科目名 | 生涯発達心理学 |
ナンバリング | SH_A1_03 |
担当者 | 三島 正英 |
開設学科 専攻・コース |
スポーツ健康福祉学科 社会福祉学科 |
分類 | 専門教育科目 学科基幹科目及び学科専門科目 |
関連する 資格・免許 |
介護福祉士国家試験受験資格 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
神埼 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
出生から終末期に至るこころの変化過程について実証的観点から講じる。とくに「発達」を推し進める機制をふまえながら、精神機能諸側面の変化過程を紹介するともに、人生の各ライフステージの特性について紹介する。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
|
授業の 到達目標 |
1)発達とはなにかについて理解を深める 2)発達を推し進める要因についての理解を深める 3)精神発達の諸側面が、成長・発達・加齢によって受ける影響について理解する 4)人生の各ライフステージの心的特徴を理解する 5)発達理論を通して現象を理解する能力を身につける 6)被援助者の心的特徴への理解を深める |
学習方法 | 講義による |
テキスト及び 参考書籍 |
適宜資料を配付する。テキストは特に指定しないが、「発達心理学」「生涯発達心理学」にかかわる参考書を備えられたい |
【スポーツ健康福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 30 | 20 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
||||||||||||||||||||||||
定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
【社会福祉学科】
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 30 | 20 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | 40 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | |||||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 発達、成長、加齢などの用語について調べておく |
授業 | ガイダンス:生涯発達心理学とは? | |
事後学習(復習) | 第1回講義をとおしたこの講義の狙い、概要等について確認する | |
第2週 | 事前学習(予習) | 他の動物と比したときの人間の特質について調べておく |
授業 | ヒトとはどのような存在か? | |
事後学習(復習) | ヒトの発達の特質を整理する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 成長や発達にかかわることわざや一般の見方について調べておく |
授業 | 成長・発達を推し進めるもの:生得的、先天的背景と獲得的、後天的背景(その1) | |
事後学習(復習) | 生得要因と獲得要因が発達に及ぼす相互的影響について整理する | |
第4週 | 事前学習(予習) | 遺伝的要因と環境的要因が相互作用する事例について調べておく |
授業 | 成長・発達を推し進めるもの:生得的、先天的背景と獲得的、後天的背景(その2) | |
事後学習(復習) | 両要因の絡まりにかかわる現代の見方を整理する | |
第5週 | 事前学習(予習) | Piaget の著作を図書館で調べておく |
授業 | 発達の理論(1):Piaget | |
事後学習(復習) | Piaget理論の特徴を整理する | |
第6週 | 事前学習(予習) | Eriksonの著作を図書館で調べておく |
授業 | 発達の理論(2):Erikson | |
事後学習(復習) | Erikson理論の特徴を整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 行動の成り立ちや変容をもたらす機制を調べておく |
授業 | 発達の理論(3):社会的学習理論 | |
事後学習(復習) | 自らの行動の成り立ちを学習理論に基づき理解する | |
第8週 | 事前学習(予習) | Bowlbyの愛着理論を調べておく |
授業 | 対人関係の生涯発達(その1):愛着 (小テスト予定) | |
事後学習(復習) | 愛着理論の功罪について整理する | |
第9週 | 事前学習(予習) | 遊びの意義について調べておく |
授業 | 対人関係の生涯発達(その2):対人関係の拡大と喪失 | |
事後学習(復習) | 喪失の発達的意義を整理する | |
第10週 | 事前学習(予習) | 知能とはなにかについて調べておく |
授業 | 知能の生涯発達 | |
事後学習(復習) | 高齢期の知能の変化について整理する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 情緒・情動とは何かにについて調べておく |
授業 | 情緒の生涯発達 | |
事後学習(復習) | 情緒システムの意義を知的システムと対比して整理する | |
第12週 | 事前学習(予習) | 自己意識の研究の絵基礎を調べておく |
授業 | 自我・自己意識の発達 | |
事後学習(復習) | 自己や自我が形成されていく過程について整理する | |
第13週 | 事前学習(予習) | パーソナリティの定義を調べておく |
授業 | パーソナリティの生涯発達 | |
事後学習(復習) | 高齢期の性格変化について整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | 発達と文化的背景との関連について調べておく |
授業 | 文化と発達 | |
事後学習(復習) | 文化的背景が発達に及ぼす影響について整理する | |
第15週 | 事前学習(予習) | 発達心理学との近接領域としてどのようなものがあげられるのかについて調べておく |
授業 | まとめ:発達とはなにか? 発達科学への道 (小テスト予定) | |
事後学習(復習) | 発達を理解する自らの視点を確認する |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 対人援助にあたっては、援助者自身の自己理解が前提にあってはじめて有効な援助活動が展開されます。この講義が、自分探しや自分創りのまっただ中にある皆さん方の自己理解に向けて、なにかひとつでもお役に立つことがあれば幸いです |