科目名 | 言語教育特論 |
ナンバリング | mc_c2_01 |
担当者 | 金久 愼一 |
開設学科 専攻・コース |
生活支援科学研究科 子ども学専攻 |
分類 | 選択科目 教科分野 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択 |
授業の概要 及びねらい |
本授業は幼児期における言語生活の実態把握を行うとともに、小学校における言語活動充実の視点から、国語科学習指導のあり方について広く研究課題を持たせ、個々の調査活動を中心としながら、児童の言語力を高める為の専門的知識や教育実践力を伸ばすようにする。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)幼児や児童の言語生活をさぐるための文献調査や各種資料等の調査を行うことができる。 2)子どもの言語教育の意義についてまとめることができる。 3)幼児の話し言葉や書き言葉の発達上の課題と支援方法についてまとめることができる。 4)幼小接続期における国語科授業の実態と課題について考察できる。 5)低学年・中学年・高学年における児童の実態と各領域との関わりや課題を明らかにできる。 6)豊かな言語生活を行わせるための支援方法について模索することができる。 |
学習方法 | 調査研究活動 グループ討議 |
テキスト及び 参考書籍 |
「新たな時代を拓く小学校国語科教育研究」(「全国大学国語教育学会編ー学芸図書)「小学校学習指導要領解説 国語編」(文部科学省ー東洋館)「幼稚園教育要領解説」「保育所保育指針解説書」 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 20 | 20 | 100 | |||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ◎ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 子どもの言語生活について気になることをまとめておく。 |
授業 | 子どもが豊かな言語生活を送るために、場面を想定しての支援活動のあり方について考える。 | |
事後学習(復習) | 支援活動の方向性について学んだことをノートにまとめる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 幼児の言語生活を豊かにするための方策について考えをまとめておく。 |
授業 | 幼児の言語生活を豊かにするための保育者の役割や支援活動の課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 保育者の課題や対応策等、学んだことをノートにまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 言葉の機能について考えをまとめておく。 |
授業 | 幼児が言語を獲得することの意義や生活の中で言語を縦横に活用するための課題を考える。 | |
事後学習(復習) | 言語を獲得することの意味やその言語を活用することの意義などについてまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 幼稚園教育要領解説書や保育所保育指針解説書をもとに、「言葉(話す)」について調べておく。 |
授業 | 幼児教育の実態と今日的課題は何なのかについて調べる。(幼児の話し言葉を中心に) | |
事後学習(復習) | 今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 幼稚園教育要領解説書や保育所保育指針解説書をもとに、「言葉(書く)」について調べておく。 |
授業 | 幼児教育の実態と今日的課題は何なのかについて調べる。(幼児の書き言葉を中心に) | |
事後学習(復習) | 今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 幼稚園教育要領解説書や保育所保育指針解説書をもとに、「言葉」について整理しておく。 |
授業 | 幼児教育の実態と今日的課題は何なのかについて調べる。(「言葉」の指導計画と支援について) | |
事後学習(復習) | 今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 幼小接続期についての情報を収集し、そのポイントについてまとめておく。 |
授業 | 幼小接続期における国語科授業の実際とその課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 幼小接続期の課題と留意点をまとめる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領解説書をもとに、低学年児童指導のポイントを整理しておく。 |
授業 | 低学年児童の実態と「話す・聞く」授業の課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領解説書をもとに、中・高学年児童指導のポイントを整理しておく。 |
授業 | 中・高学年児童の実態と「話すこと・聞くこと」領域の授業課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 「話すこと・聞くこと」の今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領解説書をもとに、低学年児童指導のポイントを整理しておく。 |
授業 | 低学年児童の「書くこと」実態とその領域の授業課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 低学年「書くこと」の今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領解説書をもとに、中・高学年児童指導のポイントを整理しておく。 |
授業 | 中・高学年児童の「書くこと」実態とその領域の授業課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 中・高学年「書くこと」の今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領解説書をもとに、低学年児童指導のポイントを整理しておく。 |
授業 | 低学年児童の「読むこと」実態とその領域の授業課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 低学年「読むこと」の今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 小学校学習指導要領解説書をもとに、中・高学年児童指導のポイントを整理しておく。 |
授業 | 中・高学年児童の「読むこと」実態とその領域の授業課題について考える。 | |
事後学習(復習) | 中・高学年「読むこと」の今日的課題の整理とその課題解消のための支援についてまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 児童の言語力を高めるための教材把握や授業構成について考えをまとめておく。 |
授業 | 児童の言語力を高めるための教材把握の仕方や授業構成法について考える。 | |
事後学習(復習) | 児童の言語力を高めるために授業者の資質としての授業力について整理する。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | 児童の言語力を高めるための授業実践や授業評価のあり方について考えをまとめておく。 |
授業 | 児童の言語力を高めるための授業実践や授業評価のあり方考える。 | |
事後学習(復習) | 児童の言語力を高めるために授業者の資質としての授業力について整理する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 ※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 |