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知的障害者の心理・生理・病理

科目名 知的障害者の心理・生理・病理
ナンバリング
担当者 中村 理美
鈴木 保巳
開設学科
専攻・コース
心理カウンセリング学科
分類 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目
関連する
資格・免許
特別支援学校教諭一種免許状(知的障害者・肢体不自由者及び病弱者)
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 2年 前期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
1.学習の基盤となる脳機能の発達を概説する。
2.知的障害に関する心理・生理・病理学的特性を概説する。
3.心理・生理・病理学的視点から発達課題をとらえ、発達・生活支援のあり方を考える基盤を整理する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
(心理)
1.知的障害心理に関する基礎知識を理解し、説明できる。
2.知的障害に関する心理機能と発達支援について理解する。
3.知的障害児(者)に対するに心理検査やアセスメントについて理解する。
(生理・病理)
・知的障害および関連生涯の要因について説明できる。
・生理・病理学的視点に基づいてエビデンスベースの発達・生活支援の重要性を理解できる。
学習方法 ・パワーポイント、配布資料を使用し講義形式で授業進行する(ビデオ視聴有り)。
・毎回、自習用テキストの指定する章について要約レポートを作成し、提出する。
テキスト及び
参考書籍
(心理)小池敏英・北島善夫「知的障害の心理学」北大路書房(生理・病理)自習用テキスト:SJブレイクモア・Uフリス:脳の学習力-子育てと教育へのアドバイス-.岩波書店,2012.1360円+税
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率     5     5             10     30   30   10   5 5   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 60
小テスト等  
宿題・授業外レポート 30
授業態度  
受講者の発表  
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを確認し、授業展開について確認しておく。
授業 オリエンテーション、知的障害の歴史と定義 (中村)
事後学習(復習) 配布資料を確認して要点をまとめ、授業内容・疑問点を整理しておく。
第2週 事前学習(予習) 前回の配布資料を振り返る。知的障害の原因や分類について調べる。
授業 知的障害の原因と分類 (中村)
事後学習(復習) 配布資料を確認して要点をまとめ、授業内容・疑問点を整理しておく。
第3週 事前学習(予習) 知的障害の認知や記憶について調べる。
授業 知的障害における心理機能と発達支援①(認知・記憶) (中村)
事後学習(復習) 配布資料を確認して要点をまとめ、授業内容・疑問点を整理しておく。
第4週 事前学習(予習) 知的障害における学習や行動の特徴について調べる。
授業 知的障害における心理機能と発達支援②(学習・行動) (中村)
事後学習(復習) 配布資料を確認して要点をまとめ、授業内容・疑問点を整理しておく。
第5週 事前学習(予習) ダウン症やてんかんについて調べる。
授業 知的障害に関連する諸障害①(ダウン症・てんかん等) (中村)
事後学習(復習) 配布資料を確認して要点をまとめ、授業内容・疑問点を整理しておく。
第6週 事前学習(予習) 知能検査や発達検査について調べる。
授業 知的障害のアセスメント①(知能検査・発達検査) (中村)
事後学習(復習) 知能検査や発達検査に関するレポートを作成する。
第7週 事前学習(予習) 適応行動・生活能力に関するアセスメントについて調べる。
授業 知的障害のアセスメント②(適応行動・生活能力に関するアセスメント) (中村)
事後学習(復習) 配布資料を確認して要点をまとめ、授業内容・疑問点を整理しておく。
第8週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト1-3章を読む。
授業 脳科学と特別支援教育 (鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、特別支援教育における脳科学活用の重要性を整理する。
第9週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト1-3章の要約レポートを作成する。
授業 脳機能の発達と学習力 (鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、脳機能の発達と学習力の関連を整理する。
第10週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト4-6章を読む。
授業 知的障害の診断基準 (鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、知的障害の診断基準の要点を整理する。
第11週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト4-6章の要約レポートを作成する。
授業 知的障害の原因 (鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、知的障害の原因を整理する。
第12週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト7-9章を読む。
授業 知的障害の生理・病理学的特性 (鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、知的障害の生理・病理学的特性を整理する。
第13週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト7-9章の要約レポートを作成する。
授業 知的障害の生理・病理学的特性と知的障害児の発達・生活支援課題 (鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、知的障害の生理・病理学的特性と知的障害児の発達・生活支援課題を整理する。
第14週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト10-12章を読む。
授業 関連障害の生理・病理学的特性と発達・生活支援課題①(ダウン症、てんかん等)(鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、関連障害の生理・病理学的特性と発達・生活支援課題を整理する。
第15週 事前学習(予習) 事前配布の資料に目を通しておく。自習用テキスト10-12章の要約レポートを作成する。
授業 関連障害の生理・病理学的特性と発達・生活支援課題②(ASD、SLD、ADHD等)(鈴木)
事後学習(復習) 配付資料や板書内容を基に、特別支援教育における脳科学活用の重要性を整理する。
第16週 事前学習(予習)
授業 定期試験
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考