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老年心理学特論

科目名 老年心理学特論
ナンバリング MP_C2_02
担当者 長野 恵子
開設学科
専攻・コース
生活支援科学研究科 臨床心理学専攻
分類 選択科目 展開分野
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 1年 前期 2単位 選択必修
授業の概要
及びねらい
生涯発達的な視点から、高齢期の心理的特性および心理アセスメント、心理療法について学ぶことを本講の狙いとする。本講では、高齢者に対する心理的理解を深めつつ、自らの老年観を吟味するとともに、臨床心理士として必要な高齢者に対する心理療法の在り方に力点を置いて解説する。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1.加齢に伴う心理的特性を理解できる
2.高齢者に対する心理アセスメントの種類と方法を理解できる
3.高齢者に対する心理的支援を行うものととしての基本的態度を身につける
4.高齢者に対する心理療法の在り方について理解する
5.歳を重ねることについて自らの関心を向ける
学習方法 教科書、関係論文の講読、ディスカッションに加え、パワーポイントおよびDVD教材を用いた学習。
テキスト及び
参考書籍
テキスト:黒川由紀子・斎藤正彦・松田修著 「老年臨床心理学」 有斐閣
参考書籍は講義の中で適宜紹介する
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率                         10 10 10 30 20 20             100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 50
授業態度 10
受講者の発表 30
授業の参加度 10
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) シラバスを熟読すること
授業 高齢者の生涯発達的理解
事後学習(復習) 要点をまとめておく
第2週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢期の心理的特性の理解
事後学習(復習) 心理的特性をまとめる
第3週 事前学習(予習) 認知症について調べておく
授業 認知症の人への理解と援助の視座
事後学習(復習) 要点をまとめる
第4週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢者に対する心理アセスメントのありかた
事後学習(復習) アセスメントのポイントをまとめる
第5週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢者に対する心理テスト
事後学習(復習) 心理テスト実施上のポイントを整理する
第6週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢者に対する心理療法のあり方(基本的姿勢)
事後学習(復習) 要点をまとめる
第7週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢者に対する心理療法のあり方(カウンセリング)
事後学習(復習) 要点をまとめる
第8週 事前学習(予習) 回想法について調べておく
授業 高齢者に対する心理療法のあり方(回想法)
事後学習(復習) 実施上のポイントをまとめる
第9週 事前学習(予習) ライフレビューブックについて調べておく
授業 高齢者に対する心理療法のあり方(グループ回想法)
事後学習(復習) 要点をまとめる
第10週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢者に対する心理療法のあり方(ライフレビュー)
事後学習(復習) 要点をまとめる
第11週 事前学習(予習) 予め配布した事例を読んでおく
授業 高齢者に対する非言語的アプローチ(芸術療法)
事後学習(復習) 要点を整理する
第12週 事前学習(予習) 予め配布した事例を読んでおく
授業 高齢者への非言語的アプローチ(動作療法)
事後学習(復習) 要点をまとめる
第13週 事前学習(予習) 予め配付した事例を読んでおく
授業 高齢者への心理療法の事例講読
事後学習(復習) 要点をまとめる
第14週 事前学習(予習) 資料を読んでおく
授業 高齢者ケアに関わる専門職への心理的支援
事後学習(復習) 要点を整理する
第15週 事前学習(予習) 教科書を読んでおく
授業 高齢者と死をめぐる問題
事後学習(復習) まとめ
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 学部において臨床心理学を専攻したものと同等以上の知識・技能を持つ学生を対象とする。
発表担当以外の学生も予め文献を調べた上で討論に積極的に参加すること。