科目名 | 精神機能障害学特論 |
ナンバリング | MR_C2_03 |
担当者 | 太田 保之 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻 |
分類 | 選択科目 展開分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
特異的な災害被災だけでなく、日常生活に潜む衝撃的な出来事に曝露された場合のトラウマ反応について概説する。代表的な精神障害としての心的外傷後ストレス障害やうつ病に関して生物学的・社会心理学的側面から解説を行なう。さらに、心的外傷後ストレス障害の症状評価方法や具体的な臨床的対応についても紹介する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)心的外傷(トラウマ)の概念が説明できる。2)トラウマとなる出来事の類型を系統的に説明できる。3)トラウマ反応の一般的な症状特性が説明できる。4)トラウマ反応と急性ストレス反応の関係が説明できる。5) トラウマ反応と心的外傷後ストレス障害との関係が説明できる。6) 心的外傷後ストレス障害の精神科診断学的な位置づけが説明できる。7) 心的外傷後ストレス障害とうつ病の関係が説明できる。8)心的外傷後ストレス障害と(生存者)罪責感との関係が説明できる。9)トラウマ被災者の心理過程が説明できる。10)トラウマ被災者の地域支援が説明できる。11)トラウマ被災者の心理・社会的治療および薬物治療が説明できる。 |
学習方法 | 講義。講義資料に基づいて講義する。また、文献抄読と文献に関するグループ討論を通して問題意識を深めていく。 |
テキスト及び 参考書籍 |
講義資料を前もって配布する。参考書:飛鳥井望(編):心的外傷後ストレス障害(最新医学社) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 60 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ○ | ○ | 70 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | 衝撃的な出来事とトラウマ反応の臨床的特徴(1) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | 衝撃的な出来事とトラウマ反応の臨床的特徴(2) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | 衝撃的な出来事とトラウマ反応の臨床的特徴(3) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | 心的外傷後ストレス障害の臨床的特徴と対応法(1) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | 心的外傷後ストレス障害の臨床的特徴と対応法(2) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | 心的外傷後ストレス障害の臨床的特徴と対応法(3) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | トラウマ反応とうつ病(抑うつ状態)の臨床的特徴と対応法(1) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | トラウマ反応とうつ病(抑うつ状態)の臨床的特徴と対応法(2) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | トラウマ反応とうつ病(抑うつ状態)の臨床的特徴と対応法(3) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | トラウマ反応と抑うつ状態および罪悪感(特に、生存者罪悪感)(1) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 講義資料を読んでおくこと。 |
授業 | トラウマ反応と抑うつ状態および罪悪感(特に、生存者罪悪感)(2) | |
事後学習(復習) | 講義資料、板書、討論を含む講義内容を総合して要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 提示した学術論文を読んでおくこと。 |
授業 | 文献の抄読・発表および討論(1) | |
事後学習(復習) | 学術論文および討議内容を総合して要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 提示した学術論文を読んでおくこと。 |
授業 | 文献の抄読・発表および討論(2) | |
事後学習(復習) | 学術論文および討議内容を総合して要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 提示した学術論文を読んでおくこと。 |
授業 | 文献の抄読・発表および討論(3) | |
事後学習(復習) | 学術論文および討議内容を総合して要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの「まとめ」を系統的に記載しておくこと。 |
授業 | 衝撃的な出来事とトラウマ反応に関する研究的展望について | |
事後学習(復習) | 研究構想のまとめをする。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 |