| 科目名 | ユニバーサルデザイン概論 |
| ナンバリング | SH_I1_01 |
| 担当者 | 米田 郁夫 |
| 開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
| 分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
かつて、高齢者や障がいのある人たちの社会参加を困難にする多くの障壁を取り除くために、バリアフリーの考え方が生まれ、さらにバリアフリーの考え方の問題点を克服する手法としてユニバーサルデザインの考え方が生まれた。本講義では、ユニバーサルデザイン発想までの経緯を理解し、成熟した社会の在り方について学ぶ。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
1)障がいのある人たちの生活機能と環境の関係について理解する。 2)障がいのある人たちの日常生活における不便さについて具体的に理解する。 3)バリアフリーの考え方が生まれた歴史的背景について理解する。 4)バリアフリーの問題点について理解する。 5)ユニバーサルデザインの発想と進展のプロセスについて理解する。 6)みんなが使いやすい環境の在り方について理解する。 7)すべての人たちが社会参加できるユニバーサル社会構築の重要性について理解する。 |
| 学習方法 | 毎回配布する資料に沿って講義を進める。講義後に、理解したこと、疑問点などをミニレポートにまとめる。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
「ユニバーサル・デザイン―バリアフリーへの問いかけ―」(川内美彦著) 高齢者白書(内閣府) 障害者白書(内閣府) |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 20 | 30 | 10 | 20 | 100 | ||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | ◎ | ○ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでおく。 |
| 授業 | オリエンテーション―「障害」とは何か― | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 障害と環境 | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 高齢者の不便さについて | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 車いす使用者の不便さについて | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 聴覚・言語障害の不便さについて | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 視覚障害体験 | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 視覚障害の不便さについて | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 障害のある人の生活権獲得の歴史 | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 社会的支えとバリアフリーについて | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | バリアフリーの限界について | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 施設のバリアフリー点検 | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | 施設点検結果のプレゼンテーション | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | ユニバーサルデザインへの胎動 | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 次回講義のキーワードを示し、図書館等を利用して下調べする。 |
| 授業 | ユニバーサルデザインの進展 | |
| 事後学習(復習) | 理解したことや疑問点をミニレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | これまで学んだことを整理しておく。 |
| 授業 | まとめ | |
| 事後学習(復習) | 授業で学修したことをレポートにまとめる。配布した資料を読み直す。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |