科目名 | 発達心理学Ⅱ |
ナンバリング | PC_B1_09 |
担当者 | 長野 恵子 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 1年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
発達心理学Ⅰに引き続き、成人期、中年期、高齢期、超高齢期にわたる心理的な変化と発達課題について具体的なエピソードをまじえて概説する。子どもの健やかな成長を見守る役割を持つ親世代、祖父母世代がいかに歳を重ね、その途上で心理的危機をどのように迎えるかについて解説を行う。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
①成人期~高齢期の発達、加齢変化(認知機能、感情、社会性)を説明できる。 ②成人期~高齢期の心理的課題について理解し説明できる。 ③成人期~高齢期の人間関係・家族関係の特徴について理解し説明できる。 ④成人期~高齢期の人の心理的危機とその体験について関心を持つ。 ⑤成人期~高齢期の心理社会的課題に対して必要な支援について説明できる。 ⑥高齢期における認知症について理解し、説明ができる。 ⑦高齢期の死をめぐる問題について関心を持ち、自らを省み考えることができる。 |
学習方法 | 講義形式に加え、DVD視聴、新聞記事、配付プリント等を用いてグループ討議によるアクティブラーニングによる学習。 |
テキスト及び 参考書籍 |
テキスト:「発達と老いの心理学」藤田 文編著 サイエンス社 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 5 | 30 | 40 | 15 | 100 | |||||||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | ◎ | 60 | ||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ◎ | ○ | ◎ | 30 | |||||||||||||||||||||
授業態度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
受講者の発表 | |||||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ○ | 5 | |||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを熟読すること |
授業 | 生涯発達における成人期以降の発達(認知機能、感情、社会性の発達) | |
事後学習(復習) | 重要語句をまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書(「成人初期」の章)を読んでおく |
授業 | 成人初期 (仕事と働く意味)DVD視聴とグループ討議 | |
事後学習(復習) | レポート課題① DVD視聴した内容について、自分の考えを記述する | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書(「恋愛と結婚」に関する章)を読んでおく |
授業 | 成人初期 (恋愛と結婚) | |
事後学習(復習) | 重要語句をまとめる | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書(「子育て」に関する章)を読んでおく |
授業 | 成人初期 (親になることと子育て) | |
事後学習(復習) | 配付した新聞記事を読んでおく | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおく |
授業 | 中年期 (中年の危機とは)グループワークによる討議、発表 | |
事後学習(復習) | 配付資料を読み、整理する。 | |
第6週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおく |
授業 | 中年期 (配偶者との関係性の変化、子離れと親の介護)グループワークによる討議、発表 | |
事後学習(復習) | これまでに学んだ内容をノートに整理する | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書(「高齢期」に関する章)を読んでおく |
授業 | 高齢期 (加齢による心身の変化) | |
事後学習(復習) | 重要語句をまとめる | |
第8週 | 事前学習(予習) | 教科書(「高齢期の喪失」に関する章)を読んでおく |
授業 | 高齢期 (喪失と獲得、高齢者を取り巻く家族関係) | |
事後学習(復習) | 重要語句をまとめる。これまでに学習した内容をまとめ、小テスト①の準備をおこなう | |
第9週 | 事前学習(予習) | 認知症の種類と症状について調べノートにまとめる。小テスト①の準備学習をしておく |
授業 | 高齢期 (認知症をどう考えるか)認知症の基本的理解、小テスト①の実施 | |
事後学習(復習) | 小テスト①で勉強不足だった項目を取りあげ、ノートにまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 配付プリントを読んでおく |
授業 | 高齢期 (認知症をどう考えるか)DVD視聴による認知症高齢者とその家族の心理 | |
事後学習(復習) | レポート課題② DVDについて内容を整理し、レポート作成する | |
第11週 | 事前学習(予習) | 配付資料をよんでおく |
授業 | 高齢期 (認知症 当事者の心理)DVD視聴後、当事者理解に関するグループワーク | |
事後学習(復習) | DVDの内容をまとめなお、要点の理解を深める | |
第12週 | 事前学習(予習) | 教科書を読んでおく |
授業 | 高齢期と人生の回顧 (回想法、ライフレビューから見る人生の統合) | |
事後学習(復習) | グループワーク実施後の振り返りをまとめる | |
第13週 | 事前学習(予習) | 教科書(「生と死」に関する章)を読んでおく |
授業 | 生と死に向き合う | |
事後学習(復習) | これまでの授業ノートを整理する | |
第14週 | 事前学習(予習) | ホスピスケアについて調べておく |
授業 | 高齢者の死をめぐる心のケアとグループワーク | |
事後学習(復習) | 心のケアの在り方について振り返りまとめる | |
第15週 | 事前学習(予習) | 小テスト②のためにノート・資料を整理し、準備学習をしておく。 |
授業 | 小テスト②実施後、テスト内容の解説とこれまでのまとめ | |
事後学習(復習) |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | ※レポート課題は、授業内で視聴したDVDから学んだや感想に関するもの、もしくは授業中に出された課題についてA4サイズ1~2枚程度の分量で書く。 ※毎回授業の終わりに、授業メモとして重要点、感想、質問を提出する。質問に関しては次の回の授業でフィードバックする。 ※一週間の中で、次のとおり事前・事後学習の時間(自習時間)を確保すること。 講義1単位につき2時間、演習1単位につき1時間。 |