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病理学

科目名 病理学
ナンバリング NS_A2_06
担当者 向井 常博
開設学科
専攻・コース
看護学科
分類 専門教育科目 専門基礎科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
小城 1年 後期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
病理学では、病気の原因、病気の発症・進展の過程、そして最後にどうなるか(転帰)を学びます。そのためにそれぞれの段階で組織や臓器に起る形態的変化が、生体の機能面にどのように反映されているかを理解する。病理学は臨床医学全般の基盤であり、ここでは病理学上の用語や医学用語の正しい意味/定義と使い方を学ぶ。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.循環器系の概要とその障害(うっ血、出血、血栓、虚血など)ならびに高血圧症について理解する。
2.炎症、免疫、移植並びに再生医療について理解する。
3.感染と宿主の防御機構、病原体の種類、治療と予防について理解する。
4.腫瘍に関して、死因1位のがんについて学び、診断と治療の現状を理解する。
5.循環器疾患(動脈硬化症、先天性心疾患、心不全、心筋梗塞、心臓弁膜症)について理解する。
6.白血病をはじめとする血液の疾患、及び悪性リンパ腫などリンパ系の疾患を理解する。
7.がんで最も多い肺がん始め、閉塞性肺疾患について理解する。
8.消化器系(胃、大腸)疾患、肝臓、胆嚢、すい臓の疾患について理解する。
9.脳神経の血管障害(脳梗塞、脳出血)、脳腫瘍、並びに進行性筋ジストロフィーの疾患について理解する。
学習方法 講義、レポート、テキスト及び配布プリント、受講者の発表
テキスト及び
参考書籍
大橋健一、谷澤徹、藤原正親、柴原純二著:系統看護学講座 専門基礎分野 病理学 疾病のなりたちと回復の促進[1]. 医学書院、2017、第5版。
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率       10         10             80                 100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 80
小テスト等 10
宿題・授業外レポート  
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度  
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) テキスト第1章(p3-12)を読んでおくこと。
授業 病理学で学ぶこと
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第2週 事前学習(予習) テキスト第2章(p13-26)を読んでおくこと。
授業 細胞・組織の障害と修復
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第3週 事前学習(予習) テキスト第3章(p27-48)を読んでおくこと
授業 循環障害
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。。
第4週 事前学習(予習) テキスト第4章(p49-74)を読んでおくこと
授業 炎症と免疫、移植と再生医療
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第5週 事前学習(予習) テキスト第5章(p75-92)を読んでおくこと。
授業 感染症
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第6週 事前学習(予習) テキスト第6章(p93-104)、第7章(p105-114)を読んでおくこと。
授業 代謝障害、老化と死
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第7週 事前学習(予習) テキスト第8章(p115-134)を読んでおくこと。
授業 先天異常と遺伝子異常
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第8週 事前学習(予習) テキスト第9章(p135-166)を読んでおくこと。
授業 腫瘍
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第9週 事前学習(予習) テキスト第10章(p169-186)を読んでおくこと。
授業 循環器系の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第10週 事前学習(予習) テキスト第11章(p187-200)を読んでおくこと。
授業 血液・造血器系の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第11週 事前学習(予習) テキスト第12章(p-201-224)を読んでおくこと。
授業 呼吸器系の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第12週 事前学習(予習) テキスト第13章(p225-252)を読んでおくこと。
授業 消化器系の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第13週 事前学習(予習) テキスト第14章(p253-274)を読んでおくこと。
授業 腎・泌尿器、生殖器系及び乳腺の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第14週 事前学習(予習) テキスト第15章(p275-286)、第17章(p305-310)を読んでおくこと。
授業 内分泌系の疾患、骨・関節系の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
第15週 事前学習(予習) テキスト第16章(p287-304)、第18章(p311-318)を読んでおくこと。
授業 脳・神経・筋肉系疾患、目・耳・皮膚の疾患
事後学習(復習) テキストと配布資料などを合わせ、要点をまとめる。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 授業計画は予定であり、進行具合により変更を生じることがあります。
授業への主体的参加を促すために、レポート提出や受講者の発表会などを取り入れます。数回行いますが事前に連絡します。