| 科目名 | 基礎理学療法学 | 
| ナンバリング | RP_E1_02 | 
| 担当者 | 大川 裕行 | 
| 開設学科 専攻・コース  | 
                    リハビリテーション学科 理学療法学専攻 | 
| 分類 | 専門教育科目 専門科目 | 
| 関連する 資格・免許  | 
                    
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 | 
| 神埼 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 | 
| 授業の概要 及びねらい  | 
          「リハビリテーション概論」「理学療法学概論」で学ぶ内容に臨床的なトピックス加え,理学療法士の基本的役割と責任を理解する.理学療法士の業務を理解するために専門的倫理・知識・技術の概要を理解し,理学療法士としての適性についても考える. | 
| 実務経験に 関連する 授業内容  | 
            |
| 授業の 到達目標  | 
          リハビリテーションについて理解し説明できる. 理学療法について理解し説明できる. リハビリテーション医療における理学療法士の役割と責務を理解し説明できる. 理学療法士に求められる専門的倫理,専門的知識,専門的技術の必要性を理解し,理学療法士の適性について考えることができる.  | 
        
| 学習方法 | 講義を中心に行いますが,毎回,必ず学生の発言を求めます. | 
| テキスト及び 参考書籍  | 
          「運動療法学テキスト」改訂第2版 南江堂. | 
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                                態度・ 志向性  | 
                                知識・ 理解  | 
                                技能・ 表現  | 
                                行動・ 経験・ 創造的思考力  | 
                        合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 %  | 
                    ||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | ○ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | |||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
    | 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | リハビリテーションの定義,歴史,目的,範囲,手段など | 
| 授業 | リハビリテーションとは | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を記録して疑問点を整理,次回の講義までに解決する準備を行う. | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 理学療法の定義,歴史,目的,範囲,手段など | 
| 授業 | 理学療法とは | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 専門的倫理,専門的知識,専門的技術など | 
| 授業 | 理学療法士の要件 | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | リハビリテーションチーム,情報の共有,他職種との連携など | 
| 授業 | リハビリテーション医療における理学療法士の責務 | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 運動とは,運動が生体に与える影響など | 
| 授業 | 運動の効果と必要性 | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 廃用症候群,過用症候群,誤用症候群,全身調整訓練など | 
| 授業 | 2次的障害と対策 | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 接遇,マナー,患者・家族への配慮など | 
| 授業 | 理学療法の実際1(接遇・マナー・患者対応) | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 重力が生体に与える影響,運動療法の順序など. | 
| 授業 | 理学療法の実際2(姿勢変換・自動運動・他動運動) | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 評価とは,理学療法における基本的な評価,テストバッテリー | 
| 授業 | 理学療法の実際3(理学療法における評価) | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 関節可動域訓練,筋力増強訓練,持久力訓練など | 
| 授業 | 理学療法の実際4(関節可動域訓練,筋力増強訓練) | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | ADL,セルフケア,介助方法など | 
| 授業 | 理学療法実際5(ADLトレーニング) | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 装具,義肢,杖,車いすなど | 
| 授業 | 理学療法と補装具 | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 障がい受容,各種バリアなど | 
| 授業 | 障がい者の心理的・社会的問題と理学療法 | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 障がい者のスポーツ,パラリンピック,全国障害者スポーツ大会など | 
| 授業 | 障がい者のスポーツ | |
| 事後学習(復習) | 疑問点を調べて整理する.次回の講義で解決する準備を行う. | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 学内教育,学外教育,卒後教育など | 
| 授業 | 理学療法士教育とスーパービジョン | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を整理して「臨床実習Ⅰ」に備える. | |
| 第16週 | 事前学習(予習) | これまでに学んだ内容を全体的に振り返り試験に臨んで下さい. | 
| 授業 | まとめと試験 | |
| 事後学習(復習) | 不十分な点を解決して2年次の講義に備えて下さい. | |
            ※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
            ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
        
        | 備考 | 理学療法の知識・技術を学ぶ上での基礎となる授業です.今後の専門科目で行われる多くの課題学習や問題解決型学習のための出発点でもありますので,その準備として,少しの疑問でもあれば積極的に質問して解決していく姿勢を身に付けていきましょう. |