| 科目名 | 社会的養護内容 |
| ナンバリング | CS_D2_14 |
| 担当者 |
江口 利也 馬場 由香里 |
| 開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
| 分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
| 関連する 資格・免許 |
保育士資格 |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 佐賀 | 2年 | 前期 | 1単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
児童福祉施設を利用する子どもとその家族は様々な事情や問題を抱えており、職員は、その状況を理解し、子どもたちの日常生活に寄り添いながら、適切な対応を行わなければならない。本授業では、施設で生活する子どもが抱える問題について事例を通して考察し、援助者としての支援方法や援助技術のあり方について解説する。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
|
| 授業の 到達目標 |
①社会的養護の現状を理解する。 ②児童福祉施設等の種別を理解し、児童相談所の機能や役割等の説明ができる。 ③児童養護施設、乳児院、障害児施設の現状を理解する。 ④児童養護施設、乳児院、障害児施設における支援のあり方について理解する。 ⑤子どもの権利について理解する。 ⑥児童養護施設、乳児院、障害児施設の抱える問題や課題について理解する。 ⑦事例や演習を通して、施設における保育者の役割と意義を考察し、自分の考えを述べることができる。 |
| 学習方法 | 講義、DVD、ビデオ視聴 |
| テキスト及び 参考書籍 |
「社会的養護内容」ナカニシヤ出版 適宜プリント等配布 |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 70 | 20 | 100 | |||||||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | ○ | ◎ | 70 | ||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
| 授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| その他 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画（学習内容・キーワードのスケジュール） | ||
| 第１週 | 事前学習(予習) | テキスト第１・２章（Ｐ１～１３）を読んでおくこと。 |
| 授業 | オリエンテーション（講義の内容と計画、社会的養護の現状） 江口 | |
| 事後学習(復習) | 児童福祉施設に入所する子どもの背景とその問題を理解する。 | |
| 第２週 | 事前学習(予習) | テキスト第３章～第５章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 児童福祉施設と児童相談所の役割 江口 | |
| 事後学習(復習) | 児童福祉施設の特徴と役割について理解する。 | |
| 第３週 | 事前学習(予習) | テキスト第３章（１、児童養護施設） 第８章・第９章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 児童養護施設における支援 ① 江口 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、資料で要点をまとめる。 | |
| 第４週 | 事前学習(予習) | テキスト第３章（１、児童養護施設） 第８章・第９章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 児童養護施設における支援 ② 江口 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、資料で要点をまとめる。 | |
| 第５週 | 事前学習(予習) | テキスト第３章（１、児童養護施設） 第８章・第９章を読んでおくこと。 |
| 授業 | 児童養護施設の課題（援助者の役割と家庭支援）レポート作成 江口 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、資料で要点をまとめる。 | |
| 第６週 | 事前学習(予習) | 第８章（家庭的養護Ｐ９１～１０２）を読んでおくこと。 |
| 授業 | 社会的養護のなかの家庭的養護（里親制度） 江口 | |
| 事後学習(復習) | テキスト、資料で要点をまとめる。 | |
| 第７週 | 事前学習(予習) | 子どもの権利について調べる。 |
| 授業 | 子どもの権利擁護 江口 | |
| 事後学習(復習) | 「学習課題」についてまとめる。 | |
| 第８週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章（３、障害のある子どもの現状とそのニーズ）を読んでおくこと。 |
| 授業 | 学習の進め方、障害児（者）に対する意識調査 馬場 | |
| 事後学習(復習) | アンケート調査 | |
| 第９週 | 事前学習(予習) | テキスト第２章（２、乳児院）を読んでおくこと。 |
| 授業 | 児童福祉法における乳児院の支援 馬場 | |
| 事後学習(復習) | 「学習課題」についてまとめる。 | |
| 第１０週 | 事前学習(予習) | テキスト第３章（３、母子支援施設）、第５章（２、児童自立支援施設）を読んでおくこと。 |
| 授業 | 児童福祉法における児童福祉施設の支援 馬場 | |
| 事後学習(復習) | 演習問題について考える。 | |
| 第１１週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章（３，４，５，６節）を読んでおくこと。 |
| 授業 | 障害者総合支援法における児童福祉施設の位置付け 馬場 | |
| 事後学習(復習) | 演習問題について考える。 | |
| 第１２週 | 事前学習(予習) | 事例について読んでおくこと。 |
| 授業 | 障害児施設個別支援について 馬場 | |
| 事後学習(復習) | 個別支援計画の策定 | |
| 第１３週 | 事前学習(予習) | テキスト第４章（１、２節）を読んでおくこと。 |
| 授業 | 障害児施設の支援と役割 馬場 | |
| 事後学習(復習) | 就学前の施設支援についてまとめる。 | |
| 第１４週 | 事前学習(予習) | 療育について調べる。 |
| 授業 | 障害児施設の療育について（ＤＶＤ視聴） 馬場 | |
| 事後学習(復習) | 早期療育の必要性をまとめる。 | |
| 第１５週 | 事前学習(予習) | 社会的養護内容の要点をまとめる。 馬場 |
| 授業 | 総括 馬場 | |
| 事後学習(復習) | ||
| 第１６週 | 事前学習(予習) | |
| 授業 | 定期試験 | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題（試験やレポート等）に対するフィードバックを行います。
| 備考 | 備考本科目は、保育士資格取得のための必修科目です。授業計画はあくまでも予定であり、進度に応じて半公が出る場合があります。本務の都合上、補講日を当てることがあります。（馬場、江口） |