| 科目名 | 児童臨床心理学 |
| ナンバリング | CS_C2_17 |
| 担当者 | 西村 喜文 |
| 開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門展開科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
本講座では、乳幼児期から児童期までの子どもは、どのような世界を体験しているのかを理解し、その中で起こる、心理的問題について取り上げ、臨床心理学的視点から考えてみる。また，子どものの臨床心理学的アプローチについて，その理論，方法についても学習する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
|
| 授業の 到達目標 |
１）子どもの望ましい発達援助のための課題について理解する。 ２）子どもの発達とその心理的問題について理解する。 ３）子どもの心理的支援について理解する。 ４）学校カウンセリングについて理解する。 ５）子どもの臨床心理学的アプローチについて、その理論、方法を理解する。 ６）子どもを取り巻く環境について理解する。 ７）子どもとの関わりについての考えを深めることが出来る。 |
| 学習方法 | 視覚教材を用いる。毎回課題を与え、グループで調べ発表する形をとる。小テストで確認を行う。 |
| テキスト及び 参考書籍 |
乳幼児・児童の心理臨床〔新訂〕山口 義枝（日本放送出版協会） |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 5 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 10 | 10 | 10 | 5 | 100 | ||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ◎ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | ガイダンス | |
| 事後学習(復習) | ||
| 第２週 | 事前学習(予習) | 子どもの成長を援助することの意味について調べてくる。 |
| 授業 | 子どもの心理臨床とは | |
| 事後学習(復習) | レポートとしてまとめる。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | 乳幼児の発達について調べてくる。 |
| 授業 | 乳幼児期の発達を理解する | |
| 事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | 児童期の発達について調べてくる。 |
| 授業 | 児童期の発達を理解する | |
| 事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | 児童期の不適応行動について調べてくる。 |
| 授業 | 児童期の不適応行動とは | |
| 事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 不登校の現状について調べてくる。 |
| 授業 | 子どもとの関わりの実際（不登校の理解） | |
| 事後学習(復習) | 不登校について自分の考えをまとめる。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | いじめの現状について調べてくる。 |
| 授業 | いじめの背景と対応 | |
| 事後学習(復習) | いじめについて自分の考えをまとめる。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | 校内暴力について現状を調べてくる。 |
| 授業 | 校内暴力・学級崩壊 | |
| 事後学習(復習) | 校内暴力・学級崩壊について自分の意見をまとめる。 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | 虐待の現状について調べてくる。 |
| 授業 | 子どもとの関わりの実際（虐待の背景について学ぶ） | |
| 事後学習(復習) | 被虐待児への心理的支援についてまとめる。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | 発達障害について調べてくる。 |
| 授業 | 発達障害の理解と対応 | |
| 事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | 家族機能について調べてくる。 |
| 授業 | 子どもとの関わりの実際（家庭環境から子どもを捉える） | |
| 事後学習(復習) | 子どもと家庭環境についてまとめる。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | スクールカウンセラーについて調べてくる。 |
| 授業 | 教育現場におけるカウンセリングとは | |
| 事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | 子どもの心理臨床の現状について調べてくる。 |
| 授業 | 子どもの心理臨床の現場について | |
| 事後学習(復習) | 子どもの心理臨床の適用についてまとめる。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 遊戯療法について調べてくる。 |
| 授業 | 遊戯療法と児童臨床 | |
| 事後学習(復習) | 小テストを行い振り返る。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 箱庭療法について調べてくる。 |
| 授業 | 箱庭療法と児童臨床 | |
| 事後学習(復習) | 子どもの心理臨床について自分の考えをまとめる。 | |
| 第１６週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | まとめ（試験） | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 【授業外学修について】 各グループで、課題に対してのレポート発表をしてもらい授業を展開していく。各回終わりに課題を課すので、次回の授業時までによく考え、グループで話し合いをしておく。 |