科目名 | 造形表現指導法 |
ナンバリング | CS_D2_23 |
担当者 | 髙石 次郎 |
開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
分類 | 専門教育科目 専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
幼児の造形活動は小学校よりも、総合的な生活の中で営まれます。従って身の回りの環境との関りを重視します。演習と講義を通じて、幼児にとっての造形表現活動を体験的に学んでいきます。そして、造形表現が、幼児の感性を豊かにし、想像力を育み、創造性を培う貴重な機会となることを理解させたい。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)幼児の造形活動が総合的活動であることを知り、それに見合った指導法について考えることができる。 2)造形活動にはさまざまな素材、技法等が用いられることを知り、場の設定が重要であることが理解できる。 3)造形活動は感性を豊かに育むものであることを知り、それに見合った指導法について理解できる。 4)造形活動は想像力を育むものであることを深く知り、それに見合った指導法について理解できる。 5)造形活動は創造性を培うものであることを深く知り、それに見合った指導法について理解できる。 |
学習方法 | 講義の中に演習等を含む。 |
テキスト及び 参考書籍 |
授業時に示す。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 20 | 10 | 30 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | 40 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | 50 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 幼児から中学生までの、図画工作や美術の授業で感じたことを紙に書き出す。 |
授業 | オリエンテーション,図画工作や美術の授業で感じたことを発表する。 | |
事後学習(復習) | ミニレポート「図画工作の教育的意義は何か」 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 幼児の生活と造形表現活動について考える。 |
授業 | 前回のリフレクション,ワークショップ①,鑑賞 | |
事後学習(復習) | ミニレポート「今日のワークショップから何を感じたか」 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 造形遊びと活動について考える。 |
授業 | ワークショップ②,鑑賞 | |
事後学習(復習) | ミニレポート「2回のワークショップから何を学んだか」 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 発表原稿を準備する。 |
授業 | 発表「ワークショップで考えたこと」 | |
事後学習(復習) | ミニレポート「発表を聞いて考えたこと」 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 造形遊びのイメージについて考える。 |
授業 | ビデオ鑑賞①,講義(造形遊び) | |
事後学習(復習) | ミニレポート「ビデオと講義から考えること」 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 粘土素材のイメージを持つ。 |
授業 | ワークショップ③ | |
事後学習(復習) | ミニレポート「粘土素材の特徴から考えたこと」 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 大人になること、常識について考える。 |
授業 | ビデオ鑑賞②,講義(上手と下手) | |
事後学習(復習) | ミニレポート「大人の論理・子どもの論理について」 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 幼児の造形で生活や環境と関連付けるのはなぜか考える。 |
授業 | ワークショップ④ | |
事後学習(復習) | ミニレポート「幼児の造形で気を付けることは何か」 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 障害者と造形活動のイメージについて考える。 |
授業 | ビデオ鑑賞③,講義(つくる・表すこと) | |
事後学習(復習) | ミニレポート「ビデオと講義から考えること」 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 意味や命を感じる瞬間について考える。 |
授業 | ワークショップ⑤ | |
事後学習(復習) | ミニレポート「生きることについて考えたこと」 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 生きることとつくることについて考える。 |
授業 | ビデオ鑑賞④,講義(生きる力) | |
事後学習(復習) | ミニレポート「ビデオと講義から考えること」 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 子どもが喜ぶお料理をイメージする。 |
授業 | ワークショップ⑥ | |
事後学習(復習) | ミニレポート「素材が造形されるときに意味や関係が生み出されていること」 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 今までの授業を振り返って整理する。 |
授業 | 授業実践紹介,評価,発表準備 | |
事後学習(復習) | 発表内容を固める。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 発表原稿と準備をする。 |
授業 | 子どもと造形について発表① | |
事後学習(復習) | ミニレポート「発表を聞いて考えたこと(次週も同じ)」 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 発表原稿と準備をする。 |
授業 | 子どもと造形について発表② | |
事後学習(復習) | ミニレポートに本レポート「全体を振り返って考えたこと」を加えたポートフォリオを作成提出する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(作品やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |