科目名 | 栄養教育論実習Ⅰ |
ナンバリング | HN_G2_04 |
担当者 | 梅木 陽子 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 3年 | 前期 | 1単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
ライフステージ別の栄養教育計画を立案し、実施、評価までの一連の流れを教授する。また、情報収集の方法について学び、収集から分析までの一連の流れを実際に行うことにより実践力を身につけさせることが本実習のねらいである。本科目は地域志向科目となります。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)栄養教育を実施する際の流れについて理解できる 2)教育案の作成方法について理解できる 3)栄養教育を実施する際の留意点について概説できる 4)情報収集の方法について理解できる 5)情報の集計・分析方法について理解できる 6)プレゼンテーションの方法について理解できる 7)授業において獲得した知見を実践に移すことができる。 |
学習方法 | 実習、グループ学習 |
テキスト及び 参考書籍 |
栄養教育論(南江堂) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 20 | 40 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | ◎ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | ライフステージ別の栄養問題について復習しておく |
授業 | 栄養問題把握のための調査計画立案(背景、目的、仮説の設定) | |
事後学習(復習) | 文献検索により得られた文献を読む | |
第2週 | 事前学習(予習) | 様々な調査票を調べておく |
授業 | 栄養問題把握のための調査票作成(質問票の作成方法) | |
事後学習(復習) | 質問票を仕上げて提出する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 調査の依頼と実施について、班員と練習をしておく |
授業 | 栄養問題把握のための諸調査実施(集合調査) | |
事後学習(復習) | 他の班の手順を参考に、不備のない調査の実施方法についてまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | データの集計手順について調べておく |
授業 | 栄養問題把握のためのデータの整理(数量化、カテゴリー化、入力作業) | |
事後学習(復習) | データの入力と確認を終わらせる | |
第5週 | 事前学習(予習) | 検定の種類、方法について調べておく |
授業 | 栄養問題把握のためのデータの集計・分析(平均値の差の検定、カイ二乗検定) | |
事後学習(復習) | 集計表(結果)をまとめる | |
第6週 | 事前学習(予習) | 様々な調査結果から、どのような結果の表し方(図表)をしているか調べる |
授業 | 調査結果のまとめ、発表の準備(抄録作成、プレゼンテーション作成) | |
事後学習(復習) | プレゼンテーション、要旨を仕上げて提出 | |
第7週 | 事前学習(予習) | プレゼンテーションの練習をする |
授業 | 調査結果の発表 | |
事後学習(復習) | 各班の発表内容から発表技術のポイント、結果のまとめ方の良い点をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 集団栄養教育の対象(幼児、児童)について、食生活、健康上の問題点について調べる |
授業 | 栄養教育対象者の決定 | |
事後学習(復習) | 決定した対象者の生活背景、発達、発育段階について調る | |
第9週 | 事前学習(予習) | 決定した対象との接し方を考える。訪問の準備をする |
授業 | 栄養教育対象者の情報収集(対象の食に関する問題点の抽出、理解度) | |
事後学習(復習) | 対象者の特徴についてまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 対象者の栄養上の問題点について整理し、栄養教育の事例を調べておく |
授業 | 栄養教育指導案作成(教育案の作成方法、教育目標、使用教材) | |
事後学習(復習) | 指導の流れを完成させ、提出する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 媒体作成のための参考資料を収集しておく |
授業 | 栄養教育実施のための媒体作成① | |
事後学習(復習) | 媒体作成をすすめておく | |
第12週 | 事前学習(予習) | 指導の展開を考えるあ |
授業 | 栄養教育実施のための媒体作成② | |
事後学習(復習) | 媒体と発表原稿を仕上げる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 媒体を使いながら、教育の練習をする |
授業 | 栄養教育実施のための準備 | |
事後学習(復習) | 繰り返し練習をする | |
第14週 | 事前学習(予習) | 当日の手順を確認し、教育実施の準備をする |
授業 | 栄養教育の実施 | |
事後学習(復習) | 教育の実施を振り返り、レポートにまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 教育実践に関する評価として、栄養教室の参加者からのアンケートをまとまる |
授業 | 栄養教育の評価 | |
事後学習(復習) | 実習で作成した媒体の整理と本実習内容について振り返る |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | グループ活動は積極性・協調性を持って活動すること。事前学習として、①食生活分野の文献を読んでおくこと、②ライフステージの栄養教育について見直しておくこと。事後学習として、栄養教育の改善点について考察すること。 |