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学習心理学

科目名 学習心理学
ナンバリング PC_B1_15
担当者 平川 忠敏
古賀 靖之
開設学科
専攻・コース
心理カウンセリング学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 2年 前期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
 本授業では、生きていく限り学び続ける人の心のメカニズムに関して、学習心理学の視点から基本的な30のキーワードに基づいて理解を深める。そして次に、学習心理学が医療、教育、福祉、司法矯正などの領域における心理臨床実践として、どのように活用されているかについて学ぶことを目的とする。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
 本授業の到達目標は以下のとおりである。
(1)人間の学習における初期学習の重要性を赤ちゃんの能力の視点から理解を深める。
(2)学習曲線と馴化、初心者と熟練者の違いについて理解を深める。
(3)古典的条件づけ、オペラント条件づけ、社会的学習理論などの学習理論について理解を深める。
(4)負の強化による学習、部分強化、無誤反応弁別学習、恐怖症のメカニズムについて理解を深める。
(5)セルフコントロール、社会的学習、自然概念、見本合わせ法、随伴性について理解を深める。
(6)味覚嫌悪学習、状況依存学習、偶発学習、プログラム学習、プリマックの法則について理解を深める。
(7)認知的学習理論、スキーマ、メタ認知、学習無力症、般化摸倣について理解を深める。
(8)個性と学習法の関係、学習の転移、問題解決、ソーシャルスキル、認知行動療法について理解を深める
学習方法 講義と集団討議法を組み合わせて行う
テキスト及び
参考書籍
山本 豊著:キーワード心理学シリーズ 4学習・教育. 新曜社 ¥1,900(税別)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                           10   40   10   15 10 5 10   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 20
宿題・授業外レポート 40
授業態度 10
受講者の発表 15
授業の参加度 15
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを読んで、授業の概要と内容、到達目標、評価法などを理解しておくこと。
授業 オリエンテーション(赤ちゃんの学習能力と初期学習)
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第2週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 学習曲線と馴化について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第3週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 古典的条件づけ、オペラント条件づけについて
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第4週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 社会的学習理論および社会的学習について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第5週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 負の強化による学習、部分強化、自然概念について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第6週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 無誤反応弁別学習、恐怖症、セルフコントロールについて
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第7週 事前学習(予習) 教科書・資料をそんでおくこと。
授業 初心者と熟練者、見本合わせ法、随伴性について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第8週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 味覚嫌悪学習、状況依存学習、偶発学習について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第9週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 認知的学習理論、スキーマについて
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第10週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 学習無力感、メタ認知について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第11週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 個性と学習法の関係、学習の転移について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第12週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 プログラム学習、問題解決、プリマックの法則について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第13週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 般化摸倣、ソーシャルスキル訓練について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第14週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 認知行動療法について
事後学習(復習) 授業で学んだ内容をまとめる。
第15週 事前学習(予習) 教科書・資料を読んでおくこと。
授業 まとめ(総括とレポート提出)
事後学習(復習) 本授業を通して学んだ内容をまとめること。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考  本授業は、第1回~第7回までを古賀靖之が担当し、第8回~第14回までを平川忠敏が担当する。
そして、第15回目の授業は古賀と平川の両名で行う。