開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
本演習では、心理臨床実践における心理査定(アセスメント)に関して、特に心理検査法-能力検査法と性格検査法-について十分な習熟を図る。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
本演習の到達目標は、以下の心理検査法について十分に習熟し、検査の実施、結果の整理そして所見作成までができるようになることである。 能力検査法について、(1)田中ビネー式知能検査法 (2)WISC-Ⅳ知能検査法 (3)WAIS-Ⅲ知能検査法 (4)日本版リバーミード行動記憶検査 (5)認知症に関する検査法など 性格検査法について、(1)PFスタディ絵画欲求不満テスト (2)SCT文章完成法 (3)TAT診断法 (4)ロールシャッハ・テスト |
学習方法 | 演習を中心に行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
心理検査器具および資料を使用する。 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 40 | 10 | 10 | 20 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | 田中ビネー式知能検査法① | |
事後学習(復習) | 受講生同士で検査を行うこと。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 再度、解説書を読んで検査内容や実施の仕方について理解を深めておくこと。 |
授業 | 田中ビネー式知能検査法② | |
事後学習(復習) | 検査結果を整理し、所見を書くこと | |
第3週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | WISC-Ⅳ ① | |
事後学習(復習) | 受講生同士で検査を行うこと。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 再度、解説書を読んで検査内容や実施の仕方について理解を深めておくこと。 |
授業 | WISC-Ⅳ ② | |
事後学習(復習) | 検査結果を整理し、所見を書くこと。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | WAIS-Ⅲ ① | |
事後学習(復習) | 受講生同士で検査を行うこと。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 再度、解説書を読んで検査内容や実施の仕方について理解を深めておくこと。 |
授業 | WAIS-Ⅲ ② | |
事後学習(復習) | 検査結果を整理し、所見を書くこと | |
第7週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | 日本版リバーミード行動記憶検査 | |
事後学習(復習) | 検査結果を整理し、所見を書くこと。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 解説書や資料を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | 認知症に関する検査法(改訂長谷川式など) | |
事後学習(復習) | 検査を実施し、結果の整理と所見を書くこと。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | PFスタディ絵画欲求不満テスト① | |
事後学習(復習) | 検査を実施し、結果を整理し所見を書くこと。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 再度、解説書を読んで監査内容や実施の仕方について理解を深めておくこと。 |
授業 | PFスタディ絵画欲求不満テスト② | |
事後学習(復習) | 検査を実施し、検査の整理と所見を書くこと。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | SCT文章完成法 | |
事後学習(復習) | 検査を実施し、結果の整理と所見を書くこと | |
第12週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査内容を理解しておくこと。 |
授業 | TAT検査法 | |
事後学習(復習) | 検査を実施し、結果の整理と所見を書くこと。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 解説書を読んで、検査の仕方を理解しておくこと。 |
授業 | ロールシャッハ・テスト① | |
事後学習(復習) | 受講生同士で、実施の練習を行うこと | |
第14週 | 事前学習(予習) | 再度、解説書を読んで理解を深めておくこと。 |
授業 | ロールシャッハ・テスト② | |
事後学習(復習) | 受講生同士で、検査結果をまとめ所見を書くこと。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 本演習の全体を振り返っておくこと。 |
授業 | まとめ(心理臨床事例における心理検査法の実際) | |
事後学習(復習) | 本演習についてのレポートの作成 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 本演習は、第1回~第8回まで平川忠敏が担当し、第9回~第15回まで古賀靖之が担当する。 |