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対人関係論

科目名 対人関係論
ナンバリング PC_B2_10
担当者 蘭 千壽
開設学科
専攻・コース
心理カウンセリング学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 3年 前期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
対人関係のあり方によって人間の心理状態や行動は異なる。その逆に、人間の心理状態や行動によって対人関係のあり方が変わっていく。このような複雑さをもつ対人関係を客観的かつ科学的に理解するために、対人関係に関わる基本的な概念や理論を解説する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)対人関係に関する心理学の基本的な概念や専門用語の意味を理解する。 2)対人関係に関する心理学の基本的な理論の内容を理解する。 3)学校、家族、職場など対人行動のパターンや特徴を理解し、その具体例を述べることができる。 4)特定の友人関係などの特徴を理解し、そのトラブルなどの具体例を述べることができる。 5)ある特定の対人行動や対人関係の背景にある心理過程を理解し説明することができる。 6)ある特定の対人行動や対人関係が心理過程にもたらす変化を理解し説明することができる。 7)対人関係の歪みやその回復過程などの特徴について理解することができる。 8)概念や理論構築の基礎となる研究やその背景に関心をもつ。 9)概念や理論を体験的に理解する取り組みを積極的に行う。 10)概念や理論の限界や疑問点を指摘することができる。
学習方法 講義、演習的な課題、小グループでのディスカッション、ビデオ視聴、小レポート
テキスト及び
参考書籍
ネットワーク論からみる新しい学級経営 蘭千尋・越良子共編著 ナカニシヤ出版
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                           30     30     30     10   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 40
授業態度 10
受講者の発表  
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習)
授業 ガイダンス:対人関係論とは
事後学習(復習)
第2週 事前学習(予習)
授業 自己1:自己を理解する。自己概念とは。自己の捉え方の理論の紹介。
事後学習(復習)
第3週 事前学習(予習)
授業 自己2:自己概念が人間関係に及ぼす影響を理解する。自己の捉え方と対人行動。
事後学習(復習)
第4週 事前学習(予習)
授業 自己3:自尊感情と自己防衛。
事後学習(復習)
第5週 事前学習(予習)
授業 対人認知1:対人認知。
事後学習(復習)
第6週 事前学習(予習)
授業 対人認知2:自己開示と心の健康の関係について考える。
事後学習(復習)
第7週 事前学習(予習)
授業 対人関係の発展と解消1:対人魅力、異性とのつきあいなどについて学ぶ。
事後学習(復習)
第8週 事前学習(予習)
授業 対人関係の発展と解消2:対人関係の進行・継続と崩壊についてのいくつかの例をあげて考える。
事後学習(復習)
第9週 事前学習(予習)
授業 学校における人間関係。学校における人間関係の特徴について理解し、学校における人間関係について考える。
事後学習(復習)
第10週 事前学習(予習)
授業 家族における人間関係。家族や地域社会における人間関係の特徴について理解する。
事後学習(復習)
第11週 事前学習(予習)
授業 職場における人間関係。会社などの職場における人間関係の特徴について理解する。
事後学習(復習)
第12週 事前学習(予習)
授業 週人間関係における共感や思いやりの重要性について学ぶ。
事後学習(復習)
第13週 事前学習(予習)
授業 ソーシャル・サポート。よりよいソーシャル・サポートのあり方について考える。
事後学習(復習)
第14週 事前学習(予習)
授業 つきあい方の難しい人や、他者との対立による認知の歪みなどについて。
事後学習(復習)
第15週 事前学習(予習)
授業 まとめと復習(まとめと理解度確認のための試験を含む)
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。
 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。