科目名 | レクリエーション概論 |
ナンバリング | EC_G1_01 |
担当者 | 白垣 伍男 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
今、レクリエーションは健康づくりや、福祉支援(高齢者・障がい者等)、子育て支援、幼児保育、学校教育、地域づくり、環境教育など、幅広い領域で用いられている。これら多種領域に関わる活動が、楽しさと人間交流を基盤としたものであり、そのためのレクリエーション活動の支援や方法について概説する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1) レクリエーションの意義や歴史について理解できる。 2) レクリエーションの組織や公認制度(資格)について理解できる。 3) レクリエーションの支援や役割について理解できる。 4) ライフステージとレクリエーションとの関わりを検証することができる。 5) 幼児の保育活動や高齢者の福祉活動の支援について理解できる。 6) レクリエーション事業のアクションの起こしかたや展開方法について関心を持つ。 7) 市民を対象としたレクリエーション事業のつくりかたに自分なりの意思を示す。 8) 県レクリエーション協会の事業に参加し、また事業スタッフとしての実際の運営が体験できる。 |
学習方法 | 講義、テキスト、配布プリント、演習、ビデオ視聴、事業の現場実習を通して学習する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:レクリエーション支援の基礎 (公財)日本レクリエーション協会編・発行 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 5 | 5 | 10 | 60 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | 60 | |||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
その他 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
レク活動事業の実際を体験学習する | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | レクリエーションはどんな活動か。思いつくものをまとめてみる。 |
授業 | 楽しいレクは人と人との交流であり、そのための礼儀やルールについて確認する。 | |
事後学習(復習) | 楽しいレクはまず自分自身から意識改革する必要があることを理解する。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキストⅠレクの基礎理論、第1章(p10-15)を読んでおくこと。 |
授業 | <レクの意義>レクとは何か…レクの語源、レクに関わる学説・定義 | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p10-15)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキストⅠレクの基礎理論、第1章(p16-24)を読んでおくこと。 |
授業 | レク運動の歴史とその背景…海外のレク運動、日本のレク運動 | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p16-24)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキストⅠレクの基礎理論、第1章(p25-31)を読んでおくこと。 |
授業 | レクへの期待…生活者・支援者として、人を支える「支援者」にとってのレク… | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p25-31)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキストⅠレクの基礎理論、第2章(p34-50)を読んでおくこと。 |
授業 | レク運動の使命、公認指導者制度…公認指導者資格、レク組織…組織づくり | |
事後学習(復習) | テキスト第2章(p34-50)、ビデオ、板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキストⅠレクの基礎理論、第3章(p54-65)を読んでおくこと。 |
授業 | レク支援の考え方…、レク・インストラクターに期待される役割…、学習課題の概要… | |
事後学習(復習) | テキスト第3章(p54-65)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキストⅡレク支援論、第1章(p70-89)を読んでおくこと。 |
授業 | ライフステージごとの課題とレク…乳幼児~老齢期、家族とレク…家族の発達と個人の発達 | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p70-89)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキストⅡレク支援論、第2章(p92-115)を読んでおくこと。 |
授業 | 高齢社会の課題…個人への働きかけ①~、集団への働きかけ②~、環境への働きかけ③~ | |
事後学習(復習) | テキスト第2章(p92-115)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキストⅡレク支援論、第3章(p118-140)を読んでおくこと。 |
授業 | 少子化の課題…個人への働きかけ①~、集団への働きかけ②~、環境への働きかけ③~ | |
事後学習(復習) | テキスト第3章(p118-140)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキストⅡレク支援論、第4章(p142-155)を読んでおくこと。 |
授業 | 地域のとらえ方と課題への取り組み…レクを通した「つながり」の再生、創造 | |
事後学習(復習) | テキスト第4章(p142-155)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキストⅢレク事業論、第1章(p162-181)を読んでおくこと。 |
授業 | レク事業の考え方…、レク事業の展開方法…、プログラムの組み立て方…、グループ運営 | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p162-181)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキストⅢレク事業論、第2章(p184-193)を読んでおくこと。 |
授業 | <事業計画Ⅰ>個々人のアセスメントに基づいたプログラム計画…、グループ活動での応用… | |
事後学習(復習) | テキスト第2章(p184-193)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキストⅢレク事業論、第3章(p196-205)を読んでおくこと。 |
授業 | <事業計画Ⅱ>市民を対象とした事業のつくり方…、手作りイベントでの応用…、演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第3章(p196-205)、プリントと板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキストⅢレク事業論、第4章(p208-221)を読んでおくこと。 |
授業 | 安全管理の考え方(事故・事件への対応)…、危険(リスク)を予測して回避する… | |
事後学習(復習) | テキスト第4章(p208-221)と板書等を合わせ、要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 全体的なまとめと質問事項のまとめ |
授業 | 全体的なまとめと質問への回答、学科試験出題箇所のポイント | |
事後学習(復習) | 学科試験出題箇所のポイントの整理 | |
第16週 | 事前学習(予習) | 学科試験出題箇所のポイントの確認 |
授業 | 学科試験 | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |