科目名 | 子どものストレスマネジメント論 |
ナンバリング | PC_B3_06 |
担当者 | 長野 恵子 |
開設学科 専攻・コース |
心理カウンセリング学科 |
分類 | 専門教育科目 専門基幹科目及び専門展開科目 |
関連する 資格・免許 |
高等学校教諭一種免許状(公民) |
開講キャンパス | 開講年次 | 開設期 | 単位数 | 必修・選択 |
佐賀 | 3年 | 後期 | 2単位 | 選択必修 |
授業の概要 及びねらい |
ストレス理論の基本的理解に基づき、子どもの心身の健康や行動面へストレスが及ぼす影響について解説する。さらにこころの健康を目指す予防教育としてのストレスマネジメントを実施できるように基本的な考え方と実践例を紹介し、ストレス対処法の一つとして身体的アプローチの実技演習を取り入れる。 |
実務経験に 関連する 授業内容 |
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授業の 到達目標 |
1.ストレスの概念と基本理論を理解できる。 2.子どもの発達から見たストレスの諸側面を理解できる。 3.健康教育としてのストレスマネジメントに関心を持つことができる。 4.ストレスマネジメントの基本的な考え方を理解できる 5.自分自身のストレスの状態に関心を持つことができる。 6.ストレス対処法を実際に実践できる |
学習方法 | 講義、DVD視聴、身体的アプローチに関する実習形式で実施するが、毎回、集団討議・発表等のアクティブラーニングによる学習方法を取り入れる。 |
テキスト及び 参考書籍 |
「動作とイメージによるストレスマネジメント教育 基礎編」山中寛・富永良喜編著 北大路書房 |
到達目標 | |||||||||||||||||||||||||
汎用的能力要素 | 専門的能力要素 | ||||||||||||||||||||||||
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
態度・ 志向性 |
知識・ 理解 |
技能・ 表現 |
行動・ 経験・ 創造的思考力 |
合計 | |||||||||||||||||
1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | 1) | 2) | 3) | ||
比率 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 20 | 10 | 10 | 5 | 5 | 100 | ||||||||||||||
評価基準・方法 | 評価 割合 % |
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定期試験 | |||||||||||||||||||||||||
小テスト等 | ◎ | 60 | |||||||||||||||||||||||
宿題・授業外レポート | ○ | ◎ | ◎ | ○ | 20 | ||||||||||||||||||||
授業態度 | ◎ | ○ | ○ | 10 | |||||||||||||||||||||
受講者の発表 | ○ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
授業の参加度 | ◎ | ○ | 5 | ||||||||||||||||||||||
その他 | |||||||||||||||||||||||||
合計 | 100 |
(表中の記号 ○評価する観点 ◎評価の際に重視する観点 %評価割合)
授業計画(学習内容・キーワードのスケジュール) | ||
第1週 | 事前学習(予習) | シラバスを読んでくる |
授業 | ストレス概念とストレス理論 | |
事後学習(復習) | 重要用語についてノートにまとめる | |
第2週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでくる |
授業 | ストレスと個人特性 | |
事後学習(復習) | 重要用語についてノートにまとめる | |
第3週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでくる |
授業 | ストレスと身体的、心理的健康との関係 | |
事後学習(復習) | 配布資料を読んでまとめておく | |
第4週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでくる |
授業 | 震災、事故など危機的ストレスとトラウマ反応 | |
事後学習(復習) | 配布資料を読んでまとめておく | |
第5週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでおく |
授業 | 子どもの発達から見たストレッサー、ストレス反応、対処法の特徴 | |
事後学習(復習) | 配布資料を読んでまとめておく | |
第6週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでくる |
授業 | ストレス対処法の種類 | |
事後学習(復習) | 配布資料を読んでまとめておく | |
第7週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでくる |
授業 | 健康教育としてのストレスマネジメント | |
事後学習(復習) | 配布資料を読んでまとめておく | |
第8週 | 事前学習(予習) | 漸進的弛緩法について調べておく |
授業 | ストレス対処法(1)呼吸法・漸進的弛緩法によるリラクセイション | |
事後学習(復習) | 感想をレポートにまとめる | |
第9週 | 事前学習(予習) | 自律訓練法について調べておく |
授業 | ストレス対処法(2)自律訓練法によるリラクセイション | |
事後学習(復習) | 感想をレポートにまとめる | |
第10週 | 事前学習(予習) | 動作法について調べておく |
授業 | ストレス対処法(3)動作法による一人で行うリラクセイション | |
事後学習(復習) | 感想をレポートにまとめる | |
第11週 | 事前学習(予習) | 動作法について調べてくる |
授業 | ストレス対処法(4)動作法によるペアリラクセイション | |
事後学習(復習) | 感想をレポートにまとめる | |
第12週 | 事前学習(予習) | アサーションについて調べてくる |
授業 | ストレス対処法(5)コミュニケーション法 | |
事後学習(復習) | 学校現場におけるストレスマネジメントの実践例に関するレポート課題 | |
第13週 | 事前学習(予習) | 配布資料に目を通しておく |
授業 | 学校現場におけるストレスマネジメントの実践例 | |
事後学習(復習) | 重要箇所をノートにまとめる | |
第14週 | 事前学習(予習) | 教科書の該当箇所を読んでくる |
授業 | 教師・保護者の抱えるストレス | |
事後学習(復習) | 配布資料を読んでおく | |
第15週 | 事前学習(予習) | これまでのノート・資料の整理 |
授業 | 小テストおよびその解説とまとめ | |
事後学習(復習) | 重要箇所に関するノートの整理 |
※事前・事後学習の時間は、講義科目は各90分、演習・実験・実習科目は各30分を原則とする。
※課題(試験やレポート等)に対するフィードバックを行います。
備考 | 授業の順番は場合によって変更することがあります。その際は前もってお知らせします。 第8回~11回までは実技指導をしますので、動きやすい運動用の服装をしてきてください。実技の時間は教室の変更がありますので、掲示に注意して下さい。 毎回、授業メモを提出してもらいます。授業における重要な点、質問を記載し、次の回に質問に関するフィードバックを行います。 |