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特別研究

科目名 特別研究
ナンバリング MP_E3_02
担当者 長野 恵子
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
分類 研究演習 
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 2年 通年 8単位 必修
授業の概要
及びねらい
1年次に引き続き、先行研究の充分なレビューを土台とした研究計画に沿って、予備調査、本調査を実施し、論文を作成する。口頭試問、修士論文発表会でプレゼンテーションをし、討議をおこなう。倫理的配慮に基づく臨床心理学的研究のあり方を修得し、将来においても臨床心理士として研究活動に携われる基礎を作る。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.自らの問題意識を明らかにしつつ能動的に研究に取り組む。
2.文献収集を行い、先行研究を自らの問題意識に基づきレビューすることができる。
3.先行研究、自身の臨床経験、時間的制約、倫理的配慮の中で研究計画を立案できる。
4.倫理的配慮の基づく研究計画を実行できる。
5.収集したデータに関して適切な結果処理ができる。
6.見出された結果から、目的に沿った考察ができる。
7.論理的な文章表現並びにプレゼンテイション、討議ができる。
8.自らの研究を今後の臨床実践に生かす方向性を見出すことができる。
学習方法 個別指導並びにグループ討議。中間発表会、口頭試問、修士論文発表会等による討議を通して学ぶ。
テキスト及び
参考書籍
特に定めないが適宜指示をする。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         10 5 5 10 10 10 20 10 10 5 5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 60
授業態度 10
受講者の発表 20
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 1年次での修士論文作成経緯をまとめてくる
授業 予備調査に関する振り返りと研究計画の策定
事後学習(復習) 論点の整理
第2週 事前学習(予習) 倫理委員会用書類の作成
授業 学内倫理委員会への審査申し込み準備
事後学習(復習) 申請書類の修正
第3週 事前学習(予習) 質問紙等の準備
授業 本調査の準備、調査協力者への打診、質問紙等の精査
事後学習(復習) 本調査準備を進める
第4週 事前学習(予習) 質問紙等の準備
授業 本調査の準備、調査協力者への打診、質問紙等の精査
事後学習(復習) 本調査準備を進める
第5週 事前学習(予習) 中間発表会用のレジュメの作成
授業 修士論文中間発表会用のレジュメの検討
事後学習(復習) 論点を整理し、レジュメを修正
第6週 事前学習(予習) 中間発表会用のスライドの作成
授業 修士論文中間発表会の準備、グループでの討議
事後学習(復習) 論点を整理し、スライド、発表の仕方の修正
第7週 事前学習(予習) 時間内の発表が可能なようにリハーサルする
授業 修士論文中間発表会
事後学習(復習) 指摘点を整理する
第8週 事前学習(予習) 検討すべきを整理し、文章化する
授業 修士論文中間発表会での指摘点に関する検討
事後学習(復習) 本調査の準備
第9週 事前学習(予習)
授業 本調査準備(本調査期間は適宜進捗状況を報告し、問題点を解決する)
事後学習(復習)
第10週 事前学習(予習)
授業 本調査実施(データ入力を適宜行う)
事後学習(復習)
第11週 事前学習(予習)
授業 本調査実施
事後学習(復習)
第12週 事前学習(予習)
授業 本調査実施
事後学習(復習)
第13週 事前学習(予習)
授業 本調査実施
事後学習(復習)
第14週 事前学習(予習)
授業 本調査実施(データ入力を済ませておく)
事後学習(復習)
第15週 事前学習(予習) 基本的なデータ解析を済ませておく
授業 データの分析結果の検討
事後学習(復習) 下位検定を進める
第16週 事前学習(予習) 結果を分かりやすく表示
授業 データの分析結果の検討
事後学習(復習) 下位検定を進める
第17週 事前学習(予習) 結果を分かりやすく表示する
授業 分析結果を図表化に関する検討
事後学習(復習) 検討された結果を文章化する
第18週 事前学習(予習) 結果から考察を文章化する
授業 分析結果に基づく考察の検討
事後学習(復習) 考察を文章化する
第19週 事前学習(予習) 問題、目的、方法、結果、考察の流れで文章化
授業 目的に沿った結果と考察になっているかの吟味
事後学習(復習) 研究の限界点を考える
第20週 事前学習(予習) これからのタイムスケジュールを立てておく
授業 論文執筆開始にあたっての留意点指導
事後学習(復習) 問題と目的の文章化
第21週 事前学習(予習) 先行研究の整理と文章化
授業 先行研究を踏まえた問題と目的の執筆
事後学習(復習) 指摘点を修正
第22週 事前学習(予習) 方法の部分を書いてくる
授業 研究方法に関する表現の検討
事後学習(復習) 指摘点を修正
第23週 事前学習(予習) 結果と考察をまとめてくる
授業 結果と考察の記述に関する検討
事後学習(復習) 指摘点を修正
第24週 事前学習(予習) 考察、総合考察とまとめを執筆
授業 修士論文全体に関する検討
事後学習(復習) 指摘点を修正
第25週 事前学習(予習) 要旨を作成してくる
授業 要旨に関する検討
事後学習(復習) 指摘点を修正
第26週 事前学習(予習) 要旨を修正のうえ提出の準備をする
授業 要旨に関する検討と口頭試問準備
事後学習(復習) 疑問点について整理
第27週 事前学習(予習) 時間内に発表ができるように準備する
授業 口頭試問
事後学習(復習) 指摘点に関して修正をおこなう
第28週 事前学習(予習) 修正した論文を準備する
授業 口頭試問に関する修正の検討
事後学習(復習) 指摘部分の修正
第29週 事前学習(予習) 発表会用スライド作成
授業 修論発表会の準備、グループでの検討
事後学習(復習) 指摘点の修正
第30週 事前学習(予習) 時間内での発表ができるようにリハーサルしておく
授業 修士論文発表会
事後学習(復習) 指摘点の整理
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 将来、臨床心理士を目指す者として、充分な倫理的配慮のもと、臨床実践に役立てる方向性を意識しながら能動的に研究を進めていく態度を持つことを期待します。