科目名 | 保育内容(環境)の理論と方法 |
ナンバリング | EC_C2_03 |
担当者 | 福元 芳子 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 必修科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭二種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 必修 |
授業の概要 及びねらい |
この授業では、「環境を通して行う教育・保育」とは、いかなるものか、領域「環境」とはどのようなねらいや内容があるのか等、幼児の日常生活を基盤として学んでいく。幼児の自然体験や社会での直接的な体験などの事例を基に保育内容の計画・立案・展開・評価の方法についても学ぶ。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.新幼稚園教育要領と新保育所保育指針に記される領域「環境」のねらいと内容について説明することができる。 2.子どもを取り巻く自然環境、社会環境の変化について説明することができる。 3.領域「環境」に関する基礎的知識を理解するとともに、その実践事例について説明することができる。 4.子どどもの日常生活環境を踏まえた保育計画の立案と保育者の役割について理解を深める。 5.領域「環境」のねらいと内容に示された活動の様子から、就学前までに育みたい10の子どもの姿を捉えることができる。 |
学習方法 | 講義の他に栽培と経過観察、折り紙、グループ活動やフィールドワークを行う。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:「体験する、調べる、考える」領域「環境」田宮縁 萌文書林、H30改定新幼稚園教育要領・新保育所保育指針 参考書等:「環境構成の理論と実践」保育の専門性に基づいて 高山静子エイデル研究所 他 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ◎ | ◎ | 50 | ||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | 10 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 第1章を読んでおくこと。 |
授業 | オリエンテーション、第1章「環境」とはー人間の生活環境 | |
事後学習(復習) | テキストに目を通した後、自分の幼児期を振り返り、好きな遊びや行事の所以を考えてみる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト第1部及び新幼稚園教育要領及び新保育所保育指針の領域「環境」を読んでおくこと。 |
授業 | 保育所保育指針・幼稚園教育要領における領域「環境」のねらいと内容及び保育者の基礎知識 | |
事後学習(復習) | 領域「環境」のねらいと内容をまとめる。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト第1部第5章、第6章 |
授業 | 園の環境、子どもの発達と環境、乳幼児教育・保育の基本 | |
事後学習(復習) | テキスト第1部を読み、保育者の基礎知識としての領域「環境」の要点をまとめる。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 子どもの遊びについて考えておく |
授業 | 乳幼児にとって遊びとは何か、遊びの意義について | |
事後学習(復習) | なぜ乳幼児期には「遊び」なのか要点をまとめておく。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部、領域「環境」の内容を読んでおくこと。 |
授業 | 01 自然とふれあい感動する、フィールドワーク(パンジーとチューリップの球根を育てる) | |
事後学習(復習) | 活動の内容を記録する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部、領域「環境」の内容を読んでおくこと。 |
授業 | 02 物事の法則性に気づく、グループワーク | |
事後学習(復習) | 事例を通した内容のポイントをまとめる。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部、領域「環境」の内容を読んでおくこと。 |
授業 | 03 季節感を味わう、ホームワーク | |
事後学習(復習) | 行事の由来や意味を調べる。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部、領域「環境」の内容を読んでおくこと。 |
授業 | 04 自然を取り入れて遊ぶ、05 生命の営みに触れる | |
事後学習(復習) | 事例を通した内容のポイントをまとめておく | |
第9週 | 事前学習(予習) | 身近な廃材を使ってオモチャを作る材料を集めてくる。 |
授業 | 06 身の回りのものに愛着を持つ、 07 科学を体感する、グループワーク | |
事後学習(復習) | 発表を見て感じたこと考えたことをまとめておく。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部、領域「環境」の内容を読んでおくこと。 |
授業 | 08 数量・図形に親しむ、09 標識や文字の必要感を育む | |
事後学習(復習) | 事例を通した内容のポイントをまとめておく | |
第11週 | 事前学習(予習) | テキスト第2部、領域「環境」の内容を読んでおくこと。 |
授業 | 10 身近な情報や施設を生かし、生活を豊かにする。 | |
事後学習(復習) | 大学や幼稚園等の身近にある公共施設等について、まとめておく。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | テキスト第3部 第1章、第2章を読んでおく。 |
授業 | 第1章指導形態とカリキュラム、全体計画・指導計画の作成 | |
事後学習(復習) | いろいろな指導形態が存在する理由を確認しておく。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | テキスト第3部 第3章を読んでおく。 |
授業 | 環境に関わる力を育てる保育者の役割、関係法令と乳幼児教育・保育の基本の振り返り | |
事後学習(復習) | これまでの事例を通して、領域「環境」のねらいと内容を確認する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 第4章を読んでおく。 |
授業 | 環境の構成(遊びや保育の環境を構成する) | |
事後学習(復習) | 学んだ内容をまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキストを読み直し、これまでまとめたこととの関連性を確認しておく。 |
授業 | 領域「環境」のまとめと評価を行う。 | |
事後学習(復習) | 自分の学びの振り返りと評価を行い、領域「環境」のねらいを確認する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業計画の各週の内容は、授業で取り上げる主な事項を示しています。授業の進度や共通理解の程度によって内容の変更をすることもあります。 |