科目名 | 障害児臨床心理学 |
ナンバリング | PC_B2_07 |
担当者 |
池田 久剛
古川 勝也 利光 恵 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
高等学校教諭一種免許状(公民) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 前期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
はじめにICFの考え方を踏まえ、障害の概念を解説する。そして主な障害についてその特性と発達的特徴を概観し、架空事例を用いて心理的支援の展開について説明を行う。後半では、障害児の家族への心理的支援や、専門家間の連携の在り方について講義を行う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
・「障害」をICFの考え方を基礎に、心身機能・身体構造、活動、参加の3つのレベルと、それらに影響を与える環境因子・個人因子も含め、総合的に捉え理解することができる。 ・各障害特性や発達状況、環境に応じて心理学的支援をどのように提供するのか、架空事例を通して理解することができる。 |
学習方法 | 講義形式(討議・ビデオ視聴を含む)で行う。小テスト、レポートを適宜課す。 |
テキスト及び 参考書籍 |
障害臨床学ハンドブック(中村義行/大石史博)ナカニシヤ出版を使用します(利光)。 随時必要な資料を、授業時間内に配布します(池田・古川)。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 15 | 5 | 5 | 15 | 15 | 5 | 10 | 5 | 10 | 5 | 100 | |||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 50 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ◎ | 20 | ||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読み、授業展開について理解しておくこと。 |
授業 | 障害児臨床心理学の基本的考え方(利光) | |
事後学習(復習) | 障害児臨床心理学とはどういった学びなのか、授業内容を振り返りまとめておくこと。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | ICFの中で「障害」がどう捉えられているかインターネットや書籍を用いて調べておくこと。 |
授業 | 「障害」とは何か?:ICFの考え方から学ぶ(利光) | |
事後学習(復習) | ICF以前とICFの「障害」の捉え方の違いについて整理すること。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 知的障害児の障害特性とその理解(池田) | |
事後学習(復習) | わかったことを整理し、わからなかった点は何らかの方法で確認すること。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 知的障害児への心理的支援(池田) | |
事後学習(復習) | わかったことを整理し、わからなかった点は何らかの方法で確認すること。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み運動障害の定義とその特性について調べておくこと。 |
授業 | 運動障害児の障害特性とその理解(古川) | |
事後学習(復習) | 運動障害の原因・その障害特性についてまとめておくこと。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み運動障害児の心理的特性について調べておくこと。 |
授業 | 運動障害児への心理的支援(古川) | |
事後学習(復習) | 運動障害が引き起こす心理的問題とそれに対する支援方法についてまとめておくこと。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 発達障害児の障害特性とその理解(池田) | |
事後学習(復習) | わかったことを整理し、わからなかった点は何らかの方法で確認すること。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 発達障害児への心理的支援(池田) | |
事後学習(復習) | わかったことを整理し、わからなかった点は何らかの方法で確認すること。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み健康障害の定義とその特性について調べておくこと。 |
授業 | 健康障害児の障害特性とその理解(利光) | |
事後学習(復習) | 健康障害の原因・その障害特性についてまとめておくこと。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み健康障害児の心理的特性について調べておくこと。 |
授業 | 健康障害児への心理的支援(利光) | |
事後学習(復習) | 健康障害が引き起こす心理的問題とそれに対する支援方法についてまとめておくこと。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み重度・重複障害の定義とその特性について調べておくこと。 |
授業 | 重度・重複障害児の障害特性とその理解(視覚・聴覚障害を含む)(古川) | |
事後学習(復習) | 重度・重複障害の原因・その障害特性についてまとめておくこと。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教科書を読み重度・重複障害児の心理的特性について調べておくこと。 |
授業 | 重度・重複障害児への心理的支援(古川) | |
事後学習(復習) | 健康障害が引き起こす心理的問題とそれに対する支援方法についてまとめておくこと。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 「障害」への不十分な理解がもたらす問題について(池田) | |
事後学習(復習) | わかったことを整理し、わからなかった点は何らかの方法で確認すること。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | |
授業 | 障害児を抱える家族への心理的支援(古川) | |
事後学習(復習) | わかったことを整理し、わからなかった点は何らかの方法で確認すること。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでの授業の内容を見直し定義・専門語句について整理しておくこと。 |
授業 | 障害児の社会参加を後押しするための連携とは:医療・福祉・教育との連携(利光) | |
事後学習(復習) | 連携に必要な視点について復習しておくこと。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業スケジュールや内容については変更することがあります。1回目の授業の際に伝えます。 |