科目名 | 精神医学Ⅰ |
ナンバリング | RC_C2_10 |
担当者 | 太田 保之 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 作業療法学専攻 リハビリテーション学科 理学療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
心を病むこと(精神障害)に関して社会的・医学的・科学的視点から、1)各精神障害に特有な症状と臨床経過、2)社会的転帰に影響を及ぼす治療環境や治療法、3)多職種と創造的な精神科医療の連携に向けた専門職業人としての役割と地域における課題について系統的に概説する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)精神障害の定義が説明できる。2)診断することの臨床的意味が説明できる。3)各精神障害の精神症状が系統的に説明できる。4)各精神障害の臨床経過が説明できる。5)各精神障害の治療法が論理的に説明できる。6)各精神障害の社会的転帰が説明できる。7)公的な診断基準を用いて精神障害の鑑別点が説明できる。8)臨床実践に必要な法律が説明できる。9)標準化された尺度で精神症状が評価できる。10)提示された事例の病歴から社会復帰支援方策が説明できる。11)提示された事例の病歴から社会的転帰が説明できる。12)提示された研究結果を論理的に説明できる。 |
学習方法 | 講義。テキストおよび配付資料に基づいて講義する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:太田保之・上野武治(編著) 「学生のための精神医学 第3版」(医歯薬出版株式会社) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 60 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 100 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキストの「精神医学とは(p1-8)」を読んでおくこと。 |
授業 | 精神医学の概念と関連領域、精神障害の分類と診断基準 | |
事後学習(復習) | テキスト(p1-8)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキストの「統合失調症(p74-88)」を読んでおくこと。 |
授業 | 統合失調症の病因と基本症状 | |
事後学習(復習) | テキスト(p74-88)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストの「統合失調症等(p74-88)」を読んでおくこと。 |
授業 | 統合失調症の下位分類と臨床経過 | |
事後学習(復習) | テキスト(p74-88) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストの「統合失調症等(p74-88)」と「薬物療法(p148-154)」を読んでおくこと。 |
授業 | 統合失調症の治療と転帰 | |
事後学習(復習) | テキスト(p74-88)と(p148-154)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストの「気分障害(p88-98) 」を読んでおくこと。 |
授業 | 気分障害の病因と基本症状および臨床経過 | |
事後学習(復習) | テキスト(p88-98) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストの「気分障害(p88-98) 」と「薬物療法(p154-161)」を読んでおくこと。 |
授業 | 気分障害の治療と転帰 | |
事後学習(復習) | テキスト(p88-98)と(p154-161)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストの「神経症性障害(p99-107)」を読んでおくこと。 |
授業 | 神経症性障害の病因と基本症状および臨床経過 | |
事後学習(復習) | テキスト(p99-107) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキストの「神経症性障害(p99-107)」と「薬物療法(p158-161)」を読んでおくこと。 |
授業 | 神経症性障害の治療と転帰 | |
事後学習(復習) | テキスト(p99-107)と(p158-161)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキストの「器質性精神障害(p37-59)」を読んでおくこと。 |
授業 | 器質性精神障害(症状性を含む)の基本症状および臨床経過 | |
事後学習(復習) | テキスト(p37-59)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキストの「器質性精神障害(p37-59)」と「薬物療法(p161-162)」を読んでおくこと。 |
授業 | 器質性精神障害(症状性を含む)の治療と転帰 | |
事後学習(復習) | テキスト(p37-59)と(p161-162) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストの「精神作用物質による精神障害(p59-74)」を読んでおくこと。 |
授業 | 精神作用物質による精神障害の病因と基本症状 | |
事後学習(復習) | テキスト(p59-74) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキストの「精神作用物質による精神障害(p59-74)」を読んでおくこと。 |
授業 | アルコール精神病の臨床経過と治療 | |
事後学習(復習) | テキスト(p59-74)、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストの「パーソナリティ障害(p112-118) を読んでおくこと。 |
授業 | 成人のパーソナリティ障害の基本症状と臨床経過 | |
事後学習(復習) | テキスト(p112-118) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキストの「児童・青年期の精神障害(p118-135) を読んでおくこと。 |
授業 | 児童・青年期の精神障害の基本症状と臨床経過 | |
事後学習(復習) | テキスト(p118-135) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキストの「地域精神保健医療・精神障害福祉(p197-204)」を読んでおくこと。 |
授業 | 精神障害と法律(精神保健福祉法など) | |
事後学習(復習) | テキスト(p197-204) 、板書等の講義内容を総合して要点をまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |