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歌唱表現法

科目名 歌唱表現法
ナンバリング CS_D2_21
担当者 二宮 貴之
開設学科
専攻・コース
子ども学科
分類 専門教育科目 専門展開科目
関連する
資格・免許
幼稚園教諭一種免許状 小学校教諭一種免許状 保育士資格
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 3年 前期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
子どもの育ちにおいて「歌」が果たす役割や音楽活動の意義を理解し、それを保育活動の中で実践、展開するための知識や技術を身に付ける。呼吸法・発声法・歌唱法等、声のトレーニングと、曲の持つ情緒やメッセージを感じ取る力や、それを表現する力を養う。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)知識・理解(幼児期の音に関する感受性の発達について理解する)
2)思考・判断(子どもの発達に合わせた教材の選択ができる)
3)関心・意欲(子供の心身の成長発達と歌との関わりについて関心を持つ)
4)態度・  (グループ活動において、お互いをたかめあえるような指摘や工夫ができる)
5)技能・表現(歌うための呼吸法・発声法等を練習によって身に付ける、楽譜から音を取り正しい音程でうた      うことができる、曲の持つ情緒やイメージを感じ取り、それを歌によって表現することができる)
学習方法 講義・ディスカッション・個人発表・グループ発表・個人レッスン・グループレッスン
テキスト及び
参考書籍
コールユーブンゲン(大阪開成館) コンコーネ50番(全音出版社) みんなの童謡150(カワイ出版) 合唱のためのたのしいエチュード(音楽之友社)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                           15     20     50     15   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 20
宿題・授業外レポート 10
授業態度 20
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 歌唱表現とは何かについて調べてみる。
授業 オリエンテーション
事後学習(復習) 授業で紹介された歌を視聴してみる。
第2週 事前学習(予習) 幼児期にふさわしい歌を探しておく。
授業 幼児期の音に関する感受性の発達と子どもの歌の意義(各自の声の録音と視聴)
事後学習(復習) 講義内容を復習しノートにまとめておく。
第3週 事前学習(予習) 腹式呼吸について調べてみる。
授業 子どもの心身の成長発達と歌との関わり 発声の基本練習①(腹式呼吸と音階練習)
事後学習(復習) 腹式呼吸を復習しておく。
第4週 事前学習(予習) 頭声発声について調べてみる。
授業 発声の基本練習②(頭声発声)
事後学習(復習) 軟口蓋のあけかたと共鳴腔への響かせ方を復習しておく。
第5週 事前学習(予習) コールユーブンゲンを音取りしてみる。
授業 正しい音程で歌うとは(コールユーブンゲン)
事後学習(復習) 授業で取り上げられた曲を復習しておく。
第6週 事前学習(予習) コールユーブンゲン・コンコーネの音取をしてみる。
授業 歌唱表現演習① 美しく響きのある声で歌う (幼児曲・コールユーブンゲン・コンコーネ等)
事後学習(復習) 楽譜に気づきを書いておく。
第7週 事前学習(予習) コールユーブンゲン・コンコーネの音取をしてみる。
授業 歌唱表現演習② 美しく響きのある声で歌う (幼児曲・コールユーブンゲン・コンコーネ等)
事後学習(復習) 楽譜に気づきを書いておく。
第8週 事前学習(予習) マンツーマンレッスンに向けて音取りをしてみる。
授業 歌唱表現演習③ 歌の中のメッセージを読み取る (幼児曲・コールユーブンゲン・コンコーネ等)
事後学習(復習) 楽譜に気づきを書いておく。
第9週 事前学習(予習) マンツーマンレッスンに向けて音取りをしてみる。
授業 歌唱表現演習④ 歌うことで表現するとは  (幼児曲・コールユーブンゲン・コンコーネ等)
事後学習(復習) 楽譜に気づきを書いておく。
第10週 事前学習(予習) 腹式呼吸を再確認しながらこれまで扱った曲の音程を確認してみる。
授業 歌唱表現演習⑤ 歌うことで表現するとは (個人発表を兼ねたミニコンサート)
事後学習(復習) ソロの緊張感と省察をノートに書いておく。
第11週 事前学習(予習) コーラス譜を見ながら曲を視聴してみる。
授業 アンサンブルの取り組み① ハーモニーを聴き取る 
事後学習(復習) 各自、音程を確認し、不安な箇所を音取りしておく。
第12週 事前学習(予習) 歌詞の意味やリズムを意識し歌ってみる。
授業 アンサンブルの取り組み② ハーモニー・リズム・歌詞に気をつける
事後学習(復習) 講義で扱った曲についての省察をノートに書いておく。
第13週 事前学習(予習) 歌詞の意味やリズム、強弱箇所について意識し歌ってみる。
授業 アンサンブルの取り組み③ ハーモニー・リズム・歌詞・強弱に気を付ける
事後学習(復習) 講義で扱った曲についての省察をノートに書いておく。
第14週 事前学習(予習) 合唱曲の音取りをしてみる。
授業 アンサンブルの取り組み④ 音楽の要素を意識して合唱曲を仕上げる
事後学習(復習) 各パートの音を意識しながら歌えたか省察しておく。
第15週 事前学習(予習) 発表に向けた練習をしてみる。
授業 アンサンブル発表会
事後学習(復習) 体の使い方、発声、表現方法など他者の演奏と比較しながら省察しておく。
第16週 事前学習(予習) 全体的な音取り、表現方法を確認し個人発表に向けた準備をしてみる。
授業 個人発表・まとめ
事後学習(復習) 個人発表について省察する。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 腹式呼吸を身につけ、自然で無理のない響きのある声で歌唱できるように様々なトレーニングを行います。
保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の採用試験等で歌唱が必要となる人は、積極的に受講して下さい。