トップページ   »  授業科目(シラバス)  »  開講年度  »  学科・専攻・コース  »  シラバス一覧   »  授業科目(シラバス)

日本語による研究支援(基礎)

科目名 日本語による研究支援(基礎)
ナンバリング
担当者 古賀 弘毅
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 健康栄養学専攻
生活支援科学研究科 健康福祉学専攻
生活支援科学研究科 地域生活支援学専攻(博士前期課程)
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻
生活支援科学研究科 子ども学専攻
分類 留学生科目 研究支援
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
神埼 1年 前期 1単位 選択
授業の概要
及びねらい
本コースは、受講生の原著学術論文(original scientific paper)執筆を目指し、前半に理論(研究)の試験を講義する。理論(研究)の試験、検証は、研究の核となるものである。後半に、研究の論理的表現のひとつの型である事実の行為や状態を記述する文の文づくりを講義する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
・受講生が、研究とは、自分の主張、新たな知見の提示を動機づけるよう従来の知識を論評し、自分の主張、新たな知見を論理的に提案することであることを、自分の研究の実践に活かせるほど、知っている。
・事実の行為や状態を記述する文を的確に作れる。
学習方法 ・自分の学びを自分で管理する積極的な態度をもって学ぶ。 ・講義個所を読んで理解してくる。疑問点や質問を明らかにしてくる。 ・授業の後の課題をして、次回の授業の最初に提出する。
テキスト及び
参考書籍
『この1冊できちんと書ける論文・レポートの基本』(石黒圭)、『理科系の作文技術』(木下是雄)、『大学生・留学生のための論文ワークブック』(浜田麻里、平尾得子、由井紀久子)。参考書籍は備考に。
【生活支援科学研究科 健康栄養学専攻】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率             50                       50           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
【生活支援科学研究科 健康福祉学専攻】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率             50                       50           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
【生活支援科学研究科 地域生活支援学専攻(博士前期課程)】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率             50                       50           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
【生活支援科学研究科 臨床心理学専攻】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率             100                                   100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
【生活支援科学研究科 リハビリテーション学専攻】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率             50                       50           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
【生活支援科学研究科 子ども学専攻】
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率             50                       50           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験 30
小テスト等 30
宿題・授業外レポート 20
授業態度  
受講者の発表 10
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを印刷し、1.1を読んで来る。
授業 シラバス、理論の演繹試験:『佐賀西部方言を「科学」しよう!』の1.1 足し算の式の理論
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第2週 事前学習(予習) 1.2 の練習問題を解いて来る。1.3を読んで来る。
授業 1.2 練習問題、1.3 科学理論としての言語理論
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第3週 事前学習(予習) 1.4を読んで来る。
授業 1.4 科学理論だけの特性
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第4週 事前学習(予習) 1.6を読んで来る。
授業 1.6 言語理論(足し算の式)の場合の現象
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第5週 事前学習(予習) 1.1~1.4と1.6の内容を理解し、テストに備える。
授業 理解テスト(第4週までの授業が範囲)。答案の議論と採点。
事後学習(復習) 同様な問題が出たら自分で解けるか、自分の理解を点検する。
第6週 事前学習(予習) 講義個所を読んでくる。
授業 木下(2017: 2-12, 13-29, 196-213)序章、準備作業、原著論文
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第7週 事前学習(予習) 講義個所を読んでくる。
授業 石黒(189-211)書き手の責任、
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第8週 事前学習(予習) 講義個所を読んでくる。
授業 石黒(20-41)「問うー目的」、「調べる」
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第9週 事前学習(予習) 講義個所を読んでくる。
授業 石黒(189-211, 20-60)「選ぶ」、「確かめる」、「裏付ける」
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第10週 事前学習(予習) 講義個所を読んでくる。
授業 石黒(70-75)「論文の表現の考え方」、木下(89-100; 101-117) 「事実と意見」など
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第11週 事前学習(予習) 講義個所を読んでくる。
授業 木下 (118-152) 「わかりやすく簡潔な表現」
事後学習(復習) 課題(授業中に出される)をする。
第12週 事前学習(予習) 木下、石黒で学んだ内容と理論の演繹試験の関係を考えて来る。
授業 木下、石黒の内容と理論の演繹試験とを関連させる。
事後学習(復習) 修士や博士で研究することがどのようなことかを頭に描く。
第13週 事前学習(予習) 指導教授に聞いて自分の分野の論文を1本持ってくる。A、B、Cの表現を2文ずつ書き写して来る。
授業 日本語での文づくり 述語の構造①: A、B、C (A~Kは備考参照)
事後学習(復習) それぞれの文型のさらに他の例を2つずつ書き写して来る。
第14週 事前学習(予習) D、E、F、Gの表現を2文ずつ書き写して来る。
授業 日本語での文づくり 述語の構造②:D、E、F、G
事後学習(復習) それぞれの文型のさらに他の例を2つずつ書き写して来る。
第15週 事前学習(予習) H、I、J、Kの表現を2文ずつ書き写して来る。
授業 日本語での文づくり 述語の構造②:H、I、J、K
事後学習(復習) それぞれの文型のさらに他の例を2つずつ書き写して来る。
第16週 事前学習(予習)
授業 期末テスト
事後学習(復習)
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 ・副題:『日本語での科学的研究論文作成 I』
・参考書籍:
『科学的発見の論理』 上巻・下巻 (カ-ル・ライムント・ポパ-;大内義一訳)、恒星社厚生閣
『日本語文法整理読本(解説と演習)』 (井口厚夫・井口裕子)、バベル・プレス
『Events in the semantics of English: A study in subatomic semantics』 (Terence Parsons)、The MIT Press
『Mathematics methods in linguistics』 Partee, H. Barbara, Alice ter Meulen and Robert E. Wall、
Kluwer Academic Publishers
『佐賀西部方言を「科学」しよう!:言語理論入門』 (古賀弘毅)、三恵社
・述語の構造:A「い」形容詞+繋辞、B「な」形容詞+繋辞、C名詞+繋辞、D自動詞、E自動詞+場所句、F目的語+他動詞、G目的語+場所句+ 他動詞、名詞以外の項:H 「て」形句、I現在分詞句、J「と」句、K名詞の修飾:関係節(短形を含む)