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子ども学演習

科目名 子ども学演習
ナンバリング CS_E3_01
担当者 金久 愼一
開設学科
専攻・コース
子ども学科
分類 専門教育科目 専門基礎科目
関連する
資格・免許
開講キャンパス 開講年次 開設期 単位数 必修・選択
佐賀 3年 通年 2単位 必修
授業の概要
及びねらい
 本授業では文献資料の収集、実地調査活動、子どもの心身の発達、年齢と遊びの関係など広い立場から子ども研究を行うとともに、それらをレポートにまとめたり、討論活動をしたりする。そして、子どもに関する知識や理解を深めるようにする。 本科目は地域志向科目となります。
実務経験に
関連する
授業内容
授業の
到達目標
1)子どもや教育、保育に関する諸問題に興味関心を抱き、探求することができる。
2)論文や文献を読んでその内容や要旨をレジュメにまとめることができる。
3)日常使っている言葉について考え、「正しい言葉」「豊かな言葉」について考えることができる。
4)人間関係を深めたり温かくしたりする言葉の働きについて考えることができる。
5)コミュニケーション力を高めることは人間関係力の育成に連動することを理解する。
6)グループ討議を通して、「ほんものの教師」「よい教師の条件」などについてかんがえることができる。
7)情報機器活用などにより文献調査の方法を習得する。
8)卒業論文作成のための基本的能力を習得することができる。
学習方法 文献講読 資料収集 プレゼンテーション資料作成 グループ討議・発表 体験的学習(フィールドワーク)
テキスト及び
参考書籍
大村はま著「教えるということ」(共文社)
到達目標
汎用的能力要素 専門的能力要素
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
態度・
志向性
知識・
理解
技能・
表現
行動・
経験・
創造的思考力
合計
1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3) 1) 2) 3)
比率 10     10                 20     20 30   10           100
評価基準・方法 評価
割合
%
定期試験  
小テスト等  
宿題・授業外レポート 20
授業態度 10
受講者の発表 50
授業の参加度 20
その他                  
 
合計 100
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)  
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール)
第1週 事前学習(予習) 本学習で求めたいもの、したいもの・ことなどについての問題意識をもっておく。
授業 ゼミ別教員の紹介やゼミ学習の特性についてのオリエンテーションを行う。
事後学習(復習) ゼミごとの活動内容を振り返ったり、4年生での卒業研究の方向性を考えておく。
第2週 事前学習(予習) ゼミ活動の中で疑問に思ったことや活動の全体像など、不明なことを整理しておく。
授業 研究室訪問をし、今後の研究方向や研究内容・方法について話し合う。
事後学習(復習) 研究室訪問で学んだことを整理する。
第3週 事前学習(予習) ゼミ別オリエンテーションに向けて、研究方向を整理しておく。 
授業 ゼミ別に授業の進め方や研究内容解明に向けてのスケジュール等を策定する。
事後学習(復習) 今後の授業内容や研究内容の方向性・研究方法などをノートに整理する。
第4週 事前学習(予習) 「教えるということ」(大村はま著)を読み、自分なりに考えを整理する。
授業 「教えるということ」(大村はま著)を読み、作者の基本的な子ども観について考える。
事後学習(復習) 作者の子ども観や話し合った内容等をノートにまとめる。
第5週 事前学習(予習) 「教えるということ」(大村はま著)を読み、事前学習を行う。
授業 「教えるということ」(大村はま著)を読み、学習を支える教師の役割について考える。
事後学習(復習) 学習を支える教師の役割について考えたことをノートにまとめる。
第6週 事前学習(予習) 「教えるということ」(大村はま著)を読み、事前学習を行う。
授業 「教えるということ」(大村はま著)を読み、正しい言葉の育成法や言語感覚について考える。
事後学習(復習) 正しい言葉の育成法や言語感覚について考えたことをノートにまとめる。
第7週 事前学習(予習) 「教えるということ」(大村はま著)を読み、事前学習を行う。
授業 「教えるということ」(大村はま著)を読み、言葉のもつ意味について考える。
事後学習(復習) 言葉のもつ意味について考えたことをノートにまとめる。
第8週 事前学習(予習) 「教えるということ」(大村はま著)を読み、事前学習を行う。
授業 「教えるということ」(大村はま著)を読み、言葉と人間形成との関わりについて考える
事後学習(復習) 「言葉と人間形成との関わり」について考えたことをノートにまとめる。
第9週 事前学習(予習) 「教えるということ」(大村はま著)を読み、事前学習を行う。
授業 「大村はま」の他の著書を読み、自己成長するための言葉の働きについて考える。
事後学習(復習) 自己成長するための言葉の働きについて考えたことをノートにまとめる。
第10週 事前学習(予習) 「大村はま」の著書から触発されたことを整理しておく。
授業 「大村はま」の著書から触発されたことをレポートにまとめ、話し合う。。
