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臨床心理学特論Ⅰ

科目名 臨床心理学特論Ⅰ
ナンバリング MP_B1_01
担当者 長野 恵子
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
分類 必修科目 基礎分野
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 前期 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
これから心の相談・支援の専門家をめざす学生の土台となる、臨床心理学の学問領域としての歴史的背景、4種の専門性(心理面接、心理査定、臨床心理学的地域援助、調査研究)、人間理解のあり方と援助論、職業倫理について概説する。援助論においては、グループアプローチや非言語的なアプローチをとりあげ理解を深める。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.臨床心理学の歴史的背景を理解できる
2.臨床心理学の4つの専門性について説明できる
3.臨床心理士の職業倫理について理解し、職業倫理にもとづく態度を身につける
4.臨床心理学の立場から見た人間理解の在り方に関心を持てる
5.各領域における臨床心理学的援助の在り方について理解できる
学習方法 前半は講義を中心とし、後半は各自で関連文献、資料を調べた上でのレポート発表、討論を行なう
テキスト及び
参考書籍
テキスト:鑪幹八郎・名島潤慈編著「新版・心理臨床家の手引き」 誠信書房     
参考書 :大塚義孝(編) 臨床心理学全書1 「臨床心理学原論」 誠信書房
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         5 5 5 60 10 15             100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 60
授業態度 10
受講者の発表 20
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習)
授業 臨床心理学の定義と独自性
事後学習(復習) 要点を整理する
第2週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 臨床心理学の歴史的展開
事後学習(復習) 要点を整理する
第3週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 日本における臨床心理学及び臨床心理士養成の歴史
事後学習(復習) 要点を整理する
第4週 事前学習(予習) 臨床心理士関連のHPを調べておく
授業 臨床心理士の養成と課題
事後学習(復習) 要点を整理する
第5週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 臨床心理の専門性とその領域
事後学習(復習) 各専門性について要点を整理する
第6週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 臨床心理士の職業倫理とは
事後学習(復習) 要点を整理する
第7週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 臨床心理学における人間理解のあり方
事後学習(復習) 参考文献を調べる
第8週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 臨床心理学における援助者の姿勢
事後学習(復習) 要点を整理する
第9週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 各領域における臨床心理学的援助の基本(教育領域)
事後学習(復習) 要点を整理する
第10週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 各領域における臨床心理学的援助の基本(医療領域)
事後学習(復習) 要点を整理する
第11週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 各領域における臨床心理学的援助の基本(司法・矯正領域)
事後学習(復習) 要点を整理する
第12週 事前学習(予習) 教科書、配布資料を読んでおく
授業 各領域における臨床心理学的援助の基本(福祉領域)
事後学習(復習) 要点をまとめる
第13週 事前学習(予習) 配布資料を読んでおく
授業 臨床心理士の職業倫理に関わる事例
事後学習(復習) 要点をまとめる
第14週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 他の専門領域との関連性
事後学習(復習) 要点をまとめる
第15週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 臨床心理学の課題と展望
事後学習(復習) 要点をまとめる
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 学部において臨床心理学を専攻したものと同等以上の知識・技能を持つ学生を対象とする。
発表担当以外の学生も予め文献を調べた上で討論に積極的に参加すること。