| 科目名 | 運動方法学演習5(バスケットボール) |
| ナンバリング | SH_F1_08 |
| 担当者 | 松本 大輔 |
| 開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 |
| 分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
| 関連する 資格・免許 |
中学校教諭一種免許状(保健体育) 高等学校教諭一種免許状(保健体育) |
| 開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
| 神埼 | 1年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
| 授業の概要 及びねらい |
この演習では、そのゲームのもっている固有の競争課題や対決情況を学びながらゲーム状況における技能の発揮や戦術の展開を紹介する。そのことを通して学校教育においてバスケットボールを教えることを学ぶように展開します。授業は,受講者の熟練度やゲーム展開にあわせて実施する課題生成型授業です。 |
| 実務経験に 関連する 授業内容 |
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| 授業の 到達目標 |
熟練者と未熟練者が混在した体育授業を念頭に置いた攻防分業論に基づきゴール型としてのバスケットボールのゲームの理論を理解した上で実践に反映できることを到達目標にする。具体的な目標は以下に示す。1)ゲーム構造論について理解しゲーム状況における技能を発揮することができる。2)バスケットボールの持つ運動の特性について理解し、積極的取り組むことができる。3)戦略・戦術・作戦の違いを理解しゲーム状況において立案する事ができる。4)実践した内容に関し、理解しその内容を説明することができる。5)学校教員としてバスケットボールに対する基礎技能を身につけることができる。6)バスケットボールの指導法について理解を深めることができる。7)グループで話し合い、ルールや場の工夫を行うことができる。8)実技を行う際の安全について理解し実践することができる。 |
| 学習方法 | 実技演習、講義 |
| テキスト及び 参考書籍 |
テキストは使用しない。授業中に学習内容に応じた資料を配布する。参考図書:鈴木直樹ら「誰もがプレイの楽しさを味わうことのできるボール運動・球技の授業づくり」 (教育出版:2010) |
| 到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
| 汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
| 態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
| 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
| 比率 | 10 | 30 | 5 | 5 | 30 | 10 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||||||
| 評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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| 定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
| 小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
| 宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ○ | 30 | |||||||||||||||||||||
| 授業態度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
| 受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
| 授業の参加度 | ○ | ○ | ◎ | ○ | 30 | ||||||||||||||||||||
| その他 | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
| ゲーム理解、指導法理解等の内容理解 | |||||||||||||||||||||||||
| 合計 | 100 | ||||||||||||||||||||||||
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
| 授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
| 第1週 | 事前学習(予習) | シラバスの内容を読んでおくこと。 |
| 授業 | オリエンテーション | |
| 事後学習(復習) | 配布資料をまとめる。 | |
| 第2週 | 事前学習(予習) | バスケットボールの基本的なルールについて調べてくること。 |
| 授業 | チーム分け・ボール慣れ・基本的なルール説明と用語の整理 | |
| 事後学習(復習) | 配布資料をまとめる。 | |
| 第3週 | 事前学習(予習) | バスケットボールのゲームについて考えてくること。 |
| 授業 | 試しのゲーム:集団内ゲーム | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第4週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団内ゲーム(1):どのように速攻を出すか・分業へのアプローチ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第5週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団内ゲーム(2):速攻法の創出と集団内での共有・集団間ゲームへ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第6週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(1):チームに応じた戦略の捻出Ⅰ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第7週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(2):チームに応じた戦略の捻出Ⅱ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第8週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(3):相手に応じた戦術の捻出Ⅰ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第9週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(4):相手に応じた戦術の捻出Ⅱ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第10週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(5):相手に応じた戦術の捻出Ⅲ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第11週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(6):状況に応じた作戦の捻出Ⅰ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第12週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | 集団間ゲーム(7):状況に応じた作戦の捻出Ⅱ | |
| 事後学習(復習) | 本時の内容を自分なりに整理する。 | |
| 第13週 | 事前学習(予習) | 前時の内容について確認すること。 |
| 授業 | リーグ戦(1):総合的なチームとしての技能の発揮Ⅰ | |
| 事後学習(復習) | リーグ戦の結果を受けチームで振り返ること | |
| 第14週 | 事前学習(予習) | 前時の振り返りから改善点を考えてくること。 |
| 授業 | リーグ戦(2):総合的なチームとしての技能の発揮Ⅱ | |
| 事後学習(復習) | リーグ戦の結果を受けチームで振り返ること | |
| 第15週 | 事前学習(予習) | これまでの内容を受け自分なりの問いと考えを持ってくること。 |
| 授業 | まとめ | |
| 事後学習(復習) | ||
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
| 備考 | スキルテスト等ではなくゲームの理解、チーム内での役割の変化等から評価します。バスケットボールを学ぶこと、教えることとは何かという問いをもって参加してください。授業には運動ができる服装や運動靴で参加すること。毎回、筆記用具とタオル、飲み物(ペットボトル可)は各自用意すること。 受講者数が多い場合は制限をすることがあります。その際には中学校・高等学校の保健体育科の教員免許状取得希望者を優先します。※上記の授業プランは受講生の熟練度やゲームの展開に合わせて変更することがあります |