事後学習(復習) レポート内容のポイントや話し合った内容などをノートにまとめる。
第11週 事前学習(予習) 子育て支援活動(子どもミュージアム)の内容・準備物等について整理する。
授業 子育て支援活動(子どもミュージアム)のリハーサルを行う。
事後学習(復習) 子育て支援活動(子どもミュージアム)に向けての準備を確かめる。(役割分担に応じて)
第12週 事前学習(予習) 子育て支援活動(子どもミュージアム)における役割に応じた最終準備をする。
授業 子育て支援活動を行う。(子どもミュージアムのリハーサル)
事後学習(復習) 子育て支援活動(子どもミュージアム)の成果をまとめる。
第13週 事前学習(予習) 音読・暗唱活動の意義について調べておく。
授業 子どもたちの心や言葉を育む音読・暗唱活動の大切さについて話し合う。
事後学習(復習) 音読や暗唱活動の教育的価値について整理する。
第14週 事前学習(予習) 好きな詩を挙げることができるとともに、音読練習をする。
授業 低・中・高学年別詩集を読み、音読・暗唱活動を行う。
事後学習(復習) 低・中・高学年別詩集の中から好きな詩を選び、暗唱できるようにする。
第15週 事前学習(予習) 前期学習で学んだことを整理する。
授業 前期学習レポートを書く。
事後学習(復習) 整理したノートを振り返り、学んだことを見直すようにする。
第16週 事前学習(予習) 自分なりの研究調査内容をしぼりこむようにする。
授業 後期授業計画と「子どもと言語」に関わって自己研究内容を設定することについて考え合う。
事後学習(復習) 後期学習として、定めた研究内容についての具体的方法を考える。
第17週 事前学習(予習) 定めた研究内容について具体的に発表できるようにする。
授業 個人研究内容の発表を行うとともに、お互いに質問や意見を交換し合う。
事後学習(復習) 質問・意見交換を通して確定した研究内容や方法をノートに整理しておく。
第18週 事前学習(予習) 今後の研究内容深化のためのプロセスを考えておく。
授業 個人別研究内容を進めていくための具体的な計画を作成する。
事後学習(復習) 今後の文献検索内容の研究調査過程や調査活動についての日程をまとめる。
第19週 事前学習(予習) 研究調査に向かい、本時学習で明らかにしたいことを確かめる。
授業 計画表に基づき図書館やネットで必要な文献や調査事項を整理する。
事後学習(復習) 調査活動を通して明らかになったことをノートにまとめる。
第20週 事前学習(予習) 研究調査に向かい、本時学習で明らかにしたいことを確かめる。
授業 計画表に基づき、図書館やネット等で必要な資料を収集する。
事後学習(復習) 調査活動を通して明らかになったことをノートにまとめる。
第21週 事前学習(予習) 研究調査に向かい、本時学習で明らかにしたいことを確かめる。
授業 研究深化のためのアンケート内容やインタビュー内容等について考える。
事後学習(復習) 調査活動を通して明らかになったことをノートにまとめる。
第22週 事前学習(予習) 研究調査に向かい、本時学習で明らかにしたいことを確かめる。
授業 収集した資料を分類・整理するとともに、研究の中間発表会に備える。
事後学習(復習) 調査活動を通して明らかになったことをノートにまとめる。
第23週 事前学習(予習) 今までの研究調査をまとめ、中間発表に備える。
授業 研究の中間発表会を行い、質疑応答の中から、さらに研究すべき内容を考え合う。
事後学習(復習) 中間発表会の中での質疑応答を通して、さらなる研究調査活動内容をまとめる。
第24週 事前学習(予習) 研究調査活動内容の中から、取り組むべき研究プロセスを決める。
授業 研究を深めるために今後の活動計画を作成する。
事後学習(復習) 今後の活動計画を見直し、修正・付加がないかを確かめる。
第25週 事前学習(予習) 研究調査に向かい、本時学習で明らかにしたいことを確かめる。
授業 今後の活動計画に沿ってネットや図書館等で調査活動を行う。
事後学習(復習) 調査活動を通して明らかになったことをノートにまとめる。
第26週 事前学習(予習) 今までの研究調査内容を整理し、報告内容や発表方法について考える。
授業 調査研究で得た内容やその根拠等を整理し、論理的に発表できるように構想を練る。
事後学習(復習) 研究発表ができるように構想表を見直したり、発表内容の修正・不可をしたりする。
第27週 事前学習(予習) 作成した発表構想を見直したり、発表練習をしたりする。
授業 研究内容の最終発表会を行い、研究内容、方法や研究成果についての話し合いを行う。
事後学習(復習) 研究発表会の中で相互に指摘し合った内容をもとに、自分の発表内容を再度、見直す。
第28週 事前学習(予習) 自分の発表内容の見直す中から再度、研究内容・方法を検討する。
授業 研究発表会を通して、研究内容の不備や新たな課題について発表し合う。
事後学習(復習) 研究発表内容についてお互いに問題点を指摘し合う中で新たな課題をまとめる。
第29週 事前学習(予習) 子ども学個人研究集作成に向けて、学んだことを整理する。
授業 子ども学の重要性について学んだことを話し合い、子ども学個人研究集を作成する。
事後学習(復習) 子ども学個人集に掲載した相互の研究内容について考えをまとめておく。
第30週 事前学習(予習) 前期・後期に学んできたことを振り返り、学習成果をまとめる。
授業 後期学習を通して学んだことや自己成長についてのレポートを書く。
事後学習(復習) 前期・後期に学んできたことを振り返り、学習成果物やレポート等を整理する。
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考