| 科目名 | 認知行動療法 |
| ナンバリング | PC_B3_05 |
| 担当者 | 古賀 靖之 |
| 開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
| 関連する 資格・免許 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
本授業では、第1に認知行動療法の基本理論である行動理論について学習する。第2に福祉臨床領域、医療臨床領域、教育臨床領域において実践される認知行動療法の技法について学習する。第3に具体的な事例を通して、認知行動療法の臨床手続きや展開の仕方について学習する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
|
| 授業の 到達目標 |
本授業の達成目標は以下のとおりである。 (1)認知行動療法の基本理論である行動理論に関して、レスポンデント条件づけ、オペラント条件づけ、社会的 学習理論の内容を正確に理解する。 (2)人間の心理と行動におけるOvert BehaviorとCovert Behaviorとの関連性を知る。 (3)認知行動療法におけるアセスメント(行動分析)の方法について理解する。 (4)認知行動療法の治療技法について理解を深める。 (5)認知行動療法の臨床実践のための手続きや展開の仕方について理解する。 |
| 学習方法 | 講義とビデオ視聴学習および集団討議法を組み合わせて行う |
| テキスト及び 参考書籍 |
小林重雄監修 小林重雄・古賀靖之編著:医療臨床心理学 コレール社 ¥2,500(税別) |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 5 | 10 | 5 | 45 | 5 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | ◎ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | 15 | |||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ◎ | ○ | 15 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | 授業の目的や内容、到達目標、評価法を知るために、シラバスを読む。 |
| 授業 | オリエンテーション(授業内容についての説明)-人間の存在のための4つの次元について- | |
| 事後学習(復習) | 本授業に対する、自分の取り組みの計画を立てる。 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | 書物やインターネット検索によって、多重人格についての情報を得る。 |
| 授業 | ビデオ視聴学習によって人間の心の不思議さを知る-現代社会が生む多重人格- | |
| 事後学習(復習) | ビデオを見ての意見・感想をレポートにまとめて提出する。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | 教科書の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | Overt BehaviorとCovert Behaviorとの関連性について。 | |
| 事後学習(復習) | 自分の日常生活でのOvert BehaviorとCovert Behavior考えてみる。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 教科書の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 具体的な事例を通して、行動のつながりを理解する。 | |
| 事後学習(復習) | 自分の日常生活から、行動のつながりを整理してみる。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 教科書の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | レスポンデント条件づけについて(小テストの実施) | |
| 事後学習(復習) | レスポンデント条件づけについてまとめる。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 教科書の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | オペラント条件づけについて(小テストの実施) | |
| 事後学習(復習) | オペラント条件づけについてまとめる。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 教科書の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 社会的学習理論について(小テストの実施) | |
| 事後学習(復習) | 社会的学習理論についてまとめる。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 認知行動療法の治療技法について① | |
| 事後学習(復習) | 授業で学んだことをまとめる。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 認知行動療法の治療技法について② | |
| 事後学習(復習) | 授業で学んだことをまとめる。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 認知行動療法の治療技法について③ | |
| 事後学習(復習) | 授業で学んだことをまとめる。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もってよんでおく。 |
| 授業 | 事例を呈示しての認知行動療法の実際①(集団討議法) | |
| 事後学習(復習) | 集団討議した内容をまとめて提出する。 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | ビデオ視聴によって、ソーシャルスキル訓練を学習する(集団討議法) | |
| 事後学習(復習) | ビデオを見ての意見・感想をレポートにまとめて提出する。 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 事例を呈示しての認知行動療法の実際②(集団討議法) | |
| 事後学習(復習) | 集団討議した内容をまとめて提出する。 | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 事例を呈示しての認知行動療法の実際③(集団討議法) | |
| 事後学習(復習) | 集団討議した内容をまとめて提出する。 | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | 教科書および資料の関係あるところを、前もって読んでおく。 |
| 授業 | 全体のまとめ、本授業を受講してみて(集団討議) | |
| 事後学習(復習) | 本授業を受講してみての意見や感想をレポートにまとめて提出する。 | |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 授業で使用する資料は前もって配布するので、必ず読んでおくこと。 |