科目名 | 子どもの保健Ⅲ |
ナンバリング | CS_D2_10 |
担当者 | 葛見 保子 |
開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
関連する 資格・免許 |
保育士資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 2年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
子どもの保健と保育者の保健、乳幼児の養育、身体計測・生理機能の測定、神経機能の発達評価、歯の健康、身体の清潔について学習する。乳幼時期に起こりやすい異常症状と事故の応急手当を学び、さらに、保育における環境衛生、集団保育における保健活動を理解させ、保育の現場で実践できる応用的能力と技術を習得させる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)子どもの養護に必要な保健演習の意義と基本について述べることができる。2)子どもの保健と保育者の保健について述べることができる。3)乳幼児の養護(抱き方・背負い方・衣服の着脱・排泄の世話・人口栄養の作り方、与え方)について実践ができる。4)乳幼児の身体計測の意義を述べて実践ができる。5)乳幼児の生理機能の特徴を知り、測定ができる。6)乳幼児の感覚の検査(視力・聴力)の意義を述べて発達の評価ができる。7)乳幼児の歯の健康の意義を述べ、歯のケアができる。8)乳幼児の身体の清潔の意義を述べて実践ができる。9)乳幼児の異常症状と手当について述べることができる。10)子どもに多いけがと応急手当について述べることができる。11)保育における環境衛生について述べることができる。12)集団保育と保健・地域保健活動について述べることができる。 |
学習方法 | 講義及び演習。テキストおよび配布プリントに基づいて学習する。一単元終了後にテストを実施する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:高内正子編著 「子どもの保健演習ガイド」。 建帛社 参考図書:巻野悟郎編著 「子どもの保健―理論と実際―」。 同文書院 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 60 | 10 | 10 | 10 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | 20 | |||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキスト第1章(p2-7)を読んでおくこと。 |
授業 | 養護に必要な保健演習の意義、子どもの健康と健康観察 | |
事後学習(復習) | テキスト第1章(p2-7)の要点をまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第2章(p10-15)を読んでおくこと。 |
授業 | 保護者の健康の自己管理の必要性、保育者の手洗いの演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第2章(p10-15)の要点をワークシートにまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章(p32-36)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳児の抱き方・背負い方、衣服の着脱の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第4章(p32-36)の要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章(p36-40)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の排泄の世話(おむつ交換)の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第4章(p36-40)の要点をまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第4章(p40-43)を読んでおくこと。 |
授業 | 排泄の世話(排泄機能の発達・排泄の自立の援助)の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第4章(p40-43)の要点をまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | プリント(人口栄養の調乳方法と与え方・排気のさせ方)を読んでおくこと。 |
授業 | 人口栄養の調乳方法と与え方・排気のさせ方の演習 | |
事後学習(復習) | プリント(人口栄養の調乳方法と与え方・排気のさせ方)の要点をまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | プリント(離乳食と介助・幼児食の世話としつけ)を読んでおくこと。 |
授業 | 離乳食と介助・幼児食の世話の演習 | |
事後学習(復習) | プリント(離乳食と介助・幼児食の世話としつけ)の要点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第5章(p46-53)・プリントを読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の身体計測の意義・実際・記録の仕方の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第5章(p46-53)・プリントの要点をまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト第6章(p58-65)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の生理機能の測定・記録の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第6章(p58-65)の要点をまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第7章(p72-77)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の感覚の発達の評価(視力検査・聴力検査)・記録の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第7章(p72-77)の要点をまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第9章(p90-99)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の歯の健康(歯のケアの実際)の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第9章(p90-99)の要点をまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第10章(p104-107)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の身体の清潔(沐浴の準備と実際) DVD視聴 | |
事後学習(復習) | テキスト第10章(p104-107)の要点をまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 沐浴のプリントを読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の身体の清潔(沐浴)の演習 | |
事後学習(復習) | 沐浴のプリントの要点をまとめる。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | テキスト第11章(p114-120)を読んでおくこと。 |
授業 | 異常症状の観察と手当をワークシートにまとめる。 | |
事後学習(復習) | テキスト第11章(p114-120)の要点をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキスト第12章(p133-145)を読んでおくこと。 |
授業 | 乳幼児の事故と応急手当の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第12章(p133-145)の要点をまとめる。 | |
第16週 | 事前学習(予習) | テキスト第14章(p158-167)・第15章(p170-177)を読んでおくこと。 |
授業 | 保育のおける環境衛生・集団保育と保健の演習 | |
事後学習(復習) | テキスト第14章(p158-167)・第15章(p170-177)の要点をまとめる。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています。授業計画はあくまで予定であり、進度に応じて変更が出る場合があります。 |