科目名 | 地域生活支援学特殊研究(3)地域社会における心理的諸問題の視点と枠組み |
ナンバリング | DS_B1_02 |
担当者 | 平川 忠敏 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科(博士後期) 地域生活支援学専攻(博士後期課程) |
分類 | 選択科目 原理分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
地域高齢者中でも社会福祉のニーズの高い要介護高齢者などに焦点をあて、地域において尊厳ある自立生活が実現されることにむけて、医療、保健、住まい、日常的サポートなど生活支援にかかわる領域や場面と関連させながら学修する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
高齢化の進展する現代社会においては高齢者は地域生活支援の対象のなかでもよりニーズの高い存在であり、高齢者支援の充実が求められている。この講義では、特にニーズの高い地域の要介護高齢者などに焦点をあて、医療、保健、住まい、日常的サポートなど生活支援にかかわる領域や場面と関連させながら社会福祉を基軸とする包括的な視点から、マクロ(政策)、メゾ(組織・施設)、ミクロ(直接援助)の各層から考察する。高齢者支援にかかわる諸問題について衣食住を含めた生活全体について包括的に分析し、ニーズ充足にむけての問題解決方策を具体的に低減できるための知識と研究方法を獲得し、受講者自らの研究テーマに即して研究計画が立てられるようになることが到達目標である。 |
学習方法 | 文献抄読、ディスカッションなどを含めた講義とする。 |
テキスト及び 参考書籍 |
適宜紹介する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ◎ | ◎ | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ◎ | ◎ | ||||||||||||||||||||||
その他 | 10 | ||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | ||
第2週 | 事前学習(予習) | 高齢者支援についての予習 |
授業 | 高齢者支援研究の方法(研究枠組み、データ収集、分析方法など) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第3週 | 事前学習(予習) | 高齢者を取り巻く生活上の諸問題などについての予習 |
授業 | 高齢者と取り巻く生活上の諸問題とニーズ把握(健康、就労、医療、介護、住まいなど) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第4週 | 事前学習(予習) | 高齢者の生活上の実態と課題についての予習 |
授業 | 高齢者の生活上の実態と課題(高齢者世帯のデータ分析から) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第5週 | 事前学習(予習) | 高齢者支援施策の変遷についての予習 |
授業 | 高齢者支援施策の変遷(福祉、医療、保健、住宅など) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第6週 | 事前学習(予習) | 地域包括ケアについての予習 |
授業 | 地域包括ケアへの志向と展開(背景、意義、内容、実践モデルなど) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第7週 | 事前学習(予習) | 高齢者のニーズに即した生活支援施策にあり方についての検討 |
授業 | マクロ的アプローチ(1)(高齢者のニーズに即した生活支援施策・制度の形成) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第8週 | 事前学習(予習) | 高齢者保健福祉計画についての予習 |
授業 | マクロ的アプローチ(2)(高齢者保健福祉計画など地方自治体策定の計画の検証) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第9週 | 事前学習(予習) | 高齢者支援としてのコミュニティ形成についての予習 |
授業 | メゾ的アプローチ(1)(地域包括ケアの視点からのコミュニティ形成) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第10週 | 事前学習(予習) | 高齢者支援における組織・施設経営についての予習 |
授業 | メゾ的アプローチ(2)(組織・施設経営における理念・目標の設定と計画) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第11週 | 事前学習(予習) | 高齢者福祉サービスの課題についての予習 |
授業 | メゾ的アプローチ(3)(サービスの質の向上と権利擁護を図るシステム) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第12週 | 事前学習(予習) | 高齢者ソーシャルワークの理論についての予習 |
授業 | ミクロ的アプローチ(1)(高齢者ソーシャルワークの理論的研究) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第13週 | 事前学習(予習) | 高齢者ソーシャルワークについての予習 |
授業 | ミクロ的アプローチ(2)(高齢者ソーシャルワークの展開) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第14週 | 事前学習(予習) | リスクマネジメントについての予習 |
授業 | ミクロ的アプローチ(3)(要介護高齢者に対するリスクマネジメント) | |
事後学習(復習) | 振り返り | |
第15週 | 事前学習(予習) | マクロ・メゾ・ミクロの支援の連続性についての予習 |
授業 | マクロ・メゾ・ミクロの支援の連続性と一体性の確保 | |
事後学習(復習) | 振り返り |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |