科目名 | 国語 |
ナンバリング | CS_C1_01 |
担当者 | 岩根 浩 |
開設学科 専攻・コース |
子ども学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目 |
関連する 資格・免許 |
幼稚園教諭一種免許状 小学校教諭一種免許状 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 前期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
国語に関わる全ての教師に必要な知識・技能、国語科の基礎的・基本的な内容について学習する。具体的には、「話すこと・聞くこと」「読むこと」「書くこと」領域に関わる指導内容、書写指導、表記や言葉遣いなどの国語の特質に関することなどを取り上げながら、自身の「国語力」の向上を図る。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1)小学校の教師に必要な「話す・聞く・読む・書く」の基礎的・基本的な能力(国語力)を身に付けることができる。 2)様々なジャンルの文章を読むことのできる能力とともに、主体的に読書活動を進めていこうとする態度を身に付けることができる。 3)小学校国語科における言語活動の在り方について、理解することができる。 4)漢字や仮名に対する正しい知識をもち、文字の正しい筆順を考えたり、字形を整えたりして丁寧に書写をすることができる。 5)日本の伝統的な言語文化と国語に対する関心をもつ。 |
学習方法 | 講義・演習 テキスト及び配付プリントに基づいて学習する。 |
テキスト及び 参考書籍 |
森山卓郎・達富洋二『国語教育の新常識-これだけは教えたい国語力-』(明治図書)/文部科学省『小学校学習指導要領解説 国語編』(東洋館出版社)/久米公『漢字指導の手引き(第8版)』(教育出版) |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 40 | 20 | 10 | 100 | ||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | ○ | ◎ | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||
小テスト等 | |||||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ○ | ○ | ◎ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||
授業態度 | |||||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | ○ | ◎ | 20 | |||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | テキストの初めからP12までを熟読し、疑問点や課題などを見つけておく。 |
授業 | オリエンテーション、受講に当たっての基礎調査、「国語」学習への見通し | |
事後学習(復習) | 授業で扱った学習用語を中心に「国語力」について整理する。 | |
第2週 | 事前学習(予習) | テキスト(P13-16)を熟読し、疑問点や課題などを見つけておく。 |
授業 | 国語科教育と国語教育、学習指導要領と社会の流れ | |
事後学習(復習) | 今日の社会で求められている学力観や学びについて整理する。 | |
第3週 | 事前学習(予習) | テキスト(P17-23)を熟読し、疑問点や課題を見つけておく。 |
授業 | 文字(漢字・平仮名・片仮名)の成り立ち | |
事後学習(復習) | 授業内容の要点を整理するとともに、配付された補充資料を熟読する。 | |
第4週 | 事前学習(予習) | テキスト(P23-29)を熟読し、疑問点や課題を見つけておく。 |
授業 | 日本語の語彙、語句指導と語彙指導、国語(日本語)の表記 | |
事後学習(復習) | 配付資料を熟読するとともに、授業内容の要点を整理する。 | |
第5週 | 事前学習(予習) | テキスト(P29-34)を熟読しておく。 |
授業 | 文・文章の構成と文法、言葉遣い(敬語・方言と共通語・文体など) | |
事後学習(復習) | 配付資料を熟読し、授業内容の要点を整理する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | テキスト(P41-55)を熟読し、疑問点や課題を見つけておく。 |
授業 | (文学的文章を中心に)「読むこと」について考える① | |
事後学習(復習) | 文章を読む過程において必要な「力」や「読み方」について、要点を整理する。 | |
第7週 | 事前学習(予習) | テキスト(P55-66)を熟読し、疑問点や課題を見つけておく。 |
授業 | (説明的文章を中心に)「読むこと」について考える② | |
事後学習(復習) | 文章を読む過程において必要な「力」や「読み方」について、要点を整理する。 | |
第8週 | 事前学習(予習) | 第6週と第7週の学習を想起するとともに、テキスト(P67-70)を熟読する。 |
授業 | 「読むこと」について考える③(読解力と読書力、情報活用能力、要約力など) | |
事後学習(復習) | 読書生活の向上に向けて、自身で取り組むべきことをまとめる。 | |
第9週 | 事前学習(予習) | テキスト(P71-84)を熟読し、疑問点や課題を見つけておく。 |
授業 | 「書くこと」について考える。(書く力とは、書くことの日常化、読み書き関連) | |
事後学習(復習) | 配付資料を熟読し、授業内容の要点を整理する。 | |
第10週 | 事前学習(予習) | テキスト(P85-100)を熟読し、疑問点や課題を見つけておく。 |
授業 | 「話すこと・聞くこと」(豊かな人間関係、文型、話型、対話、話し合いなどの技能) | |
事後学習(復習) | 音声言語の能力を高めるために自身で心がけたいことをまとめる。 | |
第11週 | 事前学習(予習) | 書写(毛筆)の準備をする。 |
授業 | 正しい筆の持ち方(執筆法)をし、正しい姿勢、正しい筆順で書写を行う。 | |
事後学習(復習) | 執筆法、筆使い、基本点画(止め・はね・払い)など、学んだことをノートに整理する。 | |
第12週 | 事前学習(予習) | 書写の準備をするとともに、前回の学習を振り返る。 |
授業 | 筆使い、基本点画(点・横画・縦画・そり・払い・曲がり・折れ)に注して書写する。 | |
事後学習(復習) | 学んだことをノートに整理する。 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 書写の準備をするとともに、前回の学習を振り返る。 |
授業 | 字形や用紙による文字の大きさに注意して書写を行う。 | |
事後学習(復習) | 字形や用紙による文字の大きさに注意することの大切さをノートに整理する。 | |
第14週 | 事前学習(予習) | これまでの学習を振り返り、そのポイントを整理しておく。 |
授業 | これまでの学習を生かして、まとめの書写を行う。硬筆との関連も指導する。 | |
事後学習(復習) | これまでの学習を振り返り、書写学習のポイントや自分の思いをまとめる。 | |
第15週 | 事前学習(予習) | テキストや配付資料及び参考書をもとに、これまで学習してきたことを振り返る。 |
授業 | 学習のまとめ(国語力の向上に向けて、国語の教師とは) | |
事後学習(復習) | 「国語」学習の中で大切だと思うことを自分なりに整理する。 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ・事前及び事後学習の時間(自習時間)をそれぞれ、1時間以上確保するように努めてください。 ・課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。 ・国語の学習ゆえ、辞典類(国語・漢字・古語など、これまで使ったもので可)を準備してください。 |