科目名 | 法学 |
ナンバリング | CE_B1_08 |
担当者 | 児玉 弘 |
開設学科 専攻・コース |
健康栄養学科 社会福祉学科 スポーツ健康福祉学科 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 子ども学科 心理カウンセリング学科 |
分類 | 共通教育科目 教養教育科目 |
関連する 資格・免許 |
栄養士免許申請資格 管理栄養士国家試験受験資格 社会福祉主事任用資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修(健康栄養学科・社会福祉学科・スポーツ健康福祉学科・子ども学科・心理カウンセリング学科) 選択(リハビリテーション学科 理学療法学専攻・リハビリテーション学科 作業療法学専攻) |
授業の概要 及びねらい |
現代社会で自律的に生活するうえで、必要となりうる法的知識を講義します。授業においては、現代法の骨格をなす①公法(憲法)、②民事法(民法)、③刑事法(刑法・刑事訴訟法)の3つの法分野における法制度を解説します。これにより、自己の権利を適切に把握してもらうとともに、他者の多様性への寛容な態度を養います。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
(1) 法とはなにかについて、自分なりの理解を持つ。 (2) 現代法の基本的な体系について理解し、説明することができる。 (3) 裁判の仕組みや裁判所制度について理解し、説明することができる。 (4) 刑事法の体系を理解したうえで、その基本的な理論および制度について説明することができる。 (5) 民事法の体系を理解したうえで、その基本的な理論および制度について説明することができる。 (6) 公法の体系を理解したうえで、その基本的な理論および制度について説明することができる。 (7) 新聞等で取り上げられる法的な諸問題について、法(学)の観点から思索し、議論することができる。 |
学習方法 | 基本的には伝統的な講義形式によって、指定したテキストにそくしつつ適宜資料を配布して授業を進めます。もっとも、口頭質問、コニュニケーションペーパー、小テストなどによって受講生の理解度を適宜確認し、可能な限り授業にフィードバックさせるようにすることで、双方向型の授業を目指します。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:松井茂記ほか『はじめての法律学――HとJの物語〔第5版〕』(有斐閣・2017年) 参考書籍:六法全書(「ポケット六法」、「デイリー六法」など)のほか、必要に応じて適宜紹介します。 |
【健康栄養学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 40 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【社会福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 40 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【スポーツ健康福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 40 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【リハビリテーション学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 40 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【子ども学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 40 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【心理カウンセリング学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 10 | 5 | 40 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ◎ | 15 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | このシラバスを読む。身近にある法的な現象ないし問題をさがす。 |
授業 | オリエンテーション・ガイダンス、現代法の体系(公法、民事法、刑事法) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 刑法の基礎①(犯罪、刑罰、罪刑法定主義) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 刑法の基礎②(構成要件該当性、違法性、責任) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 刑事訴訟法の基礎(無罪の推定、捜査、公訴と公判準備、公判手続) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 刑事法を範囲とする小テスト①の準備をする。指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 小テスト①、民法・不法行為法の基礎①(過失責任主義) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 民法・不法行為法の基礎②(違法性、損害) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 民法・契約法の基礎①(私的自治、契約の自由) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 民法・契約法の基礎②(意思能力、行為能力、所有権、債務不履行) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 民法・家族法の基礎①(親権、嫡出子、嫡出でない子) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 民法・家族法の基礎②(婚姻、離婚) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 民法を範囲とする小テスト②の準備をする。指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 小テスト②、憲法・統治機構の基礎①(法の支配、権力分立、憲法の最高法規性、違憲審査制) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 憲法・統治機構の基礎②(国会、立法過程、内閣、裁判所、国民主権、憲法改正) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 憲法・基本的人権の基礎①(基本的人権の分類、自己決定権) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 指示するテキストのページを読んでおく。 |
授業 | 憲法・基本的人権の基礎②(公共の福祉、二重の基準論) | |
事後学習(復習) | テキストの該当ページ、配布資料、板書等を合わせて要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 憲法を範囲とする小テスト③の準備をする。授業全体を振り返って、疑問点をまとめておく。 |
授業 | 小テスト③、授業のまとめ(各到達目標のまとめ、法とはなにか) | |
事後学習(復習) | 定期試験の準備をする。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | (1) この授業で使用するテキストは、2017年3月末に発売される予定です。そのため、本シラバスを執筆している時点(2017年2月)では、上記授業計画欄において、テキストのページ数を示した形で「事前学習(予習)」・「事後学習(復習)」を記述することができません。したがって、詳細な「事前学習(予習)」・「事後学習(復習)」の内容は、初回の授業において提示することとします。 (2) 授業の進捗状況、学生の理解度や関心の方向・深さによって、授業の内容、順序の変更がありえます。 (3) 授業で配布する資料は、あくまでも内容の概要を記したメモ(目次)にすぎませんし、授業への出席を前提として作成されるものです。授業の内容を理解し、自分の知識にするには、自らの言葉でノートをとる必要があります。したがって、テキストとともにノートを準備して授業に出席してください。 (4) 当然のことながら、授業中の私語、携帯電話は厳禁です。注意しても止めない場合は、容赦なく教室から追い出します。 |