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疾病論Ⅰ

科目名 疾病論Ⅰ
ナンバリング HN_C1_07
担当者 楢本 千珠子
開設学科
専攻・コース
健康栄養学科
分類 専門教育科目 学科専門科目
関連する
資格・免許
栄養士免許申請資格 栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 栄養教諭一種免許状 食品衛生監視員任用資格 食品衛生監視員任用資格 食品衛生管理者任用資格 食品衛生管理者任用資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 2年 前期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
各疾患の成因・病態・診断・治療について解説する。生活習慣が疾病の中心である現代医療の中で、栄養士の果たす役割は、とても大きく、重要であることを説明する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.人体の仕組みを理解する。人間は60兆個の細胞から成り立つ生物である。全体性という原理をもち外界に
 対して能動的である。自然界の法則に従うという特徴を持つことを解説する。
2.器官別に形態や機能、主要疾患の成因、病態、診断及び治療の概要を説明する。
3.感染、免疫と生体防御、悪性腫瘍等もその機構と関連疾患を系統的に説明する。
4.各々の生命が、いかなる時も、十全にその力を発揮できるように、もっとも身近な生活の援助者として、栄
 養士は食事を通じて深く関わっていることを説明する。
学習方法 講義(テキスト使用)
テキスト及び
参考書籍
疾病の成り立ち : 臨床医学第2版 / 田中明編 建帛社。 参考書 : 人体のしくみとはたらき 医学書院。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率   10                             90               100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 90
小テスト等  
宿題・授業外レポート  
授業態度  
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) テキスト序章(P1-3)を読んでおくこと
授業 一般的診察、主な症候
事後学習(復習) バイタルサインを理解する
第2週 事前学習(予習) テキスト(P12-17)を読んでおくこと
授業 臨床検査、画像検査
事後学習(復習) CT. MRI.PETについて理解する
第3週 事前学習(予習) テキスト(P22)末期患者の治療を読むこと
授業 終末期医療、緩和医療、尊厳死、死の判定
事後学習(復習) インフォームドコンセント、セカンドオピニオン、ホスピオ(板書を参考に)
第4週 事前学習(予習) テキスト肥満と代謝疾患(P37-44)を読んでおくこと
授業 肥満、メタボリックシンドローム
事後学習(復習) 生活習慣病と肥満の関係を調べること
第5週 事前学習(予習) テキスト(P45-49)を読んで糖尿病の分類を理解しておくこと
授業 糖尿病とはどのような病気か
事後学習(復習) 血糖コントロールの指標を覚えること
第6週 事前学習(予習) テキスト(P54-57)を読んでおくこと
授業 糖尿病の症状、治療
事後学習(復習) 糖尿病の合併症、治療薬の種類を理解する
第7週 事前学習(予習) テキスト(P57-63)を読んでおくこと
授業 脂質異常症
事後学習(復習) LDL-CとHDL-Cの違いを理解すること
第8週 事前学習(予習) テキスト(P64-68)を読んでおくこと
授業 高尿酸血症、痛風、先天性代謝異常
事後学習(復習) 血清尿酸値と痛風発作との関連を理解する
第9週 事前学習(予習) 「解剖生理学」の講義で使用したテキストで、食道、胃の機能と構造を調べておく
授業 食道疾患、消化性潰瘍
事後学習(復習) H2ブロッカーPPIの作用と違いを理解する
第10週 事前学習(予習) テキスト(P76-82)を読んでおくこと
授業 炎症性腸疾患、下痢と便秘
事後学習(復習) 潰瘍性大腸炎とクローン病の違いを理解する
第11週 事前学習(予習) テキスト(P82-85)を読んでおくこと
授業 急性肝炎、慢性肝炎
事後学習(復習) 肝炎ウイルスについて、感染経路、種類をまとめる
第12週 事前学習(予習) 「解剖生理学」の講義で使用したテキストで、肝臓の機能と構造を調べる
授業 肝硬変症、肝がん
事後学習(復習) 血液検査のデーターを正確に判断できるように学習する
第13週 事前学習(予習) テキスト(P88-92)を読んでおくこと
授業 脂肪肝、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)、胆石症
事後学習(復習) 肝機能検査の項目と意味を理解する
第14週 事前学習(予習) テキスト(P93-95)を読んでおくこと
授業 急性膵炎、慢性膵炎
事後学習(復習) 急性膵炎の治療について、板書を参考にする
第15週 事前学習(予習) テキスト(P95-100)を読んでおくこと
授業 消化器系の悪性腫瘍
事後学習(復習) ダンピング症候群と腫瘍マーカーについて理解する
第16週 事前学習(予習)
授業 試験
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。