科目名 | 薬理学・臨床検査 |
ナンバリング | RP_C2_09 |
担当者 | 寺本 憲功 |
開設学科 専攻・コース |
リハビリテーション学科 理学療法学専攻 リハビリテーション学科 作業療法学専攻 |
分類 | 専門教育科目 専門基礎科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
リハビリを受けている患者様は、同時に薬物療法を受けている場合が非常に多く、患者様の全身状態を知ることは重要なことです。本授業では医療現場で実際に広く使われている「くすり」の効果やその働きについて、わかりやすく解説し、その病態と関連付けながら「くすり」の基礎的な知識を得ることを目的とします。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)「くすり」とは どういうものなのか? どのようにして作用するのか? について自分で定義することが出来る。 2)様々な疾患の基本的な病態を理解し、各々の疾患に対する「くすり」の代表名、作用機序、その特徴等について説明出来る。 3)「くすり」の主作用のみならず、その副作用についてもしっかり説明出来る。 4)医療現場で患者様が服用している「くすり」を正しく理解し、実際のリハビリテーションの現場へ役立てることが出来る。 |
学習方法 | 指定したテキストの内容を概説し、講義を進める。また配布プリントやパワーポント資料で講義内容を補う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
田中越郎 著 「イラストでまなぶ薬理学 第2版」(医学書院) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 60 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 40 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章(p1-8)を読んでおくこと。 |
授業 | 薬が作用するしくみ (薬と受容体・血中濃度・投与方法) | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p1-8)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p9-17)を読んでおくこと。 |
授業 | 自律神経(1)(交感神経作動薬、交感神経遮断薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第2章(p9-17)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p18-24)を読んでおくこと。 |
授業 | 自律神経(2)(副交感神経作動薬、抗コリン薬、筋弛緩薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第2章(p18-24)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第3章(p25-32)と第4章(p33-52)を読んでおくこと。 |
授業 | アレルギーと炎症 (副腎皮質ステロイド薬と非ステロイド系炎症薬、抗リウマチ薬、免疫抑制薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第3-4章(p25-52)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章(p53-64)と第6章(p65-74)を読んでおくこと。 |
授業 | 血液と輸液 (貧血、輸血、水分と電解質、輸液、中心静脈栄養法) | |
事後学習(復習) | テキスト第5-6章(p53-74)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第7章(p75-92)を読んでおくこと |
授業 | 循環器 (降下薬、カルシウム拮抗薬、狭心症治療薬、心不全薬、抗不整脈薬、利尿薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第7章(p75-92)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第8章(p93-100)を読んでおくこと。 |
授業 | 呼吸器 (気管支喘息治療薬、去痰薬(きょたんやく)、鎮咳・感冒薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第8章(p93-100)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章(p101-116)を読んでおくこと。 |
授業 | 消化器 (消化性潰瘍治療薬、制吐薬、瀉下薬(しゃげやく)、止痢薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第9章(p101-116)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第10章(p117-130)と第11章(p131-142)を読んでおくこと。 |
授業 | 代謝・内分泌 (糖尿病治療薬、痛風治療薬、高脂血症薬、骨粗鬆症薬、性ホルモン薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第10-11章(p117-142)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第12章(p143-160)を読んでおくこと。 |
授業 | 中枢神経系 (パーキンソン病薬、抗不安薬、睡眠薬、抗精神病薬、抗うつ薬、抗てんかん薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第12章(p143-160)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第13章(p161-176)を読んでおくこと。 |
授業 | 麻酔 (麻酔性鎮痛薬、吸入麻酔薬、静脈麻酔薬、局所麻酔薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第13章(p161-176)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第14章(p177-192)を読んでおくこと。 |
授業 | 抗菌薬 (抗生物質、抗真菌薬、抗ウイルス薬、耐性菌、日和見感染) | |
事後学習(復習) | テキスト第14章(p177-192)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第15章(p193-202)を読んでおくこと。 |
授業 | 抗癌薬 (代謝拮抗薬、DNA複製阻害薬、微小管阻害薬、抗癌薬の副作用と投与法) | |
事後学習(復習) | テキスト第15章(p193-202)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第16章(p203-220)を読んでおくこと。 |
授業 | 特殊な薬 (散瞳薬、縮瞳薬、緑内障治療薬、皮膚用薬、予防接種、漢方薬、消毒薬) | |
事後学習(復習) | テキスト第16章(p203-220)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト第17章(p221-228)と第18章(p229-235)を読んでおくこと。 |
授業 | 薬の処方と管理、与薬エラー (処方箋、ジェネリック薬、与薬方法のエラー) | |
事後学習(復習) | テキスト第17-18章(p221-235)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 将来、理学療法士・作業療法士としてリハビリテーションの現場に臨む際、直ちに役に立つ「くすり」に関する知識を講義します。なお、授業計画はあくまでも予定であり、講義の進み具合に応じて変更が生じる場合があります。 |