| 科目名 | 脳血管障害理学療法学演習 |
| ナンバリング | RP_G3_05 |
| 担当者 | 大川 裕行 |
| 開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
| 分類 | 専門教育科目 専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 3年 | 前期 | 1単位 | 必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
脳血管障害は神経学的症状によって引き起こされる運動障害,言語障害など様々な障害を残す.これに対して理学療法は片麻痺に代表される運動機能障害を改善する主たる手段となる.リスク管理を含めた急性期治療から社会福祉制度を含む生活の支援まで脳血管障害に対する理学療法の役割を理解する. |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
1)脳卒中治療の流れを理解する 2)脳卒中の診断と治療を理解する 3)脳卒中に伴う高次脳機能障害・精神障害の理学療法を理解する 4)多発脳梗塞,脳血管性パーキンソニズム,両片麻痺の理学療法を理解する 5)脳卒中の疼痛とその対策を理解する 6)脳卒中の排尿・排便障害,褥瘡とその対策を理解する 7)脳卒中の転帰と社会資源について理解する |
| 学習方法 | テキストの輪読を中心に講義を進めます.初回の講義でスケジュールを提示しますので講義前に必ず当日の内容を把握して講義の臨んで下さい. |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:福井圀彦・他編「脳卒中最前線」第4版.医歯薬出版.2014. |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 5 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 100 | |||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ○ | ○ | ○ | 70 | |||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 脳の解剖と機能,脳血管の解剖と機能 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療1 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 脳血管障害の分類 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療2 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 急性期治療,麻痺の特徴,評価,筋トーヌス |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療3 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 拘縮,体軸傾斜,歩行分析,反張膝,内反尖足,下肢装具 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療4 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 転倒予防,利き手交換,ADL訓練 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療5 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 失調症状,不随意運動,感覚障害,意識障害 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療6 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 失語,アルツハイマー,認知症 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療7 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 記憶障害,失認,失行症,うつ |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療8 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 疲労,多発脳梗塞,嚥下障害,パーキンソニズム |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療9 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 両側片麻痺,半盲,複視,めまい、疼痛 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療10 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 異所性骨化,痙攣,尿失禁,褥瘡,性機能 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療11 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 家庭復帰,職業復帰,自宅改修,SPECT |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療12 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | リスクファクター,合併症,血圧管理,再発予防 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療13 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 物理療法,身体障害者手帳,介護保険 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療14 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 自助具,補装具 |
| 授業 | 脳卒中の診断と治療15 | |
| 事後学習(復習) | 講義内容を簡潔にまとめレポートを提出する | |
| 第16週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | まとめと試験 | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |