 食物アレルギー、生体防御システム
事後学習(復習) γ-グロブリン、抗原抗体反応、肥満細胞について理解を深める
第14週 事前学習(予習) テキスト(P179-183)を読んでおくこと
授業 膠原病、自己免疫疾患、免疫不全
事後学習(復習) RA因子、抗核抗体、LE細胞、Tリンパ球、Bリンパ球を理解する
第15週 事前学習(予習) テキスト(P185-189、P166-170)を読んでおくこと
授業 感染症、生殖系疾患
事後学習(復習) 日和見感染症、院内感染、再興感染症など再確認する
第16週 事前学習(予習)
授業 試験
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。