科目名 | 社会的養護内容 |
ナンバリング | EC_C2_06 |
担当者 | 井上 和宣 |
開設学科 専攻・コース |
幼児保育学科 |
分類 | 専門教育科目 選択科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 1単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
児童福祉施設入所児童への支援に何が必要で何を提供していくべきか。最善の利益と権利擁護を理解し、発達段階に応じた援助方法を認識し、保育士としての専門性を認識していく。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.社会的養護における児童の権利擁護や保育士等の倫理について具体的に学ぶ。 2.施設養護及び他の社会的養護の実際について学ぶ。 3.個々の児童に応じた支援計画を作成し、日常生活の支援、治療的支援、自立支援等の内容について学ぶ。 4.社会的養護に関わるソーシャルワークの方法と技術について理解する。 5.社会的養護を通じて、家庭支援、地域福祉について理解や認識を深める。 6.施設実習における、知識や技術を習得する。 |
学習方法 | 講義・援助技術演習 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキストは特になし・参考資料は随時配布 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 20 | 60 | 10 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ○ | ○ | 60 | ||||||||||||||||||||
小テスト等 | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | |||||||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | 15 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | 15 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設の概要を理解しておく。 |
授業 | オリエンテーション | |
事後学習(復習) | この社会的養護内容の授業で何を学びたいのか描いてみる。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | 福祉とは、どのような事を意味するか。 |
授業 | 児童福祉とは | |
事後学習(復習) | 子どもの存在意義、尊さを認識する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | 入所児童の生活が、どのようなものに重点を置いて展開されるか考えてみる。 |
授業 | 施設入所児童の最善の利益 | |
事後学習(復習) | 児童の生活の中での職員の取り組みについての認識を深める。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | 児童の権利について、どのようなものがあるか考える。 |
授業 | 施設入所児童の権利擁護 | |
事後学習(復習) | 児童の権利を擁護するためには何が必要か認識する。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | 施設が必要とする地域の関係機関を考えておく。 |
授業 | 地域との関わり | |
事後学習(復習) | 密接な関わり、地域に開けた施設のあり方を把握する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 施設職員になったと想定しながら、児童との生活を考えてみる。 |
授業 | 児童の一日の生活・保護者との関わり | |
事後学習(復習) | より丁寧な関わりを把握する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | 施設見学に行くつもりでイメージしておく。 |
授業 | 施設の概要紹介 | |
事後学習(復習) | 今まで描いていた現状と実際の違いを整理しておく。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 実習について心得を考えておく。 |
授業 | 施設実習指導 | |
事後学習(復習) | 施設実習についての目的やあり方を認識する。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | 自立支援に必要なものを考えておく。 |
授業 | 自立支援1 | |
事後学習(復習) | 自立の意味を認識する。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | 自立支援計画票とは、どういうものかイメージしておく。 |
授業 | 自立支援2(演習) | |
事後学習(復習) | 現場での実践方法を理解する。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 保育士の専門性とは。 |
授業 | 保育士等の専門性に関わる知識・技術とその応用 | |
事後学習(復習) | 講義で聞いた内容を整理しておく。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 児童福祉施設でどんな仕事をしているか。 |
授業 | 卒業生による意見・体験発表 | |
事後学習(復習) | 発表を聞いて考えを深める。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 講義内容や体験談をまとめておく。 |
授業 | 保育士の専門性に関わる知識・技術とその応用 | |
事後学習(復習) | 試験に備え、専門性や知識を高める。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | 今まで学んだ事を振り返っておく。 |
授業 | レポート試験 | |
事後学習(復習) | レポート試験の内容を振り返る。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | どのような人材になりたいか、イメージしておく。 |
授業 | 児童福祉施設の人材・まとめ | |
事後学習(復習) | 総合的な振り返りを行う。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 複数の現場職員からの講義が行われます。この授業計画は、あくまでも予定ですので、途中で内容の変更が生じる場合もあります。 |